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2011年9月4日 - 2011年9月10日

2011年9月10日 (土)

関東大学リーグ、後半戦スタート

昨日から、総理大臣杯、ユニバーシアード、天皇杯予選などのスケジュール消化のため、しばらく中断されていた関東大学サッカーリーグが再開された。今年は震災の影響もあり、Jリーグ、JFL同様、開幕時期が遅れたことから、例年以上に後半戦の日程は厳しくなっているだけではなく、会場確保も厳しくなり、ここ数年使用していなかった会場や、各大学のグラウンドでも1部リーグが開催されるなど「異例」の日程となっている。

さて、昨日は西が丘会場にて、筑波大学 vs 神奈川大学、早稲田大学 vs 慶応大学というカードが行われたのだが、平日の真っ昼間にやるにはもったいないカードであるなぁ… と。せっかく、集客が見込める早慶戦なのだから、土日にやってあげればいいのにと、やや感じてしまいます。

試合の方は簡単に振り返りますが、第1試合の筑波大学 vs 神奈川大学は、攻撃力の違いを見せつけて4-0と筑波大が神大に快勝。2年連続の得点王を狙う赤崎も、後半戦のスタートで幸先良く2ゴールをを奪い、得点ランク首位(7得点)に躍り出た。

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スコアだけみれば筑波大の快勝と思えるかも知れないが、内容は決して褒められるものではなく、前半は最終ライン、ボランチの位置でのパスミスが目立ち、奪われてピンチを招くシーンが続出。GK三浦の好守が無ければ前半は3-3でもおかしくないゲームでもあり、案の定、前半終了後の風間監督は渋い表情でロッカールームへ。後半に入って監督の「お説教」が効いたこともあり、ミスは無くなったが、監督がやって欲しい「相手の力を利用するサッカー」がほとんど顔を出さない。

あと1本、サイドに軽く展開すれば楽にゴールへの道が開けるのに、無理に中央でのパス交換を選択してしまい、チャンスを潰してしまう場面が続出。ポゼッション率では非常に高かった筑波大だが、シュート本数は前半の7に対して後半は4と数字上でも「拙攻」が続いたことを露呈してしまった。

まあ、後半戦のスタートをしっかり無失点で勝ち切れたことは良かったが、「さらなら上」を目指すには、最終ラインからのより正確なビルドアップが求められるところだろう。

筑波大学 4-0 神奈川大学
[得点者]
3・27分赤崎、32分曽我、63分玉城(筑波大)

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さて、第二試合の「早慶戦」だが、現時点での1位と3位の対戦でもあり、後半戦を占う上で重要なゲームとなったのだが、最後までもつれ合う試合展開となった。

試合序盤は「今季最高では?」と感じる程、素晴らしい出足(出だし)を見せた早稲田。慶応のキックオフで始まった試合だが、鋭い出足でボールを奪うと、白井が右サイド深くまでドリブルでえぐって中へクロス。これにボランチの島田が中に入ってきて頭で合わせて早稲田が先制。

その後も、左サイドの奥井が素晴らしいドリブル突破を繰り返し、チャンスの山を築き慶応を圧倒。そして13分、榎本がドリブルでPA内に持ち込み、マイナス方向にクロスを入れると、今度は富山が右足で合わせて早い時間帯で2点のリードを奪う。完全にペースを握った早稲田はその後もペースを緩めず、富山、奥井がシュートを放っていき慶応を自陣に釘付けにしていく。

相手にペースを奪われっぱなしだった慶応だが、27分に決定機を迎えたのだが、ここは大塚のシュートは枠を捉えられずチャンスを活かせない。そんな慶応は後半に入って「ボールを後ろで落ち着かせたかった」という須田監督の意図のもと、ボランチの松下をCBに下げ、FWの大塚を松下の位置に入れる配置転換を行う。

すると、低い位置でボールをキープ出来るようになった慶応が徐々にペースを奪い返し、しっかりとした組み立てからサイドに散らす「らしいサッカー」を展開。また、慶応が息を吹き返していくと同時に、ハイペースで試合に入った早稲田がペースダウン。62分には、後半から入った風間が反撃ののろしを上げる1点を奪うと、試合は慶応ペースに変わっていく。ただ、この失点シーンだが、松澤のポジショニングが良ければ防げた失点でもあるような…

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そして80分、スルーパスを受けた風間が抜け出しGKと1対1の場面を迎え、ここで早稲田GK松澤が風間を倒してしまい、PA内での得点機阻止で一発退場&PK献上。この日がデビュー戦となったルーキーの松澤だが、ほろ苦いどころか痛恨のデビュー戦となってしまう。ここは河井が落ち着いて決め、ついに慶応が同点に追いつく。ロスタイムを含めた残り14分間、早稲田は1人少ない状況で慶応の猛攻に晒される事となったが、最終ラインが必死のディフェンスを見せ、なんとか2-2のドローのままで終わらせた。

早稲田としては、理想的な形で先制点、追加点を奪って今季最高ともいえる滑り出しを見せたのが、後半に入って失速してしまったことは非常に痛かった。優勝を目指すに当たっては、ペース配分、そして終盤の守備の再徹底が望まれるところ。そして慶応だが、須田監督は試合後「完全な負けゲームでした」と語ったとおり、前半は手も足も出ないといった状況であった。しかし、そんな試合でも粘り強く戦って、ドローに持ち込んだところは評価していいし、この粘りを持続できれば久々のインカレ出場も夢ではなくなってきそうだ。

早稲田大学 2-2 慶応大学
[得点者]
3分島田、14分富山(早大)
62分風間、82分河井(慶大)

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最後に今週行われた天皇杯の結果など、その他サッカー界の話題もろもろを少々。

第91回天皇杯・全日本サッカー選手権 1回戦
9月7日 @鳴門大塚
三洋電機徳島 0-4 高知大学
[得点者]
23・90+2分福本、75分渡部、82分竹内(高知大)

勝者の高知大は2回戦(10/8)にアビスパ福岡と対戦

あと、今週の木曜日にSC相模原オフィシャルHPですでに発表されていますが、同チームが昨年に引き続き「JFA優遇措置」を承認され、10月に岐阜で行われる全国社会人サッカー選手権大会の結果を待たず、第35回地域リーグ決勝大会への出場が決定された。

これについては、全社、地域決勝の際にまた触れたいと思いますが、正直、現時点で関東リーグ2部にて、2位のチームに承認するってどういうこと? と、やや疑問に感じます。

別に相模原が嫌いという訳ではないし、試合を見る限り「十分やれる」ということは理解しています。しかし、優遇措置には「群をぬいて強いチーム」という表記があるのだが、2位という順位は上に「首位」がいるということであり、その時点で優遇を決めてしまうことに違和感を感じてしまうのです。

また、首位を走るエリースFC東京にしても、この時点での発表は決していい気分の物ではないでしょう。自分たちが2位にいるなら、その決定に納得出来るだろうが、自分たちの方がまだ上にいる段階で、JFAから「群を抜いて強い」と認められてしまったのだから…

相模原に対して、優遇措置を認めることには最終的に異論は無いけれど、少なくともあともう少し待って、相模原が自力で首位に立った時点で発表すればいいのに… という感もあります。

今日はこの辺で失礼いたします。

2011年9月 6日 (火)

第47回全国社会人大会組み合わせ

天皇杯1回戦の行われた今月の3日、岐阜県にて行われる「第47回全国社会人サッカー大会」の組み合わせが発表になりましたので、ここでもその対戦カードを取り上げたいと思います。

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まずは対戦カードと出場チームはこちらになります。
なお、試合会場につきましては、「ぎふ清流国体・公式HP」の競技別会場一覧をご確認ください。

10月15日(1回戦)
●浅中公園陸上競技場
[01]:11:00 S.C.相模原(関東2部) vs 六花亭マルセイズ(北海道)
[02]:13:30 三菱自動車水島(中国) vs グルージャ盛岡(東北1部)
●浅中公園多目的広場
[03]:11:00  FC岐阜セカンド(開催地枠・東海) vs 松江City FC(中国)
[04]:13:30 ヴォルカ鹿児島(九州) vs パイオニア川越(埼玉1部)
●赤坂スポーツ公園
[05]:11:00 愛媛FCしまなみ(四国) vs トヨタ蹴球団(東海1部)
[06]:13:30 バンディオンセ加古川(関西1部) vs サウルコス福井(北信越1部)
●養老町スマイルG
[07]:11:00 流通経済大学FC(関東1部) vs FC KAGOSHIMA(九州)
[08]:13:30 マルヤス工業(東海1部) vs アミティエ京都(関西1部)
●古川ふれあい広場WA
[09]:11:00 デッツォーラ島根(中国) vs ノルブリッツ北海道(北海道)
[10]:13:30 藤枝MYFC(東海1部) vs アイン食品(関西1部)
●古川ふれあい広場WB
[11]:11:00 テイヘンズFC(北信越1部) vs Y.S.C.C.(関東1部)
[12]:13:30 HOYO AC ELAN大分(九州) vs TOJITSU滋賀FC(関西1部)
●古川ふれあい広場V
[13]:11:00 エリースFC東京(関東2部) vs 三菱重工長崎(九州)
[14]:13:30 札大GP(北海道) vs 三洋電機徳島(四国)
●古川ふれあい広場X
[15]:11:00 FCマキシマ(京都1部) vs 東京23FC(東京1部)
[16]:13:30 FC刈谷(東海1部) vs 福島ユナイテッド(東北1部)

10月16日(2回戦)
●養老町スマイルG
[17]:11:00 [01]の勝者 vs [02]の勝者
[19]:13:30 [05]の勝者 vs [06]の勝者
●赤坂スポーツ公園
[18]:11:00 [03]の勝者 vs [04]の勝者
[20]:13:30 [07]の勝者 vs [08]の勝者
●古川ふれあい広場X
[21]:11:00 [09]の勝者 vs [10]の勝者
[23]:13:30 [13]の勝者 vs [14]の勝者
●古川ふれあい広場V
[22]:11:00 [11]の勝者 vs [12]の勝者
[24]:13:30 [15]の勝者 vs [16]の勝者

10月17日(準々決勝)
●赤坂スポーツ公園
[26]:11:00 [19]の勝者 vs [20]の勝者
[25]:13:30 [17]の勝者 vs [18]の勝者
●古川ふれあい広場WA
[27]:11:00 [21]の勝者 vs [22]の勝者
●古川ふれあい広場WB
[28]:11:00 [19]の勝者 vs [20]の勝者

10月18日(準決勝)
●浅中公園多目的広場
[29]:11:00 [25]の勝者 vs [26]の勝者
[30]:13:30 [27]の勝者 vs [28]の勝者

10月19日(最終日)
●浅中公園陸上競技場
3位決定戦:10:00 [29]の敗者 vs [30]の敗者
決勝戦:13:00 [29]の勝者 vs [30]の勝者

という組み合わせがすでに決定されております。

さて、今大会の展望に入る前に、まずは各地域の優勝決定チームならびに、優勝濃厚チームの確認をしていきたいのですが、各地域で優勝が決定しているのは北信越1部のJAPANサッカーカレッジ、東海1部の藤枝MYFCの2チームだけ。また、優勝濃厚なチームは、東北の福島ユナイテッド、関東のY.S.C.C.、関西の奈良クラブ、四国の愛媛FCしまなみの4チームであり、あと1勝(もしくは2位以下が負けた時点)で優勝が決まるという状況であり、この大会が行われる前には優勝を決めているだろう。(※JAPANサッカーカレッジ、奈良クラブは全社予選で敗退しており、今大会は不参加)

それ以外の地域では、北海道は今年もノルブリッツ北海道と札大GPの一騎打ちとなっており、優勝は最終節までもつれ込みそうで、中国、九州は試合数が他地域より多いこともあり、最終節までどうなるかはわからない状況だ(※ただし、全社前には優勝チームは決定)。

あと、前回大会で3位となったものの、JFA優遇枠として、地域リーグ決勝大会に出場したSC相模原の動向も気になるところだ。今年は関東2部に在籍しているため、全社で最低限ベスト4に入るか、JFA優遇枠を認められるかのどちらかしかないが、現時点では関東リーグ2部で2位という順位のため、優遇措置を決めづらい状況にあることは間違いない。ただ、今週末から再開されるリーグ戦で順位を逆転する可能性はあるので、今後の結果も見守っていきたい。

また、優遇枠については、どんな状況であれ10月までには発表されるだろうが、望月代表は昨年同様、優遇枠があろうとなかろうと、この大会を全力で「取りに行く」とコメントしている。昨年、JFA優遇枠として地域決勝に推薦出場しながらも、1次リーグの壁に跳ね返された相模原。JFAがどのような結論を下すか、現時点ではわからないが、チームは「実力で出場権を勝ち取る」という強い意気込みを持って準備を続けている。

このように、SC相模原の状況はまだ微妙だが、北信越、関西をのぞく、各地域の優勝チームが揃う今大会は、権利(※1)なしチームの敗者復活戦(※2)という見方だけではなく、地域リーグ決勝大会を意識した大会にもなっていくことは確実であり、「権利持ち」のチームがどのような戦い方をしてくるかにも注目したい。

※1:地域決勝への出場権
※2:全社優勝、準優勝の2チームに地域決勝の出場権が与えられるが、これらのチーム両方が権利持ちの場合は3、4位チームが出場権を獲得し、決勝進出したチームの片方しか権利のない場合は3位チームが出場権を獲得する

また、今大会出場チームの中で、JFL昇格を目指しているチームもいくつかあるが、その中で「敗者復活」に賭けてくる有力チームを挙げてみると、グルージャ盛岡、流通経済大学FCの2チームが浮上する。また、北海道リーグではノルブリッツ、札大GPが並んでいるため、どちらかは「権利なし」という状況になるので、グルージャ、流経大FCを含めた3チームの結果も気になるところだ。

ということで、トーナメントの4つのブロックごとに、展望、予想などを語って行きたいと思います

[Aブロック(01〜04)]
このブロックでは、やはりSC相模原の実力が抜けていると感じるが、三菱水島、グルージャ、FC岐阜SECONDといったチームも侮れない。特に岐阜SECONDとしては、来年の国体に向けての「強化チーム」という側面もあり、この大会では結果を残したいところ。

ベスト8対決予想:SC相模原 vs FC岐阜SECOND

[Bブロック(05〜08)]
Cブロックのように、派手に有力チームが揃っている訳ではないけれど、地味に実力のあるチームが揃ったブロックであり、しみなみとしても楽観視できないだろう。というか、8チームすべてがそれぞれの1部リーグ(四国は除く)が揃っており、どこがベスト4に進出してくるか予想しづらいブロックでもあるが、

ベスト8対決予想:トヨタ蹴球団 vs 流経大FC

[Cブロック(09〜12)]
今大会の最激戦区と表現しても間違いないでしょう。デッツォーラ島根、ノルブリッツ北海道、藤枝MYFC、Y.S.C.C.、HOYO AC ELAN大分という、有力チームがベスト4への道を競い合うこととなる。また、ノルブリッツ北海道にとっては、道リーグで優勝できなかった場合は、復活への道が全試合「決勝戦」のような相手が続いていくこととなる。ただ、昨年は「負け抜けですか?」とばかりにMYFCは初戦敗退しているのだが、さて今年はどうなっていくだろうか?

ベスト8予想:デッツォーラ島根 vs HOYO AC ELAN大分

[Dブロック(13〜16)]
Bブロックとは対照的に、1部、2部、都道府県1部など、色々なカテゴリーのチームがひしめき合うこのブロック。カテゴリーの差もあり、上位カテ有利なことは動かないだろうが、エリースFC東京の実力は侮れないものがある。また、1回戦でFC刈谷 vs 福島ユナイテッドという注目すべき対決もあり、ブロックの展開同様、こちらの試合結果にも注目したい。

ベスト8予想:エリースFC東京 vs 福島ユナイテッド

まあ、ベスト8予想に関してですが、「希望」や「こうなったらおもしろいかな?」という願望も入っておりますので、ガチ予想ではありませんので、はずれた場合はご容赦ください。

さて、最後に1回戦で気になる5カードを簡単に紹介したいと思います。

●三菱自動車水島 vs グルージャ盛岡
元JFLと、JFL目指すチームの激突。JFL脱退により、県リーグまで降格させられてしまった水島が、2年ぶりに全国の舞台に帰ってきた。さらにその相手はJリーグを目指すグルージャ。実力のあるチームの同士の対戦は非常に楽しみである。

●愛媛FCしまなみ vs トヨタ蹴球団
四国リーグで事実上優勝を決めているしまなみだが、1回戦から難敵・トヨタ迎えることとなる。なんと言っても、前回大会のノルブリッツ北海道戦の大逆転勝利(4-3)は今も強烈な印象に残っており、しまなみにとって侮れない相手になることは間違いない。

●デッツォーラ島根 vs ノルブリッツ北海道
もしかすれば両者とも「ガチ」な試合にならない可能性もあるが、それぞれ権利を取れなかったことなんてあれば、1回戦の中で最も注目のカードとなるだろう。両地区とも普段、なかなか見ることの出来ないこともあり、この機会に是非とも見ておきたいカードである。

●エリースFC東京 vs 三菱重工長崎
SC相模原を抑えて、関東2部リーグで首位を走るエリースFC東京。しっかりチームを作ってきたことと、横河武蔵野からやってきたFW、村山の活躍もあり好調を維持しているエリース。初戦ではKyuリーグで戦う三菱重工長崎が相手となるが、関東の実力をしっかり見せたいところ。

●FC刈谷 vs 福島ユナイテッド
今年も東海リーグ優勝はMYFCとなり、JFL復帰への道はこの全社だけとなってしまた刈谷だが、その初戦の相手はなんと福島ユナイテッド。手塚監督はこの大会を「プレ地域決勝」と位置づけており、本気で挑むことを明言しているが、刈谷はそんな相手にどう戦うか?

あと、最後にもう一つ、東京都からJリーグ入りを目指す「東京23FC」が出場するが、現時点でどこまでやれるかにも期待したいところだ。

2011年9月 5日 (月)

「怖くない」という言葉の意味 【第91回天皇杯・1回戦】

現在、JFLで16位のアルテ高崎。そして、JFL昇格を目指して関東リーグで首位を走るY.S.C.C.(神奈川)が天皇杯1回戦で激突。この対戦だが、もしかすれば昨年のJFL入替戦で実現していたかも知れない試合でもあり、さらにはアルテの現在の順位を考えれば、今年の年末に対戦(入替戦で)する可能性がゼロではないこともあり、密かに天皇杯1回戦の中で注目を集めるカードでもあった。

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[アルテスタメン]
ーーー松尾ーー伊藤ーーー
益子ー山藤ーー小島ー石沢
田中ー山田ーー増田ー布施
ーーーーー岩舘ーーーーー

[Y.S.C.C.スタメン]
ーーーーー辻ーーーーーー
吉野ーーー吉田ーーー須原
ーーー平間ーー小澤ーーー
後藤ー服部ーー白井ー渡邉
ーーーーー小林ーーーーー
(※吉田がやや前に出て4-4-1-1になる場合も)

先週と同じメンバーできたアルテに対し、Y.S.C.C.(以下YS)もベストの状態で挑んできたこの試合。両者とも、蹴ってくるサッカーではなく、繋いでゲームを組み立てていくことをモットーとしているのだが、それについては先週のU-23戦も同様であり、この試合でもカテゴリーが下(関東リーグ1部)となるYSがJFLのアルテに対して、どこまで「自分たちのサッカーをやれるか」がゲームのポイントだった。

さて、今週は台風の影響もあり、ピッチはやや水を含んだ状況であり、さらには、試合中にいつ激しい雨となるかわからない天候でもあった。そんなことも考慮して、YSの鈴木陽平監督(天皇杯では登録上、選手兼監督は認められていないため、この日はコーチの松久氏が監督扱い)は試合前、「天候によって自分たちの判断でサッカーを変えていこう」と選手に指示してピッチに送り出したが、その意図とは違う意味で「らしくないサッカー」を展開してしまう。

YSのキックオフで始まった試合は、いきなり、昨年までアルテでプレーした吉田明生が持ち込んで左サイド奥へ進入。いい形でチャンスを作ったが、ここはアルテキャプテン・増田がしっかり対応してクリア。そしてこのクリアボールを繋いだアルテは一気にYSゴール前までボールを運び、PA近くで松尾が倒されFKのチャンスを得る。ここでCBの山田が頭で合わせ、群馬県予選決勝同様、に早い時間帯にアルテが早々と先制点を挙げ、ゲームの流れを一気に自分たちの方に引き寄せていく。

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この日も幸先良く先制点を奪ったことで、楽にゲームを進めることができたアルテは、4分に先週2ゴールを挙げて勝利の立役者となった伊藤がシュートを放ち、6分にはFKのチャンスを掴むとクイックリスタートから松尾が右に展開。右サイドを駆け上がった布施がシュートを放つなどYSを圧倒。守備面でも、全体のラインをコンパクトに保ち、前線、中盤が連動したプレスを見せ、YSの持ち味である「繋ぐサッカー」を完全に消し去ることに成功し、しばらくの間は「仕方なしに縦に蹴るだけ」という流れだけに封じ込める。

だが、前半15分を迎えようとした頃から、激しい雨に見舞われ、それと同時に徐々にアルテの素速い動きだしも失速していく。アルテ・後藤監督は試合後「今週は台風の影響で、グラウンドで練習できる機会がほとんどなく、コンディション作りで苦労しましたが、それが影響して運動量が上がらなかった結果に結びついてしまいました」とコメントしてくれたが、ここからアルテにとって苦しい時間帯を迎えることに。

18分には、YSのキーマンでもある辻がドリブル突破からチャンス掴みCKを獲得。そしてこのセットプレーの場面では吉田がシュートを放ち、23分には左SBの後藤が果敢な攻撃参加を見せチャンスを広げ、続く24分にはまたも後藤のクロスからチャンスが生まれ、アルテDF山田のオウンゴールを誘発するが、ここは辻が飛び出していたという判定でオフサイドとなりノーゴール。

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アルテの運動量が下がったこと、そして相手のスピードにも慣れが出て来たことで、YSらしい「繋いでサイド展開」が顔を出し始め、チャンスを作れるようになっていく。しかし、アルテベンチも黙ってやられ続けている訳ではない。後藤監督が松尾とピッチサイドでシステム変更を確認しあい、4-4-2から4-4-1-1に変更して相手の動きに対応していく。

YSの吉田の動き、そして左SB後藤の動きに手を焼いていたアルテだが、松尾のポジションを1.5列目に下げることで、確実に相手を捉えられるようになると、ゲームは再び拮抗した展開に戻りだしていく。そんな一進一退のゲーム展開の中で30分、アルテ左SBの田中が攻撃参加で切れ込み、中へクロス。

試合後、ゴールを決めた伊藤は「田中のクロスはマイナス気味に入ってくるから、今のポジションなら絶対にボールが入ってくると確信していました」と語ってくれたが、そのとおりに入ってきたボールに対し、伊藤は迷うことなくボレー一閃。これが決まってアルテがリードを2点に広げる。

早い時間で先制点を奪い、その後はやや悪い流れになりながらも前半途中で2点目を奪い、まるで先週の試合のリプレーのようなゲーム展開を見せるアルテ。普段のJFLでは決定力不足と言われるが、これが格下となれば、キッチリ決めてくるところは「さすがJFL」と言えよう。

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また、2点のリードを奪ったことで、運動量は相変わらず上がっては来ないものの、落ち着きを取り戻したアルテは、相手の攻撃を受けながらも、中には行かせないディフェンスでしっかり対応していく。松尾は試合中にメンバーに向かって「大丈夫、落ち着いてやれば怖くない」と声を出していたが、これこそ、アルテとYS、そしてJFLと地域リーグの違いだったのかも知れない…

確かにこの日のアルテはコンディション調整が上手く行かなかったこともあり、動きは先週に比べて良くなかった。しかし、良くないなら良くないなりに、相手の攻撃をしっかり見切って対応。また、「怖くない」と言った部分に関してはサイドからのクロスの精度であり、パスのスピードなどについて指していたのだが、パスを繋いでサイドまで展開するという流れまではいいのだが、その先のゴール前に入って来るボールはことごとく精度を欠く、またはその前で読み切られてしまう場面が続出。

これがJFL同士の戦いであれば、サイドを破られた時点で失点も覚悟しなければいけないが、この日の相手、いやこのカテゴリーには「その怖さ」が無かったのである。

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結局、前半2-0のまま折り返して勝負は後半戦に突入したのだが、アルテは前半のメンバーから変更は無かったが、YSは吉野に代えて松田を投入し、4-4-2の形に変えて勝負に出た。アルテはハーフタイムで守備の修正を促したのだが、メンバーを代えてきたYSの攻撃に後手を踏んでしまい、後半は立ち上がりから、またも苦しい時間帯を迎えてしまう。

前半以上に中盤の平間にボールが集まりだし、左右への展開、揺さぶりがさらに増え始め、YSらしいサッカーがピッチ上で躍動。しかしだ、前半同様、中央で守備を固めるアルテ守備陣をどうしても崩しきれない。これについてYS・鈴木監督は試合後、このように語っている。

「アルテさんの上手い守りにはめられてしまいましたね…パスは回せましたが、シュートらしいシュートを打たせてもらえませんでした(※後半はポゼッションで相手を圧倒するも、シュートはわずかに1本だけ)。私たちは、パス回しをするためにサッカーをやっている訳ではありません。

いかにゴールに近づき、そしてどうやって得点を奪うかを考えた末に、パスサッカーをしているのですが、もっとゴールへのクオリティ、アジリティを上げていかなければいけないことを痛感させられました。今日はアルテさんという、JFLのチーム(格上)に対して、自分たちのサッカーが通用しなかったし、あえてボールを持たされたという感じでしたね」

後半16分に、吉田がワンツーでゴール前に迫ったが、それ以降はしっかり守るアルテのディフェンス網を突破する事は出来ず、ボールを奪われて鋭いカウンターから、何度も「あわや追加点…」という場面を招いてしまうYS。しかし、ベンチに退いた松尾が「決まらねえよ…」とため息まじりでこぼしたように、バーに嫌われ、さらにはGKの好守もあり、どうしても試合を決定づける3点目が入らない。

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そして後半37分、右サイドを駆け上がった益子がGKをかわしてシュートを放ち、今度こそ決まったかと思ったが、DFがゴールに戻って間一髪でクリア。まあ、決定機で追加点が奪えないのもアルテらしいところか…

試合は結局、終始落ち着いた守備を見せたアルテが2試合連続で無失点に抑え、2回戦の川崎フロンターレ戦(10/8 15:00 等々力)に駒を進めた。

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後藤監督は試合後、「勝ったのは良かったけど、あんまり内容は良くなかったね」と、率直な感想を述べたが、この天皇杯予選&1回戦において、例え格下とはいえ、しっかり2試合とも無失点で抑えたこと、そしてこれまでゴールを挙げてはいなかった選手(伊藤、竹越)がゴールを挙げ、チームの調子が上向きになったことに対して喜びの声を上げた。

確かに、これまでのアルテは「内容は悪くはないが、結果が出ない」という状態が続いていたが、この2試合で先制点を奪い、流れを引き寄せて楽な試合展開にしたことは評価していいし、選手にとっても「いいきっかけ」となったはず。また、勝てないことで空回りしていたチームだが、先週勝ったことで自信が生まれ、1回戦でも流れが悪くなる場面もあったが、そこをしっかり耐えて抑えきることが出来たことこそ、一皮むけることが出来た証であろう。

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確かに、この2試合の戦い方は、サイドに展開して崩すというアルテ本来のサッカーとはやや違っていた。一発勝負は勝ってナンボという考え方から、勝ちにこだわろうと後藤監督は選手に言い聞かせてきたが、勝ったことにより自信が生まれ、この日も最後まで慌てることなく対応。あとは、週末から再開するリーグ戦(ブラウブリッツ秋田戦)に、この流れを持続させたいところだが、会場はすでに2年以上勝ってはいない、ホームの浜川。

アルテにとって、今度こそ不名誉な記録を断ち切りたいところだが、果たして「記録ストップ」となるだろうか? 正直、天皇杯2回戦でフロンターレと戦うこと以上に、そちらの方がアルテにとって非常に重要な気がしてならない。

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さて、ある意味で「完敗」を喫してしまったYS。これについて、「ボールを回せていたし、いいサッカーが出来ていた」と評価する人も少なくはないと思う。しかし、YSには「JFL昇格」という目標があり、2年連続してそれが目の前に迫りながらも、あと一歩というところで涙を呑んできた(2年連続地域リーグ決勝大会・決勝リーグにて4位)残念な結果が残されている。だからこそ、チームには「今年こそ」という思いは強いし、三宅前監督からバトンを受けたDFリーダーの鈴木陽平が選手兼任監督となってから、昨年以上のチームに生まれ変わろうと準備を続け、あと1勝すれば今年も関東リーグ優勝というところまで来ている。

そんなこともあり、JFL昇格を占うため、そして選手の実力、チームの力がどの辺にあるのかを知るために、このアルテ戦は非常に重要な試合でもあった。

予想どおり、YSの繋いで展開するサッカーはアルテを相手にしても繰り広げることは出来た。しかし、繰り広げるだけで、その先の「脅威」にまではならなかった。これは、昨年もその前も同じだったのだが、地域レベルとしては、最高傑作と呼べるほどチーム戦術が徹底され、美しいサッカーを繰り広げ続けてきた。だが、楽しく美しくは「強い」の同義語ではないのだ。

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松尾に「怖くない」と言われたこと、そして鈴木監督も「通用しなかった」と言った部分を、どのように改善していくかが、YSのJFL昇格に大きく関わってくるだろう。昨年、地域決勝で戦ったパルセイロも、かつては楽しく美しいサッカーで昇格を目指したが、挫折を繰り返し続けた結果、鈴木政一という「勝つサッカー、そして負けないサッカー」を知る智将を招いたことでチームは変貌を遂げ、現在はJFLの首位争いに加わるチームになっている。

YSにだって、そこまで行ける能力はあるはず。チームコンセプトにこだわり続けることも悪くはないが、「負けないこと」を身につけることは、これから先の戦いにおいて、チームに絶対プラスとなっていくはずだが、リアリスト路線、そして試合巧者ぶりを残された期間でどこまで身につけられるだろうか? いろいろな意味で、この日のアルテ戦は「Y.S.C.C.の実力」を知らしめる内容となったが、この日の結果を、なんとか今後の戦いに活かして欲しいもの。

この日の会場には、元チームメートであり、現在はパルセイロでプレーする寺田洋介の姿もあったが、彼だって、Y.S.C.C.が上がってくることを待ち望んでいるのだから…

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第91回天皇杯・全日本サッカー選手権
1回戦 @群馬サッカー場
アルテ高崎 2-0 Y.S.C.C.
[得点者]
3分山田、30分伊藤
[警告]
41分小島(高崎)

[ゲームスタッツ]
シュート数:高崎13、YS7
ゴールキック:高崎12、YS9
コーナーキック:高崎3、YS11
直接FK:高崎12、YS11
オフサイド:高崎2、YS4
PK:高崎0、YS0

2011年9月 4日 (日)

天皇杯、9/4開催分1回戦結果

昨日に引き続き、本日も各地で天皇杯1回戦(全13試合)が行われましたので、取り急ぎ結果のみ掲載しておきます。なお、敷島(群馬サッカー場)で行われました、アルテ高崎 vs Y.S.C.C.の試合に行ってきましたので、後ほど、この試合に関しては詳細レポートを掲載します。

あと、どうしても付け加えたいこととしては、昨年の1、2回戦パンフは「いったいなんなんだ?」と苦情の声がいくつも出たほど、ページ数同様、内容も「薄っぺら」なものでしたが、今年の1回戦〜3回戦パンフはクオリティが復活。是非とも、地元のチームが勝ち残っている方で、まだ購入していない方は2回戦以降で会場にて購入してみてください。

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Match01 @鈴鹿
FC鈴鹿ランポーレ 1-0 中京大学●
88分村田(鈴鹿)

Match05 @富山
富山新庄クラブ 1-0 JAPANサッカーカレッジ●
75分石黒(富山)

Match07 @ひたちなか
筑波大学 2-1 平成国際大学●
6分赤﨑、81分上村(筑波大)
25分小野(平国大)

Match08 @秋田陸上
ブラウブリッツ秋田 13-0 山形大学医学部●
13分三好、26・41・56・73・75分松田、30・53分今井、45+2・61分比嘉、73分川田、80分小澤、90+3分千野(秋田)

Match09 @桃源郷
●アルテリーヴォ和歌山 0-5 佐川印刷
40・43分桜井、47分大槻、68分平井、77分中筋(印刷)

Match10 @群馬サ
アルテ高崎 2-0 Y.S.C.C.●
3分山田、30分伊藤

Match12 @カンスタ
ファジアーノ岡山ネクスト 2-2(PK5-3) レノファ山口●
45+2分岡﨑、106分小寺(岡山)
89分中山、103分中村(山口)

Match13 @高槻萩谷
●阪南大学 0-2 SAGAWA SHIGA FC
36分髙橋、40分OG

Match15 @奈良橿原
●奈良クラブ 1-3 三洋電機洲本
8分稲垣、83分太田、90+3分井上(洲本)
89分橋垣戸(奈良)

Match16 @福山
●広島経済大学 0-5 ツエーゲン金沢
28・32・90+3分平林、53分斉藤、90+1分本田

Match18 @沖縄市陸
●海邦銀行SC 0-1 V・ファーレン長崎
51分岡村(長崎)

Match20 @盛岡南
●グルージャ盛岡  0-2 ソニー仙台
47分麻生、82分森原(ソニー)

Match22 @長良川メドゥ
FC岐阜SECOND 2-1 静岡産業大学●
32分細野、74分遠藤(岐阜)
6分片山(静産大)

あと、残りの1回戦2試合につきましては、7日、14日にそれぞれ1試合づつ行われ、これで2回戦のカードが全部出揃うこととなります。

さて、本日の結果からだけの話になりますが、東海大学サッカーリーグで首位を走り、今年も何人かのJリーガーを輩出しそうな中京大学の敗退、そして北信越の2部vs1部の対決となった富山新庄 vs JSCの試合で2部の富山が勝利したことは、「番狂わせ」と言ってもいいだろう。

そして、中国リーグの上位チーム同士の対戦となったファジアーノ岡山ネクスト vs レノファ山口は、延長戦でも互いに譲らず、最後はPK決着という熱戦となり、今シーズンまだ公式戦にて勝利のないソニー仙台は、天皇杯とはいえ今季初白星をマーク。この勝利で、残りのリーグ戦にも弾みをつけたいところ。

最後に、3大会連続で初戦の壁を破れなかったFC岐阜SECONDだが、先制されながらも粘りを見せて終盤に逆転弾を決め、4回目の天皇杯で初戦の壁を突破。J1清水への挑戦権を見事に勝ち取った。

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ということで、順延となっている2試合をのぞき、それ以外の2回戦対戦カードは下記のようになりました。

●10月8日開催分
[27]:柏レイソル vs 栃木ウーヴァ 13:00 柏の葉
[28]:ヴァンフォーレ甲府 vs 町田ゼルビア 15:00 山梨中銀スタ
[29]:横浜Fマリノス vs [04]の勝者 13:00 ニッパツ球(※1)
[30]:栃木SC vs ホンダロック 13:00 グリスタ
[31]:アルビレックス新潟 vs 富山新庄クラブ 13:00 東北電力スタ
[32]:横浜FC vs 松本山雅FC 14:00 アルウィン
[35]:モンテディオ山形 vs ブラウブリッツ秋田 13:00 NDスタ
[37]:川崎フロンターレ vs アルテ高崎 15:00 等々力
[42]:コンサドーレ札幌 vs 水戸ホーリーホック 13:00 札幌厚別
[43]:FC東京 vs FC KAGOSHIMA 13:00 味スタ
[45]:サンフレッチェ広島 vs ツエーゲン金沢 15:00 広スタ
[46]:愛媛FC vs FC琉球 15:00 ニンスタ
[50]:ザスパ草津 vs ファジアーノ岡山 13:00 正田スタ
[51]:ベガルタ仙台 vs ソニー仙台 15:00 ユアスタ
[52]:アビスパ福岡 vs [21]の勝者 13:00 ニッパツ球(※2)
[53]:清水エスパルス vs FC岐阜SECOND 13:00 アウスタ
[55]:ジュビロ磐田 vs 福島ユナイテッド 13:00 ヤマハ

※1:9月14日に決定(米子北高校 vs カマタマーレ讃岐)
※2:9月7日に決定(三洋電機徳島 vs 高知大学)

●10月10日開催分
[26]:FC岐阜 vs ギラヴァンツ北九州 13:00 長良川
[34]:カターレ富山 vs サガン鳥栖 16:00 富山
[36]:京都サンガF.C. vs 佐川印刷SC 13:00 西京極
[38]:大分トリニータ vs 徳島ヴォルティス 13:00 大銀ド
[39]:大宮アルディージャ vs 福岡大学 13:00 熊谷陸
[40]:湘南ベルマーレ vs ファジアーノ岡山ネクスト 13:00 平塚競技場
[44]:ヴィッセル神戸 vs 三洋電機洲本 13:00 加古川
[47]:浦和レッズ vs 宮崎産業経営大学 13:00 埼スタ
[48]:東京ヴェルディ vs V・ファーレン長崎 13:00 駒沢陸
[54]:ガイナーレ鳥取 vs ロアッソ熊本 13:00 とりスタ
[56]:ジェフ千葉 vs デッツォーラ島根 13:00 フクアリ

●10月12日開催
[25]:名古屋グランパス vs FC鈴鹿ランポーレ 19:00 瑞穂陸
[33]:鹿島アントラーズ vs 筑波大学 19:00 カシマ
[41]:ガンバ大阪 vs SAGAWA SHIGA FC 19:00 万博
[49]:セレッソ大阪 vs 北教大岩見沢校 19:00 金鳥スタ

昨日も何試合か注目カードを挙げましたが、本日対戦が決まったカードの中では、サンフレッチェ広島 vs ツエーゲン金沢の一戦が特に気になるカードと言えそうだ。

ツエーゲン金沢に移籍した久保竜彦だけではなく、山根巌、そして上野展裕監督にとっても古巣である広島。そんな相手との対戦に、寡黙な男も密かに闘志を燃やしてくるだろう。また、上野監督にとっては現役の最後を過ごしたチームであり、指導者としての原点でもある広島。それぞれの「故郷」と呼べる場所(チーム)に、それぞれの意地を見せて貰いたい。

また、昨年と同じ会場で再びベガルタ仙台 vs ソニー仙台の「仙台ダービー」が今年も実現。昨年は延長戦でJFLのソニー仙台がJ1のベガルタ仙台を1-0で振り切り、見事にジャイアントキリングを達成。ベガルタとしては、昨年の雪辱を晴らさなければいけない試合となるだろう。

そしてもう一つ、ジャイアントキリングの臭いがしそうなカードとして、東京ヴェルディ vs V・ファーレン長崎というカードも推したい。

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昨年は長崎・佐野監督の古巣である横浜Fマリノスと2回戦で対戦したが、前半は1-0でリードして折り返したものの、後半は地力の差を見せつけられ、終わってみれば1-4の完敗。しかし、今シーズンは佐野体制も2年目となり、着実に成長し現在はJFLで3位と好調を維持しており、今年はやってくれそうな予感もさせている。

しかし、ヴェルディとしては、前回大会は初戦で町田ゼルビアに0-1と敗れていることもあり、今大会は「名門」の意地を見せて欲しいところだ。

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