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2011年7月17日 - 2011年7月23日

2011年7月21日 (木)

JFL後期第3節 町田vs金沢/監督コメント

試合からかなり時間が経過してしまったので、今更試合を振り返るのもなんなので、スタメン情報と監督会見だけ掲載しておきます。なお、おおまか試合に関しましては、前回のエントリー分をご参照ください。

[町田スタメン]
ーーー勝又ーーユンーーー
ー酒井ーーーーーー鈴木ー
ーーー柳崎ーー大前ーーー
藤田ー太田ーー田代ー津田
ーーーーー修行ーーーーー

[金沢スタメン]
ーーー平林ーー石舘ーーー
ー古部ーーーーーー菅野ー
ーーー曽我部ー本田ーーー
斎藤ー諸江ーーマイケルー滝川
ーーーーー大橋ーーーーー

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【町田・ポポヴィッチ監督会見】
(日本語で)よろしくお願いします

どうであれ、結果として勝ち点3を取れたことが一番大きいと思います

内容に関しては満足してない訳では無いのですが、もっといいプレーが出来たはずだとも思っています。もしかしたら、チームが始動したばかりの時に今日の内容で勝てたのであれば、私は「満足です」と言ったかも知れませんが、今は選手の個々の能力もチーム力も上がってきているし、私は選手が持っているクオリティをわかっていますので、今日の内容に関しては、いいサッカーをしたんですが100%満足したとは思っていません。

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ツエーゲン金沢というチームは、みなさんもご存じだと思いますが、素晴らしいチームでありリーグ最少失点を誇り、そして彼らのプレーの特徴として、スペースを与えない、(自分たちの)サッカーをやらせないというプレースタイルであり、それプラス、とても質の高いセットプレーをしてくるということで、厳しい相手であると私は捉えていました。

ただ、私たちは、そういう相手に対して、かしこく、我慢強く戦えたのではないかと思っています。

試合を振り返ってみても、私たちがやってきたこと、やるべきことでもある、ボールを動かして足下で繋いでいくことが出来ている時間は、相手に対して問題を起こす(守備を崩す)ことが出来たし、チャンスを作ることが出来ました。

私たちが、まさに目指さなければいけないのは、それを90分間通してやり続けると言うことであり、それに向かってやっていきたい。

そして今日に関しては、先週の試合で3人がイエローカードを貰ってしまい、今節は3人の選手(ディミッチ、星、小川)が出場停止になってしまい、さらには先発メンバーに定着しかけていた大竹に関してもケガで欠き、勝又もケガあけと言うことでベストコンディションではない。ただ、そういう中で私が当初から言い続けてきた「チームとして誰が出てきても同じサッカーをする」ということは、今日の試合で証明出来たのではないでしょうか?

私が選手に最初から言い続けてきたことですが、自分のところでは全員が先発メンバーだと…。誰もレギュラーは保証されている選手はいないと言い続けてきましたが、それをヒロ(大前)が証明してくれたと思います。まさに、彼は名前のとおり今日はヒーロー(ひろ)でした。

チームとしての方向性、そしてやってきたことは間違ってはいないということを、今日も証明出来たと思いますし、順位表を見ると、まだ私たちより上にたくさんのチームがいる訳ですが、今日の試合で(上位に)近づけるような形を作れたこと、そしてチーム力を示せたことに満足しています。

私は試合前(のミーティングで)、今節の試合で出場停止が3人いるからどうだのこうだのと、言いたくはありませんし、言うタイプではありません。ただ今日に関しては、その3人の代わりに出た選手が、3人以上に力を出し活躍してくれたということは、本当にチーム力が上がってきていることを証明してくれたと思っているし、選手には「よくやってくれた」と伝えたいと思っています。

〜以下、質疑応答〜
<ホームで6勝目ですが、アウェーではあまり勝ってはいないが…>
アウェーでも攻撃的なサッカーをしている。苦手意識はない。特にホームだからとかアウェーだからということを気にしていないし、ウチのサッカーを変えることはない。まあ、結果はいつも紙一重ということですし、先日の琉球戦は金子さん(達仁)のコラム(ポポ、読んでいるんか…)でレフリーを絶賛していたことを読んでもらえば、どんな内容だったかわかるのではないでしょうか?

佐川戦でも相手はその試合までトータルで8失点しかしていなかったのに、この試合で3失点を喫しています。だからこそ、アウェーで消極的になっているとは考えていません。

ただ、ホームでの大きな声援は選手に力を与えていることは確かだと思います。

<選手起用についてと、序盤に堅かった点について>
ユン、勝又は約2ヶ月ぶりの先発だし、大前は今季初先発(※酒井は結構出場しいてる)ということで緊張したのだと思う。確かに序盤は非常に堅さも見られ、足下でボールを繋げられずロングボールばかりの展開になってしまった。なぜ、いつもどおりのサッカーが出来なかったのか理由はわからない。相手がやりづらい相手であったからかも知れないし、それによって自分たちのリズムに乗るのが遅くなってしまった。

しかし、パスが回ればしっかりやれてきたし、素晴らしいタイミングでボランチ(大前)が攻撃に絡んで得点を決めてくれた。ヒロに関しては、今季ほとんど試合には出ていないが、これまでの経験は誰よりも持っている。だから彼は出られない時でもいい準備をしてくれていた。その結果が、この日の最高の「答え」に繋がったと思っています。

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そう言った意味では、今日出てくれた3人のおかげで、これから先の試合においてスタメンを選ぶことがもっと難しくなってしまいました(笑)

<ユンのFW起用について>
まず、ユンの登録についてですが、彼は本来DFではなくMFの選手でして、人生の中で初めてDFをやったのはここに来てからなのです。

ディミッチがいないという状況の中で、山腰を使うという選択肢は大いにあったでしょうが、私は常にベンチには流れを変える選手は2人は置いておきたいと考えています。そういう意味では、山腰や北井をスタメンで使うよりも、終盤まで残して流れを変える役目に期待していた。また、練習中からユンの動きも良く、元々運動量もあるので、彼ならば大丈夫と思い起用しました。

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【金沢・上野監督会見】
まず、ゼルビアさんがいいサッカーをして勝利したことを「おめでとうございます」と言いたいです。

それに対して我々は、素晴らしいミドルシュート(大前の1点目を指す)を決められた訳ですが、その前に2、3本危ないミドルを打たれているところがありました。結局、(その場面で)ボールに寄せきれず、運動量でゼルビアさんにかき回されて、真ん中にスペースを作られ、その前(得点の前)に危ないミドルが2、3回ありましたが、やられるべくしてミドルシュートを決められてしまったと思います。

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FKも素晴らしかったですが、あそこまで危ないシーンを作られたので、マイケルもイエロー覚悟でファールしに行く(止めに行く)しか方法がなかった。ゼルビアさんは本当によく動かれていて、運動量でも我々は勝つことが出来なかったし、パス回しの面でも勝つことが出来ませんでした。

しかし、試合はこの後も続きますので、金沢に戻ってまたやり直して次の佐川急便(SAGAWA SHIGA)戦に向けて準備したいと思います。

<前回の対戦と何か違いを感じましたか?>
前回に比べて、今回の方がはじめの立ち上がりは勢いが無かったかな?と感じました。

前回は「じゃがいも畑」と言われた金沢市民でやりましたが、ゼルビアさんは前と前の試合で11点取っており(前期8節 6-1Mio、前期9節5-1琉球)、非常に勢いに乗っていましたが、我々も前からプレッシング行くことで対応し、その勢いをホームでなんとか阻止することができました。まあ、その中で勝又選手の残念な退場もあったりですとか、最終的にはウチの久保がPKを決めて何とか引き分けに持ち込んだんですが、今日は前半のはじめは我々の方が少し良かったかな? と感じました。ボールも繋げることは出来たし、押し込めたかな? とも思いました。

しかし、徐々にゼルビアさんのいい運動量にかき回されたかな…と思っています。

<この敗戦について>
まあ、尾は引かないとは思っています。
そのようにやっていきます(笑) もう、問題点はクリアーになっていますからね。

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中盤のプレッシングというか、押し上げて、スクイーズしてのプレッシングがちょっと効かなかったというところと運動量ですね。そこは当然(これから)上げていきますし、途中から久しぶりに山根を入れましたが、彼は中盤でも前でもオーガナイズ出来ますので、久しぶりのゲームでしたがなんとかやってくれましたし、この先は久保も治ってきますので、尾は引かないと思っていますし、チーム(選手)もやるべき事はわかっていると思います。

<後半終盤はチャンスを作れたが?>
町田さんが引いてカウンター狙いをしてたので、(結果的に)自分たちがボールをポゼッション出来たとは思っています。相手のカウンターを警戒しながら攻勢に出たことで、チャンスはそれなりにあったかもしれませんが、相手も最後はしっかり体を寄せてきていました。決めきれなかった部分は、個人で練習してなんとか決定力を上げていきたいなあと思っています。

以上、7月16日、町田・野津田陸上競技場にて

2011年7月19日 (火)

U-23、天皇杯予選3回戦へ

ガイナーレ鳥取戦
ホームゲームでありながらも、その結果は無いだろう…
ということで、この試合の感想は何もありませんので、17日の午前中に行われたU-23の天皇杯群馬県予選(県協会長杯決勝トーナメント)の話へ

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7月3日から始まった天皇杯・群馬県予選だが、今週は2回戦4試合が行われた。対戦カードは桐生第一高校 vs 上武大学、ジェラルド伊勢崎 vs ザスパ草津U-23、群馬教員 vs 前橋育英高校、関東学園大 vs tonan前橋サテライト(※tonan前橋は準決勝、アルテ高崎は決勝から出場)

さて、ザスパ草津U-23は、現在群馬県リーグ1部2位のジェラルド伊勢崎と対戦。対戦相手さんがどんなチームだかは全然知りませんが、とりあえずCBの一人だけは確実にどんな選手なのかは知っている。そう、昨年までU-23に在籍していたタムこと、田村幸太くんなのだ。

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[U-23スタメン]
ーーー藤崎ー森川ーーー
ー清水ーーーーー宮下ー
ーーー市川ー枝本ーーー
川瀬ー安田ー飯山ー西野
ーーーー笠原ーーーーー

※ジェラルドは中盤がボックス型の4-4-2

試合はジェラルドのキックオフで始まったが、誰もが「あれっ?」という展開で始まってしまう。

キックオフのボールを短く繋ぎ、3人目に受けた選手が大きく前にフィード。これがゴール前まで飛んで行くのだが、ここでGKとDFが処理の呼吸が合わず「誰が行くんだよ?」という状態になってしまい、ルーズボールとなってしまったところを、相手9番に蹴り込まれてまさかの失点スタート。

時間にして開始36秒だし、その間、U-23の選手は誰もボールに触れないし…

まあ、いきなりの失点だし、まだ時間も70分はあるということで、気を取り直してリスタートするU-23。2分に森川が右サイドを突破して、この日最初のCKを獲得し、3分にも再びCKを獲得。さらに続く4分、右サイドからチャンスを掴み、最後は藤崎が蹴り込んであっさり同点。

これで一気に流れに乗ってゲームを決めてしまうかと思われたのだが、ジェラルドの粘り強い守備の前に、やや難しい時間を迎えてしまう。4-4-2のシステムで来たジェラルドだが、ラインを下げてしっかり守りきる形を強めると同時に、タムがタケマ、モリの2トップをしっかりケア。

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試合の流れこそ8:2でU-23という展開だったのだが、相手のカバーと必死の潰しの前に手を焼くU-23。そんな中でキャプテン市川が18分、マークが比較的に甘いミドルレンジからシュートを狙っていくと、見事にこれが決まってついに逆転。

逆転して、これでやっと落ち着いてゲームを進められるかと思ったのだが、あまり序盤と変わらないサッカーを続けてしまい、結局は相手守備網を崩せずぬまま時間が進み、前半2-1と1点リードという状態で折り返す。

結果的に前半のうちに追いつき、さらには逆転まで出来たが、両者にある「チーム力の差」を考えれば非常に物足りない内容であったことは否定出来ない。相手は中央の守りを堅めていたのだが、それに対して真正面から行ってしまえば試合を難しくしてしまうのは当たり前。もっと簡単に、もっとシンプルに、そして中に比べスペースのあるサイドを有効的に使えば良かったのに…

さらには、相手のチャージで宮下が痛む場面があったが、レベル差のある相手と戦ったときのチャージについては、4月の一次予選で「どんなものなのか?」ということは、理解していなかったのか? プレースピードの違いから、どうしても相手のチャージはレイト気味になるし、時にはどうしても止めたいという意識から、荒いチャージになることもある。

それがわかっているのだからこそ、相手が寄せてくる前にボールを離せばいいし、うまくいなせば、受け手の方がかなりフリーになる。しかし、ボールを持って簡単に勝負に行ってしまうからこそ、相手の手痛いチャージを受けてしまう。そして、チャージを受けた後のプレーが消極的になってしまえば元も子もない。

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そして後半だが、木村コーチからの指示もあり、前半よりも動きがスムーズになったU-23は、40分に川瀬がいいタイミングで攻め上がりシュートまで持って行くと、続く42分にも再び川瀬がシュート。43分には清水のミドルからCKを獲得し、これに安田が合わせてシュートを放つがポスト直撃。直後の44分にも藤崎が川瀬のクロスに飛び込んでゴールを狙っていく。

サイドからいいボールが入る回数の増えた後半は完全に流れを掴み、前半のようなカウンターを浴びることなくゲームは進む。あとは決定力という部分だけ、ジェラルドの守備陣の奮起と、GKの好セーブもあり追加点を奪えないまま試合は進んだが、59分に森川のポストプレーから、走り込んだ枝本がミドルで蹴り込んでスコアを3-1として、勝利をより確実なものとする。

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そして最後は途中交代の吹田が藤崎からの優しいパスを「今度こそ(66分に西野からのボールを外している)」冷静に蹴り込んで4点目を挙げゲームは終了。

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終わってみれば、開始早々の失点以外はピンチらしいピンチもなく終わったこの試合。しかし、落ち着いて攻撃を組み立てていれば、もっと点数が取れたことは間違いない試合であり、これから勝ち抜いて行くためにも選手それぞれが、もっと「かしこくなる」必要性を感じるゲームでもあった。

まあ、何の課題もなく終わるよりは、「良くなるためにどうする?」という課題が残った方が彼らのために良かったのかな? という気もします。

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ということで、2回戦を勝利したザスパ草津U-23は、7月24日に行われる3回戦(前橋育英高校グラウンド)にて、上武大学に2-2からPK戦(4-3)で勝利した桐生第一高校と対戦することが決定。そして桐生第一といえば、先日行われたU-17ワールドカップメンバーに選ばれた鈴木武蔵くんでして、この日の上武大学戦にも出場していたので、次の試合にも出てくることは十分考えられそう。

U-23としては、まずはしっかり「金の卵」を抑えつつ、大人のサッカーで高校生を序盤から圧倒したいところだ。

あと、反対側のブロックだが、前橋育英は群馬教員に5-1と大勝し、tonan前橋サテライトは関東学園大に2-1と競り勝って3回戦進出を決めている(※3回戦第二試合は前橋育英 vs tonan前橋サテライト)

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昨年の大会は、3回戦で対戦した上武大学の前に涙を呑んだザスパ草津U-23。今年も同じ失敗を繰り返さないよう、試合の入り方、そして引いた相手をどう崩すか? という点に対して、しっかりとした準備をしてほしいかぎりである。

第16回群馬県サッカー協会長杯・決勝トーナメント2回戦
7月17日 @上武大学グラウンド
ザスパ草津U-23 4-1 ジェラルド伊勢崎
[得点者]
4分藤崎、19分市川、59分枝本、69分吹田(U-23)
1分ジェラルド9番

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