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2013年4月14日 (日)

ザスパ草津チャレンジャーズ、本日初陣!

今日は「ザスパ草津チャレンジャーズ」にとって、今季最初の公式戦。リーグ戦はまだ先だが、天皇杯出場に向けて一つも負けられない大事なトーナメント戦が始まる。

さてチーム名だが、これまでのザスパ草津U-23から「原点に返る」という意味も含めて、この名前となったチャレンジャーズ。ただ、その中でもトップ同様に「ザスパクサツ」とならなかったことだけは救いだった。やはり、草津町に根付いて活動しているチームなのだがら、あのカタカナ名だけはやめて欲しかった。

何はともあれ、チャレンジャーズとしてスタートを切った今季のシーズンだが、チームの立ち上げ当初は難しいことだらけであった。ここではいろいろ書くことを控えるが、選手が衣食住を過ごしてきた寮からの引っ越しなどもあった。さらには、みんなの良き兄貴分であった飯山悠吾の退団(現在はFC東京の育成部スタッフとして活躍中)に、チームの心臓であった枝本雄一郎のトップチーム昇格などもあり、新チームになって「形」というものが最初はまったく見えてこなかった。

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ただ、新チームになった当初に形が見えない事は、ある意味で「例年」のことでもあった。草津では降り積もった雪がなくなる4月まで、広いグラウンドで練習をすることが例年出来ないからだ。そんなこともあり、毎年のようにシーズン当初は草津までのランニングと体育館での練習を繰り返し、週に1回か2回、草津を出てトレーニングマッチをこなし、連携を高めていくしかなかった。

しかし、それでも例年に比べると「形」という面ではどうにもしっくりこなかった。2月に行われたトレーニングマッチでは、継続選手と新加入選手の連携が取れていなかったことと、枝本の抜けたボランチのポジションに誰が入るかのか?というところがうまくはまらなかったこと、そしてトップチーム同様の3-4-3システムを導入したことで、選手それぞれが「どう動けばいいのか?」ということにとまどい、試合では試行錯誤が続いてしまう。

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確かにトレーニングマッチでは勝ちも多かったが、その内容は正直、褒められるような試合は少なかった。3月に入っても内容のいい試合が出来ていなかったが、ボランチの位置を藤井と小林誠に固定すると徐々にチームとして連携が良くなり始める。また、3バックに入ることも多かった小西は、チャンスにはポジションをあげて積極的に攻撃に絡むようになり、チームとしての「形」がだんだん見えてくるようになる。

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そして3月24日に行われたアヴェントゥーラ川口戦(埼玉県2部)では、敗れたものの内容的にはいいものを見せ、これを高めていけばチームとしてどんどん良くなるだろうという方向性が見えてきた試合となる。試合後、それぞれに「連携を高めないと…」と、課題を挙げていたが、シーズン当初の「形が見えない」よりは全然マシであった。また、この試合は天皇杯予選や県リーグ戦でやらなければいけない「でこぼこなグラウンド」でやれるいい機会でもあった。ゴロのパスを出せば変なバウンドをしてしまい、思ったようにボールが進まないし、弾んだセカンドボールがとんでもない方向に行ってしまうなど、きれいに整備された天然芝や人工芝のグラウンドとは違う悪コンディション。しかし、こんな状態のグラウンドをシーズン前に体験出来たことはチームにとって大きなことだった。

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そして公式戦を前にして最後の試合となった先日の入間基地第3補給処サッカー部(埼玉県2部)との試合は、本番を見据えた35分ハーフで行われ、そんな中でも4-0という結果を出し、試合に向けて順調に調整が進んでいることをアピール。

ただ、試合後の木村監督は「これで勝って満足するな。チームの目標はここで勝つことではなく、もっと高いレベル、もっと上で勝つことを目指さなければいけない。そのためには、もっと連携を向上させ『3人目の動き』を確立させていかなければいけない」と選手に語りかけた。

チームとしてはメンバーも固定され、徐々に形もまとまってきた。しかし、攻撃に関しては攻め込んだときの選択肢はまだまだ少なく、サイドや空いたスペースを有効に使う攻撃を仕掛けるシーンも決して多くはない。この日の相手のレベルなら、この程度の完成度でも勝てるだろう。しかし、チームの目指すところは天皇杯出場に向けて大きな壁となるtonan前橋に勝つこと、さらには全国の強敵に勝つことである。

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そのためには、もっとそれぞれのレベルを高め、連携も深めていかなければならない。だが、現時点を見る限り、まだtonan前橋に勝てるレベルには達してはないと見るのが妥当だ。しかし、彼らの伸びしろは今が終わりではないし、夏までには絶対に追いついてくれると信じている。

昨年、チームは登録の手違いにより、未登録だった選手を公式戦に出してしまったことにより、本来だったら2部優勝で今季は県1部リーグで戦うはずだったが、チームはリーグよりペナルティを課されてしまい、2部リーグで最下位扱いとなってしまい、今季は最下層となる3部からの出直しとなってしまった。

そんな状況でありながらも、11人の選手たちはそのままチームに残ってくれた。そしてチーム最年長となり、草津在籍4年目を迎えた後藤聡志はこう強く語ってくれている。

「自分たちは県リーグ1部で戦うためにこのチームにいるのではありません。来年が3部であろうと関係はありません。どのカテゴリーで戦おうと、自分たちの目標はトップチームで通用する選手になり、トップに昇格することであり、さらにはチームとして天皇杯に出場することです」

一つでも高いレベルでやりたい選手にとって、今の状況は正直やりたくない環境でもある。そんな中でもこのチームで継続してやろうと決めてくれた選手、そして新しくこのチームにやって来た選手たちの「やる気」を信じたいと思うのだ。

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今日から始まる天皇杯への道。しばらくは土のグラウンドの上で、35分ハーフという短い時間の中で結果を出さなければいけない試合が続く。さらに相手は実力的には格下であり、練習試合のように相手が前から来てくれることはほとんどない。悪コンディションに「どん引き」、さらにはレベルの違いから出てきてしまう「レイトチャージ」に対して、どう順応していくだろうか? また、レフリーのレベルもチームにとってやっかいな障害となってくるはず。

しかし、これらの困難を乗り越えないと「壁」と戦うことも出来ないし、その先に広がる「全国への道」も広がってこない。まだまだ発展途上の新チームだが、まずは一つずつハードルを乗り越えて、そのたびにチームを成長させて欲しいと願う限りである。

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ということで、まだチームを見ていない人もいると思いますので予想されるスタメンも載せておきます。

予想スタメン1        予想スタメン2
ーーーー中川ーーーー  ーーーー中川ーーーー
ーー吹田ーー城田ーー  ーー吹田ーー城田ーー
小西ーーーーー小林雄  白井ーーーーー小林雄
ーー藤澤ーー藤井ーー  ーー小林誠ー藤井ーー
ー小林ー安田ー久富ー  ー小西ー安田ー久富ー
ーーーー長谷ーーーー  ーーーー長谷ーーーー

オプション4バック
ーーー中川ー城田ーーー
ー吹田ーーーー小林雄ー
ーーー藤澤ー藤井ーーー
小西ー小林ー安田ー久富
ーーーーー長谷ーーーー

※後藤と横山は別メニュー調整中です

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