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2013年11月21日 (木)

1番 vs 41番の真剣勝負

JFLでの1シーズン連続無敗記録は、前節・SC相模原戦でまさかの逆転負けを喫したことにより、記録は24試合で途絶えた長野パルセイロ。しかし、天皇杯で「J1首位」と戦う前に、記録によるプレッシャーを感じる必要性も無くなったし、決戦を前にしたチームにとっての「いい引き締め」となる敗戦でもあった。

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そして中2日で迎えた天皇杯4回戦、横浜Fマリノス戦だが、結果はすでにご存知の通り1-2で敗れ、惜しくもベスト8進出を逃す結果となった。

普段、長野パルセイロの試合を見ない、見たことがない人からすれば、昨日の試合は驚きというか、「JFLでもこんなサッカーをやれるんだ」というインパクトを与えたはず。そして最後まで諦めない姿勢を見せ、「あわや」というシーンを連発して見せたことにより、多くの人にパルセイロの可能性を見せたし、誰もが「惜しかった…」と思ってくれたはず。

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だが敢えて言おう。

惜しかった!、よく頑張った!は、正直この試合にはいらない。相手がJ1首位であろうとどこであろうと、勝つつもりで準備して来た美濃部監督や選手にとって、負けという結果では「悔しい」という気持ちしか残らないのだから。

このクラブはバドゥが指揮を取った時代から、常に高いレベルのサッカーをやろうと意欲的にチャレンジしてきた歴史がある。その思いは当然、前監督であり今はFC琉球で指揮を取っている薩川監督も同じであり、昨シーズンの時点で今の「強さ」の礎の半分以上は築かれていた。だが、クラブは「今以上の完成度」を求めて美濃部監督を招聘し、そしてその賭けが見事に成功し、今ではJFLのレベルを超越したクラブとなった。

そんな中で迎えた横浜Fマリノスとの「真剣勝負」。美濃部監督は直近の相模原戦では、出場停止となった西口、佐藤は別として、中盤の大橋、CBの川邊を温存するなど、この試合を大いに意識して来たのである。日頃から、選手たちに「今のレベルで満足するな、慢心するな。我々はここ(現状)で勝つためにやっているのではなく、Jに行っても堂々と戦えるチームになるためにやっているんだ」と、繰り返し言い聞かせて来た美濃部監督。

そしてこのクラブだが、すでに来季からのJ3入りは正式決定しているものの、実際にはプロ契約している選手よりもアマチュア契約の方が多いクラブなのだが、現場を預かる美濃部監督は、選手全員に対して契約の形がどうあれ「常にプロフェッショナルなサッカー選手であれ」という教えを説いて来た。

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ここで美濃部監督が言って来たのは「プロ選手になれ」ではなく、「プロフェッショナルな選手になりなさい」ということである。単純に「プロになる」ということは、クラブとプロ契約すればそれで終わりである。しかし美濃部監督は、サッカーに向き合う態度、謙虚に自分を見つめられる心、そしてピッチ外での行動を含めて選手に「プロフェッショナル」になりなさいと言い続けて来た。だからこそこのチームは、勝っても負けても毎試合反省点をチェックして、JFLというカテゴリーを超越するクラブを作り上げて来た。

そして迎えたこの試合だが、2回戦の名古屋グランパス戦とは全く違うシチュエーションがそこにあった。あの試合では、特に相手が長野を分析してくることもなく、リーグ戦の合間ということもあり、モチベーション、コンディションを維持するのが難しい時期でもあり、そんなことが重なって名古屋は敗れた。

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だが今回は違う。マリノスはしっかりと相手を研究してきた。そして中澤や中村こそスタメンには名前は無かったが、この試合のために調整してきたこともあり、コンディションは悪くはなかった。

現在、J1リーグで首位に立つ横浜Fマリノス。そしてJFL優勝の長野パルセイロ。単純に両者を比較すれば、日本で今「1番」にいるクラブと、J1リーグ18クラブ、J2リーグ22クラブの下に位置するJFLチャンピオンの長野は「41番目」という位置づけとなる。

そんな両者の対戦だからこそ、常識的に考えれば1番に対して真っ向勝負を挑むのは得策ではない。それに、天皇杯という大会はリーグ戦ではなく1発勝負のカップ戦であるのだから、それはなおさらのことである。しかし長野は、敢えて真っ向勝負を挑んだ。自分たちが積み重ねて来たサッカーで、堂々とJ1首位と渡り合いたいという気持ちがあった故にだ。

しかし現実は、理想通りにはならなかった。相手のプレッシャーの速さ、そして当たりの強さ、パススピード、全てがJFLとは段違いだった。JFLでは倒されればファールがもらえるが、このクラスのジャッジでは、そう易々ともらえる物ではない。そして選手たちは、ファーストアタックの部分で、やや気持ちの部分で負けてしまい、速い時間帯から押し込まれるシーンが続いてしまった。

今季のJFLでは負けた試合が3試合あったが、それを含めても主導権を握れない試合は無かった。いや、天皇杯の名古屋戦、北九州戦とて主導権を握れていたはず。しかしこの試合では、思うようにゲームをコントロール出来なかった。大橋、有永のボランチコンビは、危険なゾーンでボールロストしてしまうシーンもあった。そして最終ラインからの押し上げも、なかなか出来なかった。

そうなると、宇野沢のポジショニングがどうしても下がらざるを得なくなってくる。しかしそんな時にこそ、サイドからカウンターでチャンスが生まれるのだが、肝心のエースが中にいない…

普段なら出来るはずの落ち着いた連携が、なかなかできないもどかしさ。美濃部監督も会見ではこれと同じ感想を述べていた。相手がJ1首位なんだから、出来なくて当然だろう? と思う人もいるだろう。しかし、今季積み重ねて来た長野のサッカーとは、相手がどこであろうと落ち着いてやれば通用するはずだった。その証拠として、長野らしいパス回し、そしてサイドの西口、高野を経由した速い展開からチャンスを生み出すことは出来た。さらに延長後半に入って、マリノスサイドの足が止まってしまい、たて続けてチャンスを迎えたシーンなどは、長野の実力を見せた場面でもあった。しかしラストに迎えた岡田や宇野沢のチャンスに関しては、やはり決めないと…という後悔も残る。

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監督も選手も、誰一人「満足」などとは思ってはいない。逆に、勝てなくて悔しくて仕方がないというのが、試合後のホンネであった。そして事実として、この日のマリノスは決して「いい出来」とは言い切れなかった。本来であれば、90分間のうちで決着をつけられたはずのゲームであったが、決定力という部分で正確性を欠いたことが試合を長引かせた原因となったし、延長後半の電池切れは褒められたものではない。このように、勝てるチャンスがあったからこそ、後悔が残った長野パルセイロ。

しかしこの日の敗戦は、相模原戦で敗れたこととは大きく違う意味を持っている。

相模原との試合は、「なんとか一矢報いたい」という、同カテゴリーのライバルの意地が上回っただけであり、内容的には悪いことは無かった。だが、この日の敗戦は「上には上がいる」こと、そして今のレベルでは、目指す目標点で戦うには、まだまだ実力が足りないということを、身を以て知ることとなった大切なレッスンだったということ。

何が出来て、何ができなかったのか? そしてこのチームがさらに上を目指して行く中で、何が足りないのか? という点に関しては、すでに美濃部監督は分析を始めている。JFLを卒業し、来季からは「Jクラブ」の一員として、J3というリーグを戦う美濃部パルセイロ。この日の敗戦が、「更なる進化」への第一歩となり、今以上にプロフェッショナルなチームに成長して行くことを願いたいと思う。

そして来年こそ、天皇杯において「ベスト8」の壁を突破してもらいたい…

2013年9月 9日 (月)

着実に力を伸ばす長野と金沢

今年の天皇杯はすでに8月31日からスタートしているが、2回戦からついにJリーグ勢が登場し、各地でアマチュア vs Jリーグの戦いが繰り広げられ、やっと「天皇杯」の面白さが出るゲームが生まれてきた。

しかし、例年に比べてやや「順当」と呼べる結果が続く中で、JFLの2チームが輝きを見せた。ツエーゲン金沢とAC長野パルセイロである。どちらも、過去にジャイアントキリング(※ツエーゲンは地域リーグ時代にJFL勢に勝利)を達成しているチームであり、今大会の組み合わせが決まった時点で「もしかして」を感じさせていたこともあり、特に驚きもしなかった。いや、どちらもJ3に参入するためではなく、その先のJ2やJ1を見越したチーム作りをしっかりやってきているチーム。だからこそ、この天皇杯という大会は「積み重ね」がどこまで出来ているのか見定めるには最高の舞台でもあったのだ。

さて今年のツエーゲンだが、シーズン当初は決していいスタートではなかった。結果が出ず、クラブにイヤな雰囲気も流れた。しかし、森下監督も選手も自分たちのサッカーに信念を貫き、リーグ中盤に差し掛かった頃から安定した力を発揮するようになっていた。

そしてもう一つ、長野パルセイロだ。

2年連続JFLで準優勝。そして今季も首位・カマタマーレ讃岐と熾烈な首位争いを続けており、今年もリーグにおいて抜きん出た力を発揮し続けている。しかし、リーグが天皇杯予選に向けての中断期間に入る前は決してチームの流れは良くなかった。

美濃部監督はこの当時を、このように語ってくれている。

「近頃ね、チームの中で考え違いをしている選手が見受けられるんですよ… チームとしてはここ最近負けが無い。そんな状態だからなのか、練習中を含めて『これぐらいでやっていれば大丈夫でしょ?』と感じられるプレーをする選手がいました。

本当のプロ選手であれば、どんな状況でも常に自分を追い込んで、もっと高い位置を目指せるように努力し続けるはずです。でも、僕の目にはそう映らない選手がいました。今はそんな状態でも結果が出ているからいいかもしれない。しかし、そんな選手は悪いけどここまでだと思うし、上に行っても絶対にやれないと思います」

先日のHonda FC戦での終了後、「愚痴じみた内容ばっかりですいません」と語っていた美濃部監督。だが、現状における結果で満足していては、「その先」がないことを選手以上に知っているからこそ、選手、そしてチームに対して厳しいとも言える「目標設定」を施していた。

そんなパルセイロにとって、ついに自分たちが貯め込んだ力を存分にぶつけられる相手との対戦が巡ってきた。結果はご存知のとおり2-0での勝利。それも守ってカウンターではなく、相手と渡り合って上で勝利した事は、本当に自信に繋がっていくはずだ。

だが、この勝利を過信にしてしまっては意味は無い。

名古屋に勝ったらからと言って、次のカマタマーレ讃岐、そしてツエーゲン金沢戦で簡単に勝てるという保証はどこにもない。いや、Jリーグ勢と天皇杯であたる以上に、同じリーグのライバルたちとの戦いの方が難しなることは必定。しかし、しっかりとしたチームマネジメントを描き、それをここまで実行してきている美濃部パルセイロなら、この勝利をさらなる進化へとつなげられるはず。

昨日の勝利は紛れも無く「ジャイアントキリング」だった。しかし、常に高い理想を求める美濃部パルセイロであれば、2回戦以上のジャイキリも出来ないことはない。そしてこの勝利を、今季やや伸び悩んでいる観客動員数に結びついていくことを願いたいところでもある。

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そしてもう一つ、ツエーゲン、パルセイロと言えば「北信越」時代からのライバルだが、この2チームより一足先にJクラブの仲間入りを果たした松本山雅も3回戦進出を決めている。

Jリーグに加入してから岐阜、富山を含めた「北アルプスダービー」という新しいダービーマッチを行っているが山雅だが、昔から戦いを繰り広げてきた相手に対しては、やはり「思い入れ」は違うはず。だからこそ、再抽選となる3回戦以降に、この3チームが再び相見えるところを見てみたい気もする。

無駄に熱かった時代が、一日もはやく戻ってくることを願ってやまない…

2011年10月10日 (月)

第91回天皇杯2回戦、10/10分結果

先ほど、富山で行われていたカターレ富山 vs サガン鳥栖の試合が終了し、本日(10日)行われた天皇杯2回戦の対戦カードが全て終了。ということで、本日の試合結果一覧は下記のようになります。

2011/10/10(月)
【match26】 @長良川
FC岐阜 0-1 ギラヴァンツ北九州
得点者:6分池元

【match34】@富山
カターレ富山 3-3/PK4-2 サガン鳥栖
得点者:21分野田、30分新居、65分山瀬(鳥栖)、45+1分朝日、48分舩津、83分黒部(富山)

【match36】@西京極
京都サンガ 3-0 佐川印刷
得点者:前半38分中村、後半13分宮吉、後半27分久保

【match38】@大銀ド
大分トリニータ 1-0 徳島ヴォルティス
得点者:2分作田(大分)

【match39】 @熊谷陸
大宮アルディージャ 1-1/PK3-5 福岡大学
得点者:60分上田(大宮)、62分田中(福岡大)

【match44】@加古川
ヴィッセル神戸 8-0 三洋電機洲本
得点者:22・32・46分森岡、26分松岡、31・45分ポポ、58分朴、68分ボッティ(神戸)

【match48】@駒沢
東京ヴェルディ 7-1 V・ファーレン長崎
得点者:20分岩間(長崎)、22・57分マラニョン、38・73分阿部、55分土屋、69分菊岡、71分小林(東京V)

【match54】@とりスタ
ガイナーレ鳥取 3-0 ロアッソ熊本
得点者:8分ハメド、75分キム、86分吉野(鳥取)

【match56】@フクアリ
ジェフユナイテッド千葉 1-0 デッツォーラ島根
得点者:67分藤本(千葉)

というような結果になりまして、注目していた長崎、佐川印刷の試合は波乱どころか、Jクラブ側が意地と本気を見せつけて完勝。また神戸も格下を圧倒して3回戦に駒を進めたが、千葉は勝ったもののフラストレーションの溜まるような試合となってしまった。

そして2回戦2日目のハイライトは大宮 vs 福岡大戦であり、この試合を放送チョイスしていたNHK BSはGJ!!!!!!!としか言いようがないでしょう。大宮的に言えば、前半に訪れた2列目からの見事な縦パスに抜け出したシーンで先制点を奪えなかったことは痛かった。

そして後半も怒濤のラッシュを見せたものの、福岡大GKの藤嶋栄介が神セーブを連発。さらにDFの牟田、串田が体を張ったディフェンスを見せ、こちらもGK藤嶋同様、獅子奮迅の活躍を見せ勝利に貢献。PK戦では5人全員が決めた福岡大に対して、大宮は4人目の藤本がポストに当ててしまい失敗。これで福岡大は3回戦のJ2湘南戦へ駒を進めた。

ということで、水曜日に行われる8試合で3回戦進出チームが決まる今回の天皇杯だが、大会の目玉でもあるジャイアントキリングは今のところ松本山雅と福岡大の2チームだけだが、次の水曜日はどんな戦いが繰り広げられるだろうか?

意外にも、水曜日の楽しみなカードはガンバとSAGAWAの対戦のような気がする…

天皇杯2回戦、もろもろの話

今更ですが、8日に行われた天皇杯2回戦結果と、今日の対戦カードについて触れたいと思います。

2011年10月08日
【match27】@柏の葉公園総合競技場
柏レイソル 2-0 栃木ウーヴァFC
得点者:4分増嶋、59分レアンドロ(柏)

【match28】@山梨中銀スタジアム
ヴァンフォーレ甲府 2-1 町田ゼルビア
得点者:6分内山、36分パウリーニ(甲府)、51分鈴木(町田)

【match30】@栃木県グリーンスタジアム
栃木SC 2-1 ホンダロック
得点者:18分崔、70分河原(栃木)、60分前田(ロック)

【match32】@アルウィン
横浜FC 0-2 松本山雅FC
得点者:53分片山、55分船山(松本)

【match35】@NDソフトスタジアム山形
モンテディオ山形 2-0 ブラウブリッツ秋田
得点者:23分下村、38分長谷川

【match37】@等々力陸上競技場
川崎フロンターレ 2-1 アルテ高崎
得点者:61分小林、105分田坂(川崎)、69分土井(高崎)

【match40】@平塚競技場
湘南ベルマーレ 2-1 ファジアーノ岡山ネクスト
得点者:53分巻、77分坂本(湘南)、40分竹内(岡山)

【match42】@札幌厚別公園競技場
コンサドーレ札幌 2-3 水戸ホーリーホック
得点者:59分横野、85分榊(札幌)、58分小澤、88分フランク、118分小池(水戸)

【match43】@味の素スタジアム
FC東京 4-0 FC KAGOSHIMA
得点者:14・90分谷澤、30分森重、76分ルーカス(東京)

【match45】@広島スタジアム
サンフレッチェ広島 4-2 ツエーゲン金沢
得点者:2・86分佐藤、30分横竹、45+2分水本(広島)、15分山根、23分平林(金沢)

【match46】15:00 @ニンジニアスタジアム
愛媛FC 2-0 FC琉球
得点者:27分池田、71分内田(愛媛)

【match50】@正田醤油スタジアム群馬
ザスパ草津 0-1 ファジアーノ岡山
得点者:107分仙石(岡山)

【match51】@ユアテックスタジアム仙台
ベガルタ仙台 2-1 ソニー仙台
得点者:74分太田、114分武藤(ベガルタ)、79分谷池(ソニー)

【match52】@竹ヶ端運動公園陸上競技場
アビスパ福岡 3-0 高知大学
得点者:14分中町、31分松浦、64分高橋(福岡)

【match53】@アウトソーシングスタジアム日本平
清水エスパルス 2-0 FC岐阜SECOND
得点者:44分竹内、45+1分大前(清水)

という試合結果になっておりまして、以前のエントリーでも予想しづらいと書いた横浜FC vs 松本山雅の試合は、案の定と言っていいか微妙ですが、JFLの山雅が格上を撃破して3回戦進出を決めている。これで山雅は88回大会3回戦湘南戦(1-1PK5-4)、89回大会2回戦の浦和レッズ戦(2-0)に続き、3回目のジャイアントキリング達成であり、J1/J2/JFLというリーグ構成となった1999年以降の大会で、Honda FC、明治大学に続く3チーム目の「Jクラブ3チーム撃破」という勲章を得た。

また、ジャイアントキリング達成とまでは行かなかったものの、ホンダロック、アルテ高崎、ツエーゲン金沢、ソニー仙台と言ったJFL勢は、揃って大健闘を見せたと言えよう。それぞれの試合で先制されたものの、同点に追いつく粘りを見せ、アルテ、ソニーは延長戦までもつれ込み、あと一歩のところまでJ1勢を追い詰めた。また、金沢は3-2とリードされた後半、PKを獲得して同点に追いつく絶好のチャンスを得たのだが、久保のシュートはGK中林にストップされてしまい万事休す。ただ、敗れた金沢にとっても満足のいく試合になったようであり、さらには広島のサポーターにとっても、山根、久保といった「ゆかり」のある選手の勇姿を見られたことは結果・内容云々はともかく、良い思い出となったのではないだろうか?

さて、8日の試合はこの辺にして、本日行われるカードの話へ。
まずは今日の対戦一覧です。

2011/10/10(月)
13:00 @長良川
FC岐阜 vs ギラヴァンツ北九州

16:00 @富山
カターレ富山 vs サガン鳥栖

13:00 @西京極
京都サンガ vs 佐川印刷

13:00 @大銀ド
大分トリニータ vs 徳島ヴォルティス

13:00 @熊谷陸
大宮アルディージャ vs 福岡大学

13:00 @加古川
ヴィッセル神戸 vs 三洋電機洲本

13:00 @駒沢
東京ヴェルディ vs V・ファーレン長崎

13:00 @とりスタ
ガイナーレ鳥取 vs ロアッソ熊本

13:00 @フクアリ
ジェフユナイテッド千葉 vs デッツォーラ島根

今日の試合はこのようなカードが並んでいますが、注目はやはり駒沢で行われる東京ヴェルディ vs V・ファーレン長崎であろう。

優勝した84回大会以降はすべて初戦敗退が続いている東京V。リーグ戦の状況もあり、ここ数年はメンバーを代えて初戦に挑んでいたが、それが裏目となって敗戦が続いていたが、今年は「この先に続く連戦の大事な初戦」としてこの試合を位置づけており、川勝監督はベストメンバー起用を明言している。

それに対して長崎・佐野監督は先日の武蔵野戦で「ウチは昨年のマリノス戦のように、小細工は一切しないで挑んで行きますよ。一応、ヴェルディがどんなチームかスカウティングはしていますが、相手がどうのこうのではなく、ウチらしく攻めの姿勢を貫きます。今年も派手な撃ち合いをするつもりなので楽しみにしてください(笑)」と語ってくれている。

長崎の監督に就任して2年目だが、当初から3年でJリーグに上がれるチームを作り上げると断言している佐野達。まだ2年目とチーム作りの途中であるが、この東京ヴェルディ戦において、チーム作りがどこまで進んでいるのか? そして現時点でのチームでどこまでJ2勢に通用するのか見定める時となるだろう。

また、昨年は延長戦までもつれ込んだ京都サンガ vs 佐川印刷というカードも地味に興味深い。両者は本拠地が近いということもあり、たびたび練習試合が組まれていたり、京都サンガのマッチデーなどを佐川印刷が請け負っていたりと、地味に繋がりが深かったりする。

毎年、国体(京都府代表)では好成績を上げてきた佐川印刷だが、今年は2回戦(準々決勝)で広島県選抜チームに敗退してしまったこともあり、この天皇杯でなんとか「形」を残したいところだ。そして挑戦を受けて立つ京都だが、今季はJ2リーグで14位と不安定な戦いが続いており、今年もかなり僅差の戦いとなりそうだ。

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最後に1999年にJ1/J2/JFLの3部制になってから以降に行われた天皇杯でのジャイアントキリング達成の記録をまとめてみたので、とりあえずご覧ください。なお、この一覧にはJ2勢がJ1を下した試合に関しては記録に含めてはおりません。

基本的にJFL、大学勢がJ2/J1勢を倒した場合が「達成」とカウントしていますが、下位カテゴリーチームが上位カテゴリーに勝利した場合(例:地域リーグチームがJFL勢に勝利した場合や、第二種チームが社会人に勝利した場合)も含めておりますので、その点は何卒ご了承ください。

91回大会
●松本山雅(JFL)
2回戦:2-0 横浜FC(J2)

90回大会
●ソニー仙台(JFL)
2回戦:1-0 ベガルタ仙台(J1)
●町田(JFL)
2回戦:1-0 東京V(J2)
●富山新庄クラブ(富山県1部)
1回戦:2-0 サウルコス福井(北信越1部)

89回大会
●福岡大学(九州大学)
2回戦:3-2 水戸(J2)
●福島ユナイテッド(東北社会人)
2回戦:2-1 C大阪(J2)
●明治大学(関東大学)
2回戦:1-0 湘南(J2)
3回戦:3-0 山形(J1)
●鹿屋体育大学(九州大学)
2回戦:3-1 徳島(J2)
●ホンダロック(JFL)
2回戦:1-0 東京V(J2)
●松本山雅(北信越1部)
1回戦:1-0 FC刈谷(JFL)
2回戦:2-0 浦和レッズ(J1)
●佐賀東(第2種)
1回戦:3-2 アルテリーヴォ和歌山(和歌山県2部)

88回大会
●松本山雅(北信越1部)
3回戦:1-1PK5-4 湘南(J2)
●国士舘大学(関東大学)
3回戦:1-0 徳島(J2)
●大津高校(第2種)
1回戦:2-1 日本文理大学(九州大学)
●ツエーゲン金沢(北信越1部)
1回戦:4-3 SAGAWA SHIGA(JFL)

87回大会
●Honda FC(JFL)
3回戦:1-0 東京V(J2)
4回戦:3-2 柏(J1)
5回戦:2-0 名古屋(J1)
※県代表としては初のベスト8進出
●明治大学(関東大学)
3回戦:1-0 京都(J2)
●TDK SC(JFL)
3回戦:1-1PK10-9 札幌(J2)
●順天堂大学(関東大学)
3回戦:2-1 仙台(J2)
●ツエーゲン金沢(北信越1部)
1回戦:3-2 熊本(JFL)
2回戦:1-0 FC刈谷(JFL)

86回大会
●静岡FC(東海社会人)
2回戦:2-1 アルテ高崎(JFL)
3回戦:1-0 水戸(J2)
●YKK AP
3回戦:4-2 神戸(J2)
●栃木SC(JFL)
3回戦:1-0 東京V(J2)
●バンディオンセ神戸(関西社会人)
3回戦:1-0 横浜FC(J2)

85回大会
●アローズ北陸(JFL)
3回戦:2-1 湘南(J2)
●佐川急便東京SC(JFL)
3回戦:2-0 札幌(J2)

84回大会
●FCホリコシ(JFL)
4回戦:1-0/柏(J1)
●ザスパ草津(JFL)
4回戦:2-1 C大阪(J1)
5回戦:2-1 横浜Fマリノス(J1)
※JFL勢として初のJ1年間王者を撃破
●大分U-18(第2種)
1回戦:1-0 富士大学(東北大学リーグ)
2回戦:2-1 紀北蹴球団(関西社会人)

83回大会
●市立船橋高校(第2種)
1回戦:1-0 ザスパ草津(関東社会人2部)
2回戦:1-0 阪南大学(関西大学リーグ)
●国見高校(第2種)
1回戦:4-0 三洋電機徳島(四国社会人)

82回大会
●国見高校(第2種)
2回戦:2-1 国士舘大学(関東大学リーグ)

81回大会
●東海大学(関東大学)
1回戦:2-0 大宮(J2)
●奈良産業大学(関西大学)
2回戦:1-1PK4-3 湘南(J2)
●佐川急便SC(JFL)
3回戦:4-0 名古屋(J1)

80回大会
●ジヤトコ(JFL)
2回戦:2-1/山形(J2)
●関西学院大学(関西大学)
2回戦:2-1/仙台(J2)

79回大会
●ソニー仙台(JFL)
2回戦:0-0PK4-3 甲府(J2)
●ジュビロ磐田ユース(第2種)
1回戦:2-0 栃木SC(JFL)

なお、77回大会に東京ガスがベスト4まで進出しているが、当時はJリーグ/JFLという「2部構成」だったため、ここではその結果は省いております。

で、こうやって一覧にしてみると、「やらかしチーム」の傾向がはっきり出てきますねえ…(笑)

2011年10月 9日 (日)

柏、手堅い試合運びで3回戦へ

1回戦でこの日の相手の「弟分」を下して2回戦に駒を進めて来た栃木ウーヴァ。そして1回戦に引き続き、同じユニフォームの相手となったのだが、今度の相手は格下の高校生ではなく、格上のJ1。数人の元Jリーガーを擁しているとはいえ、現在のカテゴリーはJFL。果たして、格上の柏レイソルに対して、どのような対応を見せて挑んでくるか注目された。

[柏スタメン]
ーーー工藤ーー北嶋ーーー
ワグネルーーーレアンドロ
ーーー大谷ーー栗澤ーーー
橋本ー近藤ーー増嶋ー藏川
ーーーーー菅野ーーーーー

[ウーヴァスタメン]
ーーー石川ーー竹内ーーー
ー市川ーーーーーー高安ー
ーーー濱岡ーー上西ーーー
田村ー岡田ーー前田ーー林
ーーーーー原田ーーーーー

酒井を日本代表で欠き、パク・ドンヒョクは出場停止、さらには安英学も代表戦で不在。さらには相手は格下ということもあり、この日は大幅にメンバーを代えてくるかと思われたが、ネルシーニョ監督は「常にベストで試合に挑む」とコメントしていたが、その言葉に偽りはなく数名の入れ替えはあったものの、ベストに近い布陣を組んできた。そんな相手に対してウーヴァは、エースでチームの大黒柱でもある若林が出場停止。

柏の方は、出場停止となる選手がいても穴埋めは可能であるが、選手層が決して厚くはないウーヴァにとって若林の欠場は大きく響いてしまうのだが、若林の代役には当初は三輪が予想されたが、数少ないチャンスを活かすためにも、裏に抜ける能力が高い石川を起用して、一発のチャンスを活かすプランを敷いてきた。

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さて柏のキッオクフで始まった試合だが、ウーヴァとしてはいきなり出鼻をくじかれてしまう。立ち上がりは全体のラインをやや引き気味にして、しっかりとした守備で相手の動きに対応し、前半はなんとかスコアレスで終わらし、後半のワンチャンスを物にしたいというゲームプランを描いていたウーヴァ・横濱監督。だが、開始早々の1分にいきなり北嶋のポストプレーから工藤がファーストシュートを放ち、続く3分には最初のセットプレーのチャンスを迎える。CKのチャンスに上がっていた増嶋が相手のマークを簡単に振り切って、フリーで飛び込んでいきなり先制点を奪っていく。

柏にとっては、この早い時間帯に生まれた先制点により、ゲームを楽にする事が出来たのだが、ウーヴァにとってはいきなりのビハインドとなってしまい、焦りと相手の早いプレッシャーの前に自分たちがやろうとしたサッカーを完全に見失ってしまう。

この日から復帰したベテランの北嶋は安定したポストプレーでチャンスを何度も演出し、ゲームを組み立てるレアンドロは相手が格下ということもあり、まさに「別格」という動きを見せていく。

ウーヴァも必死のディフェンスで対抗しようとするのだが、レアンドロがボールを持つことで中盤に「タメ」が生まれ、次々とSBやボランチの栗澤、大谷が前に飛び出してくる。これに対して、ウーヴァ守備陣は彼らの動きを捕まえきれず、度々ピンチを招いてしまう。しかし、開始早々の失点以降は柏のシュートミスにも助けられてなんとか事なきを得る。また、この日、久々の出場となった藏川だが、何度かいい場面でボールを貰ったのだが、中に切れ込むチャンスがありながらも早いタイミングでのクロスを選択してしまい、チャンスを広げることが出来ない。

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このように、ほとんどの時間帯で柏がボールを支配し続け、圧倒的なポゼッションで優位にゲームを進めていたのだが、増嶋のゴール以降得点をなかなか奪えない。こうなると、ウーヴァにもルーズボールや相手ボールを奪う場面が生まれてくるのだが、全体のラインがかなり押し込まれてしまっているために、ボールをなかなか前に運べない。最終ラインでボールを奪っても、北嶋、工藤の速いプレスに遇い、DFはただクリアするだけとなってしまい、ボールを前線に繋げられない。

また、濱岡や上西にボールが入ったとしても、大谷、栗澤の速い潰しに遇い、まったくと言っていいほどチャンスを作れない。そんな劣勢の中で26分にやっとFKのチャンスを掴み、このボールに田村が頭で合わせてファーストシュートを放っていくがこれは枠の外。

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結局は前半3分(公式記録は4分)の得点以降、スコアの動かなかった前半戦。柏としてはリードを奪っているし、このまま得点を奪えなくともポゼッションで圧倒している限り負けることはまずないのだが、ネルシーニョ監督はあれだけチャンスがありながらも8本しかシュートを打てなかったチームに、もっと積極性を出せとハッパを掛け、さらに久々に起用した藏川の動きに不満を持ち、なんとそのポジションに茨田を起用して、より攻撃的に行く姿勢を見せていく。

それに対してウーヴァは、予想以上に速い柏の攻撃とプレスに手を焼き、まさに手も足も出せない状態であった。最初の失点シーンを除いて守備面では健闘とまでは言えないが、必死に守って追加点を与えなかったことは評価していいが、あまりにもレアンドロを自由にさせてしまっているところに注意を与え、もっとボールを奪ったらサイドに散らしていこうということを指示して後半のピッチに送り出す。

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さて後半だが、前半よりもウーヴァの出足が良くなり、一方的な試合とまでは言えないレベルにまで押し返していく。2分には石川が監督の狙い通りの裏を狙う動きを見せ、10分には竹内が積極的な姿勢を見せて持ち込んで果敢にゴールを狙っていく。だが、ウーヴァが前に行こうとする姿勢を見せれば、その反面でスペースも生まれてくるのだが、その小さな穴をJFLでは見逃してくれても、J1クラスではその穴や隙を見逃してはくれなかった…

13分、栗澤から前線に長いボールが入り、これがレアンドロに渡る。するとDFが寄せてくる前に素速くシュート! これが決まって貴重な追加点が柏にもたらされる。

もうこれで完全に勝負ありだった。

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その後、20分にレアンドロがお役御免となると、柏のパフォーマンスが落ちてウーヴァもそれまで以上にボールが持てる時間帯が増え、濱岡、高安と言った選手が柏ゴール前まで迫るシーンが生まれるが、そこは増嶋、近藤がしっかり対応してシュートを打たせない。結局、ウーヴァは1試合を通じて5本のシュートしか打てなかったが、ほとんどが枠外シュートでありノーチャンスで試合を終えてしまった。

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守備面では健闘できたウーヴァだが、攻撃面では何一つ通用しなかった。確かに、エース若林は不在であったが、この日のゲームはほぼFWにすんなりボールが入る場面が乏しく、若林がいたら大きく展開が変わっていたのか? と言われればそれは違う気もするのだ。

やはりこの日の両者には、確実の大きすぎるレベル差が存在していた。レアンドロの卓越した個人技はもちろん、全体のラインがコンパクトに整備され、鋭いプレスによりウーヴァはまったくと言っていいほど自由にボールをコントロールすることが出来なかった。

試合前に考えたゲームプランは結局のところ、ほとんど遂行出来ず終いであり、やりたいことはほぼ出来なかった。それぐらい、JFLとJ1上位には差があるということを、イヤという程見せつけられたウーヴァ。横濱監督も竹内も試合後、「今日は全然でしたね…」と語ったが、ここで「なぜ通用しなかったのか?」、そして「「強いチームはなぜ強いのか?」をしっかりと刻み込めればこの完敗も将来の肥やしとなっていくはずなのだが、まずは次のHonda FC戦でその「教訓」が発揮されるか注目したいところだ。

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さて、最後に柏レイソルについてなのだが、危なげない完勝であったことは否定しないのだが、一発勝負のカップ戦の初戦ということもあり、チーム全体に「らしさ」をだすよりも「手堅く勝とう」という意識の方が強く、ゲームを通して満足する内容ではなかったと言える。

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そんな中で、北嶋の復帰があったり、茨田のSB起用という普段ではほとんど見られない起用があったりと、それなりに収穫があったこともまた事実。リーグ戦の方では、勝ち点差1で2位につけているということもあり、J1優勝も視界に入っている柏にとっては、どんな試合や大会、そしてどんな相手でも「負けないこと、そして勝ち続けること」がチームにとって最大のビジョンとなるのだが、この日はそれが達成された時点で、まずはOKといったところであった。

これまで、Jリーグの歴史の中でJ1リーグ連覇という記録はすでに達成されているが、いまだに年をまたいでJ2優勝→J1優勝を達成したチームは無い(※J1昇格後、即優勝という意味)。そんな記録に挑戦する今の柏だが、ネルシーニョ監督の会見での言葉を聞く限り、その記録達成も決して夢ではない気もしてきたと言えよう。

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第91回天皇杯・全日本サッカー選手権
2回戦 @柏の葉競技場
柏レイソル 2-0 栃木ウーヴァFC
[得点者]
4分増嶋、30分レアンドロ(柏)
[警告]
75分近藤(柏)

[ゲームスタッツ]
シュート数:柏17、栃木5
ゴールキック:柏13、栃木14
コーナーキック:柏9、栃木5
直接FK:柏11、栃木7
オフサイド:柏1、栃木6
PK:柏0、栃木0

2011年10月 8日 (土)

本日は天皇杯2回戦開催

今日から水曜日まで期間で天皇杯2回戦が行われますが、ナビスコカップの勝ち上がり状況もあり、一部のカードで日程が12日(水)19時開催に変更されているので、今更ですが対戦カードと日程を掲載しておきます。

2011/10/08(土)
13:00 @柏の葉
柏レイソル vs 栃木ウーヴァFC

15:00 @中銀スタ
ヴァンフォーレ甲府 vs 町田ゼルビア

13:00 @栃木グ
栃木SC vs ホンダロック

14:00 @松本球
横浜FC vs 松本山雅

13:00 @NDスタ
モンテディオ山形 vs ブラウブリッツ秋田

15:00 @等々力
川崎フロンターレ vs アルテ高崎

13:00 @平塚
湘南ベルマーレ vs ファジアーノ岡山ネクスト

13:00 @札幌厚別
コンサドーレ札幌 vs 水戸ホーリーホック

13:00 @味スタ
FC東京 vs FC KAGOSHIMA

15:00 @広島ス
サンフレッチェ広島 vs ツエーゲン金沢

15:00 @ニンスタ
愛媛FC vs FC琉球

13:00 @正田スタ
ザスパ草津 vs ファジアーノ岡山

15:00 @ユアスタ
ベガルタ仙台 vs ソニー仙台

15:00 @福山
アビスパ福岡 vs 高知大学

13:00 @アウスタ
清水エスパルス vs FC岐阜SECOND

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2011/10/10(月)
13:00 @長良川
FC岐阜 vs ギラヴァンツ北九州

16:00 @富山
カターレ富山 vs サガン鳥栖

13:00 @西京極
京都サンガ vs 佐川印刷

13:00 @大銀ド
大分トリニータ vs 徳島ヴォルティス

13:00 @熊谷陸
大宮アルディージャ vs 福岡大学

13:00 @加古川
ヴィッセル神戸 vs 三洋電機洲本

13:00 @駒沢
東京ヴェルディ vs V・ファーレン長崎

13:00 @とりスタ
ガイナーレ鳥取 vs ロアッソ熊本

13:00 @フクアリ
ジェフユナイテッド千葉 vs デッツォーラ島根

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2011/10/12(水)
19:00 @瑞穂陸
名古屋グランパス vs FC鈴鹿ランポーレ

19:00 @ニッパ球
横浜F・マリノス vs カマタマーレ讃岐

19:00 @東北電ス
アルビレックス新潟 vs 富山新庄クラブ

19:00 @カシマ
鹿島アントラーズ vs 筑波大学

19:00 @万博
ガンバ大阪 vs SAGAWA SHIGA FC

19:00 @埼スタ
浦和レッズ vs 宮崎産業経営大学

19:00 @金鳥スタ
セレッソ大阪 vs 北海道教育大学岩見沢校

19:00 @ヤマハ
ジュビロ磐田 vs 福島ユナイテッドFC

ということで、今日行われる2回戦では味スタで行われるFC東京戦(LIVE)、アルウィンで行われる横浜FC vs 松本山雅(録画)がそれぞれテレビ中継されますが、それ以外にも注目カードが揃っておりまして、なかなか興味深いところ。

先日のパルセイロ戦で調子の良さを見せた久保は久々に「古巣」に凱旋。チーム力としては大きな差がある両者だが、金沢が先制点を奪えればおもしろい試合になるだろう。

そして来週から始まる全社、そして来年の岐阜国体のために強化を進めているFC岐阜SECONDはJ1清水と対戦。J1クラブに対して、SECONDは東海1部と力の差は歴然だが、そんな中でも自分たちでも通用する「何か」を見つけてほしいところ。勝負としては非常に厳しいものになるだろうが、強い相手と戦うことで、この先に続く大会への肥やしとしてほしい。

また、ここ最近、Jクラブのセカンドチームが解散や規模縮小、大会出場辞退が続く中で、積極的な活動を続けているファジアーノ岡山ネクストが平塚でJ2湘南と対戦。今日は同時間に「兄貴分」であるトップチームがザスパ草津と正田醤油スタジアムで対戦するが、弟分であるネクストチームの活躍にも声援を送って欲しいところ。

世間の不況の波はサッカー界にも及んでおり、広告収入、スポンサー契約ではどのチームも必死の活動をしなければ満足な運営資金を調達出来なくなっており、さらには観客動員の減少が入場料収入の減少に繋がり、経営が厳しくなっているチームも少なくない。そして母体チームとの移籍に関しても自由が効かなくなったこともあり、セカンドチームを持つことは徐々に難しくなっている流れがある中で、しっかりセカンドチームを動かしている岡山。

彼らの「存在意義」、そして自分たちの力を発揮する絶好の機会が訪れたのであるが、湘南を相手にどこまでやれるかは2回戦の中で一番気になるところでもある。ここで存在感を発揮して、来年はトップで活躍… なんて選手が出ることを期待したい。

そしてもう一つ、昨年の天皇杯で最大のジャイアントキリングと言われたカードが今年も実現。J1のベガルタに、今年もJFLのソニーが挑む「仙台ダービー」だ。

しかし、今年の対戦はソニー仙台にとってかなり厳しい戦いになるかもしれない。ともに被災地(県)を本拠地とするチームだが、ソニー仙台の本拠地のある多賀城市は支社ビルまで被災してしまったこともあり、チームが再び始動するまで長い期間を費やした。そのため、リーグには後期からのみの参加となり、いまだに「本調子」とは言えないもどかしい戦いが続いている。

それに対してベガルタは、被災地に元気を送りたい! という気持ちのもと、今季はリーグ戦で常に上位をキープしており、現在も5位。

チーム力ではベガルタの方が上回っていることは否めない。しかし、両者は前身である東北電力サッカー部時代から続くライバルである。そんなライバルとの対戦は、前評判では考えられない力が生まれたり、結果が生まれたりするものであるのだ。そしてベガルタだが、梁勇基と曹秉局が代表(北朝鮮)戦のため不在であり、ソニー仙台としてもツケ込む隙は必ずあるはず。

JFLのリーグ戦では残念ながら降格の危機に晒されてしまっているソニー仙台だが、ライバルとの一戦が目を覚ますきっかけとなってくれることを願いたい。

2011年9月 5日 (月)

「怖くない」という言葉の意味 【第91回天皇杯・1回戦】

現在、JFLで16位のアルテ高崎。そして、JFL昇格を目指して関東リーグで首位を走るY.S.C.C.(神奈川)が天皇杯1回戦で激突。この対戦だが、もしかすれば昨年のJFL入替戦で実現していたかも知れない試合でもあり、さらにはアルテの現在の順位を考えれば、今年の年末に対戦(入替戦で)する可能性がゼロではないこともあり、密かに天皇杯1回戦の中で注目を集めるカードでもあった。

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[アルテスタメン]
ーーー松尾ーー伊藤ーーー
益子ー山藤ーー小島ー石沢
田中ー山田ーー増田ー布施
ーーーーー岩舘ーーーーー

[Y.S.C.C.スタメン]
ーーーーー辻ーーーーーー
吉野ーーー吉田ーーー須原
ーーー平間ーー小澤ーーー
後藤ー服部ーー白井ー渡邉
ーーーーー小林ーーーーー
(※吉田がやや前に出て4-4-1-1になる場合も)

先週と同じメンバーできたアルテに対し、Y.S.C.C.(以下YS)もベストの状態で挑んできたこの試合。両者とも、蹴ってくるサッカーではなく、繋いでゲームを組み立てていくことをモットーとしているのだが、それについては先週のU-23戦も同様であり、この試合でもカテゴリーが下(関東リーグ1部)となるYSがJFLのアルテに対して、どこまで「自分たちのサッカーをやれるか」がゲームのポイントだった。

さて、今週は台風の影響もあり、ピッチはやや水を含んだ状況であり、さらには、試合中にいつ激しい雨となるかわからない天候でもあった。そんなことも考慮して、YSの鈴木陽平監督(天皇杯では登録上、選手兼監督は認められていないため、この日はコーチの松久氏が監督扱い)は試合前、「天候によって自分たちの判断でサッカーを変えていこう」と選手に指示してピッチに送り出したが、その意図とは違う意味で「らしくないサッカー」を展開してしまう。

YSのキックオフで始まった試合は、いきなり、昨年までアルテでプレーした吉田明生が持ち込んで左サイド奥へ進入。いい形でチャンスを作ったが、ここはアルテキャプテン・増田がしっかり対応してクリア。そしてこのクリアボールを繋いだアルテは一気にYSゴール前までボールを運び、PA近くで松尾が倒されFKのチャンスを得る。ここでCBの山田が頭で合わせ、群馬県予選決勝同様、に早い時間帯にアルテが早々と先制点を挙げ、ゲームの流れを一気に自分たちの方に引き寄せていく。

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この日も幸先良く先制点を奪ったことで、楽にゲームを進めることができたアルテは、4分に先週2ゴールを挙げて勝利の立役者となった伊藤がシュートを放ち、6分にはFKのチャンスを掴むとクイックリスタートから松尾が右に展開。右サイドを駆け上がった布施がシュートを放つなどYSを圧倒。守備面でも、全体のラインをコンパクトに保ち、前線、中盤が連動したプレスを見せ、YSの持ち味である「繋ぐサッカー」を完全に消し去ることに成功し、しばらくの間は「仕方なしに縦に蹴るだけ」という流れだけに封じ込める。

だが、前半15分を迎えようとした頃から、激しい雨に見舞われ、それと同時に徐々にアルテの素速い動きだしも失速していく。アルテ・後藤監督は試合後「今週は台風の影響で、グラウンドで練習できる機会がほとんどなく、コンディション作りで苦労しましたが、それが影響して運動量が上がらなかった結果に結びついてしまいました」とコメントしてくれたが、ここからアルテにとって苦しい時間帯を迎えることに。

18分には、YSのキーマンでもある辻がドリブル突破からチャンス掴みCKを獲得。そしてこのセットプレーの場面では吉田がシュートを放ち、23分には左SBの後藤が果敢な攻撃参加を見せチャンスを広げ、続く24分にはまたも後藤のクロスからチャンスが生まれ、アルテDF山田のオウンゴールを誘発するが、ここは辻が飛び出していたという判定でオフサイドとなりノーゴール。

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アルテの運動量が下がったこと、そして相手のスピードにも慣れが出て来たことで、YSらしい「繋いでサイド展開」が顔を出し始め、チャンスを作れるようになっていく。しかし、アルテベンチも黙ってやられ続けている訳ではない。後藤監督が松尾とピッチサイドでシステム変更を確認しあい、4-4-2から4-4-1-1に変更して相手の動きに対応していく。

YSの吉田の動き、そして左SB後藤の動きに手を焼いていたアルテだが、松尾のポジションを1.5列目に下げることで、確実に相手を捉えられるようになると、ゲームは再び拮抗した展開に戻りだしていく。そんな一進一退のゲーム展開の中で30分、アルテ左SBの田中が攻撃参加で切れ込み、中へクロス。

試合後、ゴールを決めた伊藤は「田中のクロスはマイナス気味に入ってくるから、今のポジションなら絶対にボールが入ってくると確信していました」と語ってくれたが、そのとおりに入ってきたボールに対し、伊藤は迷うことなくボレー一閃。これが決まってアルテがリードを2点に広げる。

早い時間で先制点を奪い、その後はやや悪い流れになりながらも前半途中で2点目を奪い、まるで先週の試合のリプレーのようなゲーム展開を見せるアルテ。普段のJFLでは決定力不足と言われるが、これが格下となれば、キッチリ決めてくるところは「さすがJFL」と言えよう。

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また、2点のリードを奪ったことで、運動量は相変わらず上がっては来ないものの、落ち着きを取り戻したアルテは、相手の攻撃を受けながらも、中には行かせないディフェンスでしっかり対応していく。松尾は試合中にメンバーに向かって「大丈夫、落ち着いてやれば怖くない」と声を出していたが、これこそ、アルテとYS、そしてJFLと地域リーグの違いだったのかも知れない…

確かにこの日のアルテはコンディション調整が上手く行かなかったこともあり、動きは先週に比べて良くなかった。しかし、良くないなら良くないなりに、相手の攻撃をしっかり見切って対応。また、「怖くない」と言った部分に関してはサイドからのクロスの精度であり、パスのスピードなどについて指していたのだが、パスを繋いでサイドまで展開するという流れまではいいのだが、その先のゴール前に入って来るボールはことごとく精度を欠く、またはその前で読み切られてしまう場面が続出。

これがJFL同士の戦いであれば、サイドを破られた時点で失点も覚悟しなければいけないが、この日の相手、いやこのカテゴリーには「その怖さ」が無かったのである。

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結局、前半2-0のまま折り返して勝負は後半戦に突入したのだが、アルテは前半のメンバーから変更は無かったが、YSは吉野に代えて松田を投入し、4-4-2の形に変えて勝負に出た。アルテはハーフタイムで守備の修正を促したのだが、メンバーを代えてきたYSの攻撃に後手を踏んでしまい、後半は立ち上がりから、またも苦しい時間帯を迎えてしまう。

前半以上に中盤の平間にボールが集まりだし、左右への展開、揺さぶりがさらに増え始め、YSらしいサッカーがピッチ上で躍動。しかしだ、前半同様、中央で守備を固めるアルテ守備陣をどうしても崩しきれない。これについてYS・鈴木監督は試合後、このように語っている。

「アルテさんの上手い守りにはめられてしまいましたね…パスは回せましたが、シュートらしいシュートを打たせてもらえませんでした(※後半はポゼッションで相手を圧倒するも、シュートはわずかに1本だけ)。私たちは、パス回しをするためにサッカーをやっている訳ではありません。

いかにゴールに近づき、そしてどうやって得点を奪うかを考えた末に、パスサッカーをしているのですが、もっとゴールへのクオリティ、アジリティを上げていかなければいけないことを痛感させられました。今日はアルテさんという、JFLのチーム(格上)に対して、自分たちのサッカーが通用しなかったし、あえてボールを持たされたという感じでしたね」

後半16分に、吉田がワンツーでゴール前に迫ったが、それ以降はしっかり守るアルテのディフェンス網を突破する事は出来ず、ボールを奪われて鋭いカウンターから、何度も「あわや追加点…」という場面を招いてしまうYS。しかし、ベンチに退いた松尾が「決まらねえよ…」とため息まじりでこぼしたように、バーに嫌われ、さらにはGKの好守もあり、どうしても試合を決定づける3点目が入らない。

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そして後半37分、右サイドを駆け上がった益子がGKをかわしてシュートを放ち、今度こそ決まったかと思ったが、DFがゴールに戻って間一髪でクリア。まあ、決定機で追加点が奪えないのもアルテらしいところか…

試合は結局、終始落ち着いた守備を見せたアルテが2試合連続で無失点に抑え、2回戦の川崎フロンターレ戦(10/8 15:00 等々力)に駒を進めた。

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後藤監督は試合後、「勝ったのは良かったけど、あんまり内容は良くなかったね」と、率直な感想を述べたが、この天皇杯予選&1回戦において、例え格下とはいえ、しっかり2試合とも無失点で抑えたこと、そしてこれまでゴールを挙げてはいなかった選手(伊藤、竹越)がゴールを挙げ、チームの調子が上向きになったことに対して喜びの声を上げた。

確かに、これまでのアルテは「内容は悪くはないが、結果が出ない」という状態が続いていたが、この2試合で先制点を奪い、流れを引き寄せて楽な試合展開にしたことは評価していいし、選手にとっても「いいきっかけ」となったはず。また、勝てないことで空回りしていたチームだが、先週勝ったことで自信が生まれ、1回戦でも流れが悪くなる場面もあったが、そこをしっかり耐えて抑えきることが出来たことこそ、一皮むけることが出来た証であろう。

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確かに、この2試合の戦い方は、サイドに展開して崩すというアルテ本来のサッカーとはやや違っていた。一発勝負は勝ってナンボという考え方から、勝ちにこだわろうと後藤監督は選手に言い聞かせてきたが、勝ったことにより自信が生まれ、この日も最後まで慌てることなく対応。あとは、週末から再開するリーグ戦(ブラウブリッツ秋田戦)に、この流れを持続させたいところだが、会場はすでに2年以上勝ってはいない、ホームの浜川。

アルテにとって、今度こそ不名誉な記録を断ち切りたいところだが、果たして「記録ストップ」となるだろうか? 正直、天皇杯2回戦でフロンターレと戦うこと以上に、そちらの方がアルテにとって非常に重要な気がしてならない。

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さて、ある意味で「完敗」を喫してしまったYS。これについて、「ボールを回せていたし、いいサッカーが出来ていた」と評価する人も少なくはないと思う。しかし、YSには「JFL昇格」という目標があり、2年連続してそれが目の前に迫りながらも、あと一歩というところで涙を呑んできた(2年連続地域リーグ決勝大会・決勝リーグにて4位)残念な結果が残されている。だからこそ、チームには「今年こそ」という思いは強いし、三宅前監督からバトンを受けたDFリーダーの鈴木陽平が選手兼任監督となってから、昨年以上のチームに生まれ変わろうと準備を続け、あと1勝すれば今年も関東リーグ優勝というところまで来ている。

そんなこともあり、JFL昇格を占うため、そして選手の実力、チームの力がどの辺にあるのかを知るために、このアルテ戦は非常に重要な試合でもあった。

予想どおり、YSの繋いで展開するサッカーはアルテを相手にしても繰り広げることは出来た。しかし、繰り広げるだけで、その先の「脅威」にまではならなかった。これは、昨年もその前も同じだったのだが、地域レベルとしては、最高傑作と呼べるほどチーム戦術が徹底され、美しいサッカーを繰り広げ続けてきた。だが、楽しく美しくは「強い」の同義語ではないのだ。

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松尾に「怖くない」と言われたこと、そして鈴木監督も「通用しなかった」と言った部分を、どのように改善していくかが、YSのJFL昇格に大きく関わってくるだろう。昨年、地域決勝で戦ったパルセイロも、かつては楽しく美しいサッカーで昇格を目指したが、挫折を繰り返し続けた結果、鈴木政一という「勝つサッカー、そして負けないサッカー」を知る智将を招いたことでチームは変貌を遂げ、現在はJFLの首位争いに加わるチームになっている。

YSにだって、そこまで行ける能力はあるはず。チームコンセプトにこだわり続けることも悪くはないが、「負けないこと」を身につけることは、これから先の戦いにおいて、チームに絶対プラスとなっていくはずだが、リアリスト路線、そして試合巧者ぶりを残された期間でどこまで身につけられるだろうか? いろいろな意味で、この日のアルテ戦は「Y.S.C.C.の実力」を知らしめる内容となったが、この日の結果を、なんとか今後の戦いに活かして欲しいもの。

この日の会場には、元チームメートであり、現在はパルセイロでプレーする寺田洋介の姿もあったが、彼だって、Y.S.C.C.が上がってくることを待ち望んでいるのだから…

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第91回天皇杯・全日本サッカー選手権
1回戦 @群馬サッカー場
アルテ高崎 2-0 Y.S.C.C.
[得点者]
3分山田、30分伊藤
[警告]
41分小島(高崎)

[ゲームスタッツ]
シュート数:高崎13、YS7
ゴールキック:高崎12、YS9
コーナーキック:高崎3、YS11
直接FK:高崎12、YS11
オフサイド:高崎2、YS4
PK:高崎0、YS0

2011年9月 4日 (日)

天皇杯、9/4開催分1回戦結果

昨日に引き続き、本日も各地で天皇杯1回戦(全13試合)が行われましたので、取り急ぎ結果のみ掲載しておきます。なお、敷島(群馬サッカー場)で行われました、アルテ高崎 vs Y.S.C.C.の試合に行ってきましたので、後ほど、この試合に関しては詳細レポートを掲載します。

あと、どうしても付け加えたいこととしては、昨年の1、2回戦パンフは「いったいなんなんだ?」と苦情の声がいくつも出たほど、ページ数同様、内容も「薄っぺら」なものでしたが、今年の1回戦〜3回戦パンフはクオリティが復活。是非とも、地元のチームが勝ち残っている方で、まだ購入していない方は2回戦以降で会場にて購入してみてください。

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Match01 @鈴鹿
FC鈴鹿ランポーレ 1-0 中京大学●
88分村田(鈴鹿)

Match05 @富山
富山新庄クラブ 1-0 JAPANサッカーカレッジ●
75分石黒(富山)

Match07 @ひたちなか
筑波大学 2-1 平成国際大学●
6分赤﨑、81分上村(筑波大)
25分小野(平国大)

Match08 @秋田陸上
ブラウブリッツ秋田 13-0 山形大学医学部●
13分三好、26・41・56・73・75分松田、30・53分今井、45+2・61分比嘉、73分川田、80分小澤、90+3分千野(秋田)

Match09 @桃源郷
●アルテリーヴォ和歌山 0-5 佐川印刷
40・43分桜井、47分大槻、68分平井、77分中筋(印刷)

Match10 @群馬サ
アルテ高崎 2-0 Y.S.C.C.●
3分山田、30分伊藤

Match12 @カンスタ
ファジアーノ岡山ネクスト 2-2(PK5-3) レノファ山口●
45+2分岡﨑、106分小寺(岡山)
89分中山、103分中村(山口)

Match13 @高槻萩谷
●阪南大学 0-2 SAGAWA SHIGA FC
36分髙橋、40分OG

Match15 @奈良橿原
●奈良クラブ 1-3 三洋電機洲本
8分稲垣、83分太田、90+3分井上(洲本)
89分橋垣戸(奈良)

Match16 @福山
●広島経済大学 0-5 ツエーゲン金沢
28・32・90+3分平林、53分斉藤、90+1分本田

Match18 @沖縄市陸
●海邦銀行SC 0-1 V・ファーレン長崎
51分岡村(長崎)

Match20 @盛岡南
●グルージャ盛岡  0-2 ソニー仙台
47分麻生、82分森原(ソニー)

Match22 @長良川メドゥ
FC岐阜SECOND 2-1 静岡産業大学●
32分細野、74分遠藤(岐阜)
6分片山(静産大)

あと、残りの1回戦2試合につきましては、7日、14日にそれぞれ1試合づつ行われ、これで2回戦のカードが全部出揃うこととなります。

さて、本日の結果からだけの話になりますが、東海大学サッカーリーグで首位を走り、今年も何人かのJリーガーを輩出しそうな中京大学の敗退、そして北信越の2部vs1部の対決となった富山新庄 vs JSCの試合で2部の富山が勝利したことは、「番狂わせ」と言ってもいいだろう。

そして、中国リーグの上位チーム同士の対戦となったファジアーノ岡山ネクスト vs レノファ山口は、延長戦でも互いに譲らず、最後はPK決着という熱戦となり、今シーズンまだ公式戦にて勝利のないソニー仙台は、天皇杯とはいえ今季初白星をマーク。この勝利で、残りのリーグ戦にも弾みをつけたいところ。

最後に、3大会連続で初戦の壁を破れなかったFC岐阜SECONDだが、先制されながらも粘りを見せて終盤に逆転弾を決め、4回目の天皇杯で初戦の壁を突破。J1清水への挑戦権を見事に勝ち取った。

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ということで、順延となっている2試合をのぞき、それ以外の2回戦対戦カードは下記のようになりました。

●10月8日開催分
[27]:柏レイソル vs 栃木ウーヴァ 13:00 柏の葉
[28]:ヴァンフォーレ甲府 vs 町田ゼルビア 15:00 山梨中銀スタ
[29]:横浜Fマリノス vs [04]の勝者 13:00 ニッパツ球(※1)
[30]:栃木SC vs ホンダロック 13:00 グリスタ
[31]:アルビレックス新潟 vs 富山新庄クラブ 13:00 東北電力スタ
[32]:横浜FC vs 松本山雅FC 14:00 アルウィン
[35]:モンテディオ山形 vs ブラウブリッツ秋田 13:00 NDスタ
[37]:川崎フロンターレ vs アルテ高崎 15:00 等々力
[42]:コンサドーレ札幌 vs 水戸ホーリーホック 13:00 札幌厚別
[43]:FC東京 vs FC KAGOSHIMA 13:00 味スタ
[45]:サンフレッチェ広島 vs ツエーゲン金沢 15:00 広スタ
[46]:愛媛FC vs FC琉球 15:00 ニンスタ
[50]:ザスパ草津 vs ファジアーノ岡山 13:00 正田スタ
[51]:ベガルタ仙台 vs ソニー仙台 15:00 ユアスタ
[52]:アビスパ福岡 vs [21]の勝者 13:00 ニッパツ球(※2)
[53]:清水エスパルス vs FC岐阜SECOND 13:00 アウスタ
[55]:ジュビロ磐田 vs 福島ユナイテッド 13:00 ヤマハ

※1:9月14日に決定(米子北高校 vs カマタマーレ讃岐)
※2:9月7日に決定(三洋電機徳島 vs 高知大学)

●10月10日開催分
[26]:FC岐阜 vs ギラヴァンツ北九州 13:00 長良川
[34]:カターレ富山 vs サガン鳥栖 16:00 富山
[36]:京都サンガF.C. vs 佐川印刷SC 13:00 西京極
[38]:大分トリニータ vs 徳島ヴォルティス 13:00 大銀ド
[39]:大宮アルディージャ vs 福岡大学 13:00 熊谷陸
[40]:湘南ベルマーレ vs ファジアーノ岡山ネクスト 13:00 平塚競技場
[44]:ヴィッセル神戸 vs 三洋電機洲本 13:00 加古川
[47]:浦和レッズ vs 宮崎産業経営大学 13:00 埼スタ
[48]:東京ヴェルディ vs V・ファーレン長崎 13:00 駒沢陸
[54]:ガイナーレ鳥取 vs ロアッソ熊本 13:00 とりスタ
[56]:ジェフ千葉 vs デッツォーラ島根 13:00 フクアリ

●10月12日開催
[25]:名古屋グランパス vs FC鈴鹿ランポーレ 19:00 瑞穂陸
[33]:鹿島アントラーズ vs 筑波大学 19:00 カシマ
[41]:ガンバ大阪 vs SAGAWA SHIGA FC 19:00 万博
[49]:セレッソ大阪 vs 北教大岩見沢校 19:00 金鳥スタ

昨日も何試合か注目カードを挙げましたが、本日対戦が決まったカードの中では、サンフレッチェ広島 vs ツエーゲン金沢の一戦が特に気になるカードと言えそうだ。

ツエーゲン金沢に移籍した久保竜彦だけではなく、山根巌、そして上野展裕監督にとっても古巣である広島。そんな相手との対戦に、寡黙な男も密かに闘志を燃やしてくるだろう。また、上野監督にとっては現役の最後を過ごしたチームであり、指導者としての原点でもある広島。それぞれの「故郷」と呼べる場所(チーム)に、それぞれの意地を見せて貰いたい。

また、昨年と同じ会場で再びベガルタ仙台 vs ソニー仙台の「仙台ダービー」が今年も実現。昨年は延長戦でJFLのソニー仙台がJ1のベガルタ仙台を1-0で振り切り、見事にジャイアントキリングを達成。ベガルタとしては、昨年の雪辱を晴らさなければいけない試合となるだろう。

そしてもう一つ、ジャイアントキリングの臭いがしそうなカードとして、東京ヴェルディ vs V・ファーレン長崎というカードも推したい。

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昨年は長崎・佐野監督の古巣である横浜Fマリノスと2回戦で対戦したが、前半は1-0でリードして折り返したものの、後半は地力の差を見せつけられ、終わってみれば1-4の完敗。しかし、今シーズンは佐野体制も2年目となり、着実に成長し現在はJFLで3位と好調を維持しており、今年はやってくれそうな予感もさせている。

しかし、ヴェルディとしては、前回大会は初戦で町田ゼルビアに0-1と敗れていることもあり、今大会は「名門」の意地を見せて欲しいところだ。

2011年9月 3日 (土)

天皇杯、9/3開催分1回戦結果

今日から始まりました、第91回天皇杯・全日本サッカー選手権。栃木市陸上競技場をはじめ、全国8会場にて9試合が本日行われましたので、取り急ぎ、結果のみ掲載しておきます。

Match02 @栃木市陸
栃木ウーヴァ 1-0 柏レイソルU-18●
48分若林(栃木)

Match03 @山梨中銀スタ
●山梨学院大学附属高校 2-5 町田ゼルビア
3分ディミッチ、24・43分勝又、27分津田、55分太田(町田)
10分萱沼、90+3分荒木(山梨学院)

Match06 @アルウィン
松本山雅FC 3-0 丸岡フェニックス●
39分須藤、72・82分木島兄(松本)

Match11 @レベスタ
福岡大学 2-0 HOYO AC ELAN大分●
67・88分石津(福岡大)

Match14 @鴨池
FC KAGOSHIMA 5-0 佐賀LIXIL●
18分谷口、21分田上、25分茶園、29分船川、44分前田(KAGOSHIMA)

Match17 @宮崎市
宮崎産業経営大学 5-1 熊本教員蹴友団●
29分村山、45分OG、69分五領、84分島屋、85分藤山(宮産大)
89分増村(熊本)

Match19 @札幌厚別
北教大岩見沢校 1-1(PK5-4) 大阪体育大学●
19分阿部(北教大岩見沢)
67分山本(大体大)

Match23 @札幌厚別
●八戸大学 2-6 福島ユナイテッド
47分伊藤、55・76・86分キン、57分清水、90+1分久野(福島)
69分川村、74分浜村(八戸大)

Match24 @島根サ
デッツォーラ島根 5(延長戦3-0)2 愛媛FCしまなみ●
3・114・120+3分平田、29・106分空山(島根)
40分北森、43分柏木(愛媛)

なお、本日予定されていた試合の中で、下記の2試合も順延となっておりますのでご確認ください。

[16] 広島経済大学 vs ツエーゲン金沢
変更前:9/3 15:00 福山→変更後:9/4 15:00 福山
http://www.jfa.or.jp/match/topics/2011/107.html

[21] 三洋電機徳島 vs 高知大学 13:00 鳴門大塚
変更前:9/3 13:00 鳴門大塚→変更後:9/7 14:00 鳴門大塚
http://www.jfa.or.jp/match/topics/2011/109.html

とういうことで、本日の試合結果を受けて2回戦のカードはこのようになりました。

10月8日開催分
[27]:柏レイソル vs 栃木ウーヴァ 13:00 柏の葉
[28]:ヴァンフォーレ甲府 vs 町田ゼルビア 15:00 山梨中銀スタ
[32]:横浜FC vs 松本山雅FC 14:00 アルウィン
[43]:FC東京 vs FC KAGOSHIMA 13:00 味スタ
[55]:ジュビロ磐田 vs 福島ユナイテッド 13:00 ヤマハ

10月10日開催分
[39]:大宮アルディージャ vs 福岡大学 13:00 熊谷陸
[47]:浦和レッズ vs 宮崎産業経営大学 13:00 埼スタ
[56]:ジェフ千葉 vs デッツォーラ島根 13:00 フクアリ

10月12日開催
[49]:セレッソ大阪 vs 北教大岩見沢校 19:00 金鳥スタ

2回戦からJ1/J2勢が登場となり、どれも興味深い対戦となりますが、その中でも柏レイソルの「弟分」である柏U-18を1回戦で破った栃木ウーヴァは、2回戦で今度は柏レイソルとの対戦となる。さらには栃木ウーヴァの前身は「日立栃木サッカー部」ということで、「日立ダービー」と表現してもいいこの試合。

昨年はJFLで降格争いに加わってしまった栃木ウーヴァだが、2年目の今年はしっかりとした戦い方が出来るようになり、上位戦線に顔を出せるまでに成長。J1勢との対戦で、その実力がどこまで通用するか楽しみなところでもある。

そして、ここ数年の天皇杯ではHonda FCのお株を奪うかのような「ジャイアントキリング」を連発している松本山雅は、ホームアルウィンでJ2の横浜FCと対戦。山雅はホームの圧倒的な声援をバックにして戦えるアドバンテージもあり、J2とJFLの戦いとはいえ、予想しづらい戦いとなりそうだ。

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さて、最後に、順延分のカードを含めた明日の対戦カードをもう一度掲載しておきます。また、台風の影響により、明日も順延される可能性もありますのでJFAの公式情報も随時ご確認ください。

[01]:FC鈴鹿ランポーレ vs 中京大学 13:00 鈴鹿
[05]:富山新庄クラブ vs JAPANサッカーカレッジ 15:00 富山
[07]:筑波大学 vs 平成国際大学 13:00 ひたちなか
[08]:ブラウブリッツ秋田 vs 山形大学医学部 13:00 秋田陸上
[09]:アルテリーヴォ和歌山 vs 佐川印刷 13:00 桃源郷
[10]:アルテ高崎 vs Y.S.C.C. 13:00 群馬サ
[12]:ファジアーノ岡山ネクスト vs レノファ山口 14:00 カンスタ
[13]:阪南大学 vs SAGAWA SHIGA FC 13:00 高槻萩谷
[15]:奈良クラブ vs 三洋電機洲本 13:00 奈良橿原
[16]:広島経済大学 vs ツエーゲン金沢 15:00 福山
[18]:海邦銀行SC vs V・ファーレン長崎 15:00 沖縄市陸
[20]:グルージャ盛岡  vs ソニー仙台 13:00 盛岡南
[22]:FC 岐阜SECOND vs 静岡産業大学 13:00 長良川

2011年9月 2日 (金)

明日からスタート、第91回天皇杯

先週まで日本各地で予選が行われていたが、ついに明日から第91回天皇杯・全日本サッカー選手権がスタートする。

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例年同様、1回戦は各都道府県代表+大学シードの48チームで行われ、J1/J2、JFLシードの40チームは2回戦からの登場となるが、今年は昨年のような過密日程とはなっておらず、1回戦、2回戦の間隔が空いたため、それぞれの県代表チームは、Jクラブとの対戦に向けて良い準備が出来ることを期待したい。

さて、今更なのですが、各地区の決勝結果と代表チーム一覧ならびに、1回戦対戦カードを表記しておきます。なお、台風の影響もあり、現時点で2試合の日程が変更となっております(こちらは情報を反映済み)。また、今後の台風状況によってはさらに変更となる試合も出てくるかと思いますので、それぞれの都道府県協会のHP、ならびJFA公式もご確認ください。

[北海道/東北地区]
北海道:北海道教育大学岩見沢校 2-0 札幌大学
※北海道教育大学岩見沢校は初出場

青森県:八戸大学 2-1 ヴァンラーレ八戸
※八戸大学は2年ぶり9回目

岩手県:グルージャ盛岡 3-1 アンソメット岩手八幡平
※グルージャ盛岡は4年連続5回目

秋田県:ブラウブリッツ秋田 1-0 秋田カンビアーレ
※ブラウブリッツ秋田は10年連続18回目

山形県:山形大学医学部 2-1 山形大学
※山形大学医学部は初出場

宮城県:ソニー仙台→推薦出場
※ソニー仙台は6年連続14回目の出場

福島県:福島ユナイテッドFC 2-1JFAアカデミー福島
※福島ユナイテッドは4年連続4回目

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[関東地区]
茨城県:筑波大学 1-0 流通経済大学
※筑波大学は4年ぶり25回目

栃木県:栃木ウーヴァFC 1-0 ヴェルフェたかはら那須
※栃木ウーヴァは2年連続4回目

群馬県:アルテ高崎 6-0 ザスパ草津U-23
※アルテは4年連続10回目

埼玉県:平成国際大学 2-1 尚美学園大学
※平成国際大学は初出場

千葉県:柏レイソルU-18 2-0浦安JSC
※柏レイソルU-18は6年ぶり2回目

東京都:町田ゼルビア 1-1(PK5-4) 専修大学
※町田は2年連続2回目

神奈川県:Y.S.C.C. 6-1 東海大学
※Y.S.C.C.は2年連続4回目

山梨県:山梨学院大学附属高校 2-0 帝京第三高校
※山梨学院大学附属高校は初出場

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[北信越地区]
長野県:松本山雅FC 1-1(PK9-8) AC長野パルセイロ
※松本山雅は4年連続6回目

新潟県:JAPANサッカーカレッジ 4-1 グランセナ新潟FC
※JAPANサッカーカレッジは3年連続11回目

富山県:富山新庄クラブ 2-0 ヴァリエンテ富山
※富山新庄クラブは2年連続2回目

石川県:ツエーゲン金沢 3-1 金沢星稜大学
※ツエーゲン金沢は5年連続8回目

福井県:丸岡フェニックス 2-1 サウルコス福井
※丸岡フェニックスは4年ぶり2回目

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[東海地区]
静岡県:静岡産業大学 3-1 Honda FC
※静岡産業大学は8年ぶり3回目

愛知県:中京大学 3-1 トヨタ蹴球団
※中京大学は2年連続4回目

三重県:FC鈴鹿ランポーレ 2-1 四日市大学
※FC鈴鹿ランポーレは初出場

岐阜県:FC岐阜SECOND 7-0 岐阜経済大学  
※FC岐阜SECONDは4年連続4回目

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[関西地区]
滋賀県:SAGAWA SHIGA FC 1-0 MIOびわこ草津
※SAGAWA SHIGA FCは5年連続5回目

京都府:佐川印刷 3-0 同志社大学
※佐川印刷は5年連続8回目

大阪府:阪南大学 3-0 桃山学院大学
※阪南大学は3年ぶり11回目

兵庫県:三洋電機洲本 3-2 関西学院大学
※三洋電機洲本は13年ぶり2回目

奈良県:奈良クラブ 7-2 奈良産業大学
※奈良クラブは3年連続3回目

和歌山県:アルテリーヴォ和歌山 1-0 海南FC
※アルテリーヴォ和歌山は3年連続3回目

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[中国地区]
鳥取県:米子北高校 2-1 元気SC
※米子北高校は2年連続2回目

島根県:デッツォーラ島根 4-0 松江シティFC
※デッツォーラ島根は2年連続7回目

岡山県:ファジアーノ岡山ネクスト 2-1 環太平洋大学
※ファジアーノ岡山ネクストは初出場

広島県:広島経済大学 1-0 広島修道大学
※広島経済大学は5年ぶり3回目

山口県:レノファ山口 1-0 徳山大学
※レノファ山口は3年連続10回目

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[四国地区]
香川県:カマタマーレ讃岐 5-0 高松大学
※カマタマーレ讃岐は7年連続13回目

徳島県:三洋電機徳島 3-2 徳島市立高校
※三洋電機徳島は6年ぶり4回目

愛媛県:愛媛FCしまなみ 1-0 久枝FC
※愛媛FCしまなみは3年連続3回目

高知県:高知大学 5-1 黒潮FC
※高知大学 は9年連続16回目

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[九州・沖縄地区]
福岡県:福岡大学 3-2 福岡教育大学
※福岡大学は2年ぶり26回目

佐賀県:佐賀LIXIL 2-0 川副クラブ
※佐賀LIXIL(旧・九州INAX)は3年ぶり6回目

長崎県:V・ファーレン長崎 2-0 三菱重工長崎
※V・ファーレン長崎は3年連続5回目

熊本県:熊本教員蹴友団 2-1 大津高校
※熊本教員蹴友団は初出場

大分県:HOYO AC ELAN大分 2-0 日本文理大学
※HOYO AC ELAN大分は2年連続2回目

宮崎県:宮崎産業経営大学 2-0 鵬翔高校
※宮崎産業経営大学は5年ぶり2回目

鹿児島県:FC KAGOSHIMA 3-1 ヴォルカ鹿児島
※FC KAGOSHIMAは初出場

沖縄県:海邦銀行SC 1-1(PK6-5) 琉球大学
※海邦銀行SCは11年ぶり3回目

●J1/J2以外のシードチーム
JFLシード:FC 琉球、ホンダロック
大学シード:大阪体育大学

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第91回天皇杯・1回戦対戦カード
9月3日開催分(※数字はマッチナンバー)
[02]:栃木ウーヴァ vs 柏レイソルU-18 13:00 栃木市
[03]:山梨学院大学附属高校 vs 町田ゼルビア 13:00 山梨中銀スタ
[06]:松本山雅FC vs 丸岡フェニックス 16:00 アルウィン
[11]:福岡大学 vs HOYO AC ELAN大分 13:00 レベスタ
[14]:FC KAGOSHIMA vs 佐賀LIXIL 13:00 鴨池
[16]:広島経済大学 vs ツエーゲン金沢 15:00 福山
[17]:宮崎産業経営大学 vs 熊本教員蹴友団 13:00 宮崎市
[19]:北教大岩見沢校 vs 大阪体育大学 15:00 札幌厚別
[21]:三洋電機徳島 vs 高知大学 13:00 鳴門大塚
[23]:八戸大学 vs 福島ユナイテッド 11:00 札幌厚別
[24]:デッツォーラ島根 vs 愛媛FCしまなみ 15:00 島根サ

9月4日開催分
[01]:FC鈴鹿ランポーレ vs 中京大学 13:00 鈴鹿
[05]:富山新庄クラブ vs JAPANサッカーカレッジ 15:00 富山
[07]:筑波大学 vs 平成国際大学 13:00 ひたちなか
[08]:ブラウブリッツ秋田 vs 山形大学医学部 13:00 秋田陸上
[09]:アルテリーヴォ和歌山 vs 佐川印刷 13:00 桃源郷
[10]:アルテ高崎 vs Y.S.C.C. 13:00 群馬サ
[12]:ファジアーノ岡山ネクスト vs レノファ山口 14:00 カンスタ
[13]:阪南大学 vs SAGAWA SHIGA FC 13:00 高槻萩谷
[15]:奈良クラブ vs 三洋電機洲本 13:00 奈良橿原
[18]:海邦銀行SC vs V・ファーレン長崎 15:00 沖縄市陸
[20]:グルージャ盛岡  vs ソニー仙台 13:00 盛岡南
[22]:FC岐阜SECOND vs 静岡産業大学 13:00 長良川
※Match01は台風の影響を考慮して3日から4日にスライド

9月14日開催分→台風のため左記の日程に順延
[04]:米子北高校 vs カマタマーレ讃岐 18:00 とりスタ

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以上のような対戦カードとなっておりますが、とりあえず、1回戦の中で注目となりそうな5カードを選んでみました。

●デッツォーラ島根 vs 愛媛FCしまなみ(9/3 15:00 島根サ)
現時点で中国、四国リーグ、それぞれの1位を走っているチーム同士の対戦となったこの試合。Jクラブへの挑戦権獲得試合という意味合いだけではなく、11月末に行われる地域リーグ決勝大会を睨んだ戦いにもなってきそうだ。

●アルテ高崎 vs YSCC(9/4 13:00 群馬サ)
昨年、もしかすればJFL入替戦で実現していたかも知れないこのカード。今年もYSCCは関東リーグで首位を独走しており、あと1勝すれば関東優勝が決まる。そしてアルテだが、今年も現時点で16位と低迷。ひょっとすると、今年こそ入替戦での対戦もありえる両者。アルテとしては、JFLの意地をしっかり見せたいところ。

●阪南大学 vs SAGAWA SHIGA FC(9/4 13:00 高槻萩谷)
関西大学リーグ前期では、7位と低迷した阪南大学だが、総理大臣杯予選、天皇杯予選ではしぶとく勝ち抜き、徐々にその力を発揮しだして来ている。阪南大の司令塔でもある井上が、JFL随一の戦力を誇るSAGAWA SHIGAを相手に、思うようなゲームを組み立てられるだろうか?

●グルージャ盛岡  vs ソニー仙台(9/4 13:00 盛岡南)
今季の東北リーグにて、ライバルである福島ユナイテッドに2試合消化が少ない状況とはいえ、差を着けられての2位に甘んじているグルージャ盛岡。それに対して、今季は後期のみの参戦で試合勘がいまだに鈍ったままで、いまだに勝ち星のないソニー仙台。カテゴリーの違いはあれど、ともに苦しい試合が続いているが、両者ともこの試合で勝って勢いを付けたい。

●FC岐阜SECOND vs 静岡産業大学(9/4 13:00 長良川)
来年の岐阜国体に向けて強化が進むFC岐阜SECOND。そんな彼らの前に立ちふさがるのはアマチュアの雄、Honda FCを撃破して勝ち進んできた静岡産業大学だ。4年連続4回目の出場となったFC岐阜SECONDだが、過去3大会全て初戦敗退と、なかなか壁を突破できてはいない。来年に行われる国体に弾みを付けるために初戦の壁を破りたいところだが、Honda FCを破った静産大の実力も侮れないだろう。

ここに挙げた5カード以外にも、柏U-18、山梨学院大学付属といった第2種チームが、それぞれ格上のJFL勢と対戦する試合も興味深いし、伝統校と新興大学の対決となった筑波大 vs 平成国際大学の試合も期待が高い。

さて、上記にも取り上げましたが、台風接近の影響もあり、開催が微妙なところもありますので、各地の気象情報に注意していただければと思います。

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