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2011年4月24日 - 2011年4月30日

2011年4月30日 (土)

信州ダービー雑感

JFL前期第8節 @アルウィン
松本山雅FC 2-1 AC長野パルセイロ
[得点者]
4分土橋(長野)
45+1分今井、90+1分木島弟(松本)

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帰宅途中でして詳細はまた後ほどで、ここでは簡単にダービーの感想だけで失礼します。

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あんな強風の中ではなく、良いコンディションの中でゲームが見たかったのが本音であり、両者とも本来のサッカーが出来なかったことはやや残念。

ただ、ドローで終わらしたかったパルセイロが、しっかり試合をクローズ出来なかったことは課題だし、やっぱり山雅はダービーでは勝負強さを発揮するんだよね…

さすがだわ。
詳しくはまた明日にでも。

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4月30日追記→山雅サイドレポートはコチラ

いよいよ信州ダービー

今日、4月30日はJ1/J2/JFL、そして各地域リーグなどを含め、多くのカードが予定されていますが、その中でも松本山雅vs長野パルセイロの対戦となる「信州ダービー」はやはり気になるところ。

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両者が本格補強を始める前にも何度か対戦はありましたが、注目度、そして試合レベルがアップして「特別な試合」となったのは2006年シーズンからのこと。そして2006年からの両者の対戦成績は、山雅の10勝3分3敗とパルセイロを圧倒し続けている。

まあ、試合内容についてはどれも僅差の試合が続いていることは否定しないが、結果的に山雅がどの試合でも泥臭く戦い、内容よりも勝利を貫き通した結果が勝敗に現れている。そう、山雅サイドの方が明らかに「ダービー」を意識しているのだ。

それに対して、常に内容を意識してきたパルセイロにとって、ダービーを意識するよりも、「シーズンの中の一つ」というスタンスでしか考えていなかった。そんな意識の違いが、今の対戦成績の「差」になっているのかも知れない…

さて、これまで「無駄に熱い北信越」の代名詞と言われてきた「信州ダービー」だが、パルセイロも1年遅れだがJFLに昇格し、一地域リーグのカードから、ついに全国リーグの「ダービーマッチ」に昇格したこのカード。これまでダービーといえば、「さいたま」「大阪」「静岡」などが代名詞的存在だったが、この信州ダービーこそ、将来的に「日本一のダービーマッチ」になる可能性は大と考えている。

山雅が大型補強をしたからとか、パルセイロがJFL1年生だ!ということは関係ない。どっちが強く「勝ちたい!」と思っているかで勝敗は分かれるはず。また、これまでややダービーに対する意識が、山雅ほど薄かったパルセイロがどこまで「本気」になれるか? というところも注目。

そして、長野県という一地域だけではなく、全国のサッカーファンを驚かせる試合、そして盛り上がりを見せて欲しいところである。

JFL第8節 @アルウィン
12:00キッオクオフ
松本山雅FC vs AC長野パルセイロ

時間のある方、興味のある方、そして「歴史の目撃者」になりたい方は、是非ともアルウィンへ!!

2011年4月29日 (金)

ウーヴァFC、ホーム開幕戦を飾る

JFL前期第8節 @栃木市陸
栃木ウーヴァFC 3-0 ジェフリザーブス
[得点者]
66・70分竹内、90+2分三輪

前節、アルテとの対戦を1-1のドローで終えた栃木ウーヴァ。今季の「ホーム開幕」となったジェフリザーブス戦では、内容は悪いなりにも要所をしっかり押さえて勝ち点3を奪った。

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[ウーヴァスタメン]
ーーー竹内ー若林ーーー
ー濱岡ーーーーー武藤ー
ーー久保田ー前田ーーー
川瀬ー岡田ー栗原ー石川
ーーーー原田ーーーーー
※中盤はボックスというよりも、ややフラットな並び

[リザーブススタメン]
ーーーーー金沢ーーーー
ーーー佐藤宏ーーーーー
ー福田ーーーー佐藤悠ー
ーーー柳ーー松田ーーー
西山ー安川ー秋葉ー西郡
ーーーー瀧本ーーーーー

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ウーヴァは開幕戦から若干メンバーの入れ替えがあり、開幕戦こそ移籍手続きの関係上出場出来なかった久保田勲が、この試合前日に登録完了したため登場となった。そしてジェフリザーブスだが、前節長野パルセイロ戦での完敗を受けて、両サイドバックを揃って入れ替え、完全に「守備的」な形を作って試合に入っていく。

攻撃がウリである星野をサブに回し、前節CBに入った西郡をスライドさせて守備の意識を高めたリザーブス。また、4-2-3-1だったシステムも、4-4-1-1(気味)に変更し、ボランチ2枚と1.5列目に入った佐藤宏を含めた3人が厳しいプレスを掛け続けることで序盤からペースを引き寄せる。

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高い位置からの守備が徹底されていたことと、右サイドの佐藤悠の動きが良くチャンスを序盤から作るリザーブス。4分には福田の放ったシュートが石川の腕に当たってハンド→PKか?と思われたが、ここはハンドの判定はなくそのままCK。続く9分に佐藤悠がシュートを放つと、10、12、13、15分にも連続してウーヴァゴールに襲いかかる。

しかし、ここでリザーブスにとって痛いアクシデントが発生。右サイドでチャンスメークしていた佐藤悠が接触プレーで右足を痛めてしまう。一度はピッチに戻ったものの、やはりプレー続行は無理で21分に渡辺と交代。

攻撃の起点となっていた佐藤悠がピッチを退いてしまったものの、その後も堅い守備と高い位置からのプレスがハマり続けるリザーブスがペースを握り続け、佐藤宏が立て続けにシュートを打って行く。

リザーブスの右サイドからの攻撃にいいようにやられ続けていたウーヴァだが、32分、川瀬に替え、開幕戦はスタメンだった渡辺建太を投入し右SBに配置。そして右の石川を左に配置替えしてリザーブスの攻撃に対応。すると徐々に左サイドでの劣勢を挽回しだし、さらには相手のプレスも序盤より緩くなったこともあり、ウーヴァが反撃に出るシーンも生まれる。

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序盤〜中盤は一方的なリザーブスペースだった試合も、前半終盤で互角の展開にまで押し戻したウーヴァ。いや、押し戻したと言うよりも、相手の決定力不足と運動量の低下に助けられた感が非常に強かった前半戦は、結果的にスコアレスで後半戦に折り返す。

後半に入ると、前半終盤に押し返されたリザーブスがキレのある動きを取り戻し、再びペースを握り返す。4、5、9、10分と連続してチャンスを作り、さらに15分にはウーヴァ守備陣のミスを佐藤宏が逃さずカットして、決定的場面を迎えるがGK原田の好セーブに栗原の必死のクリアが生まれ、どうしても先制点が奪えない。

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トータルタイム60分を過ぎたところまでの全体的な流れは間違いなくリザーブスのものだったが、点が取れるチャンスを何度も逃し続けていることが気がかりであり、一瞬の隙をつかれるのでは… と思っていたら予想通り手痛い一撃を受けることとなる。

66分、濱岡から縦に速いパスが入ると、これに反応して抜け出した竹内がDFを背負いながらもシュート! これが見事に決まって流れの悪かったウーヴァが先制。

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思うように若林にボールが入らず、そこから「次の展開」がなかなか生まれなかったウーヴァ。それでもリザーブスの攻撃に対して、中盤の久保田、前田に最終ラインが粘り強い守備を続けてきたことが攻撃陣の奮起を呼んだ。また、横濱監督も「本来FWではないけれど、DFと駆け引きができ、また裏に抜けるのもうまい竹内に期待して起用した」と話したが、まさにその決断が「吉」と出た瞬間でもあった。

1点リードして、ガラリと変わってしまったこの試合。60分まであれだけ必死に動いていたリザーブスだが、一気にトーンダウン。すると続く70分のセットプレーではセカンドボールを奪われてもう一度中に放り込まれると、今度は頭で竹内に決められてしまう。さらに74分には福田が2枚目のイエローで退場。残り時間を10人で戦うことになり、事実上この時点で「勝敗」が決してしまった…

それにしても、福田退場後の采配がやや中途半端であったことは否めない。退場となったのは、攻撃的MFの福田であったこともあり、守備の枚数を増やす必要はないのでは?と思ったが、監督の交代カードは柳を下げてDF登録の山口将造をボランチの位置に投入。リスクを犯して攻撃的に行くならまだ理解できるのだが、0-2で負けている状況でその交代とは…

結局、この交代をしたところで流れが変わることもなく、守備が良くなる訳でもなく、逆に最後の最後でカウンターを喰らってしまいダメ押しとなる3点目まで与えて試合は終了。

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試合後のウーヴァ横濱監督は「悪いなりにも結果を出してくれたことは良かった」と語り、監督も正直なところ、試合内容に関しては満足してはいないということを覗かせた。また、この日無失点に抑えた守備陣に対しても「相手のミスに助けられた0であることを忘れてはいけない」と語り、「この結果に満足することなく集中したディフェンスを続けて欲しい」とも付け加えた。

さて、これでウーヴァは2試合で「勝ち点4」を稼いだが、相手はアルテ、リザーブスと昨年残留を争った「仲間」であり、この2試合の結果で「今年は強い」と評するのもいささか早計かもしれない。横濱監督も「これから強い相手と当たるので、(ここからが)本当の戦いだと思っています」と。2試合の結果に奢ることなく気を引き締めていた。

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さて、2試合連続ゴールを挙げ、一躍ウーヴァの救世主となった竹内優。4年間過ごした松本山雅を離れ、一時は所属チームなしとなったが現役続行を諦めず、自身がジュニア時代を過ごしたアルドール狭山(埼玉県2部)に籍を置いてトレーニングを続け、ウーヴァFCに入るチャンスを掴み、そしてこの2試合で「チームに無くてはならない存在」にまで登り詰めたと言っても過言ではないだろう。

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さて、連敗スタートとなってしまったリザーブスだが、長野戦以上に重い敗戦であったことは否定できない。最終ラインの両サイドには攻撃より、まずは守備ということでメンバーを入れ替え、中盤からのプレスを徹底して試合に挑んだが、結果的にその動きを90分間持続することは出来なかった。

攻撃に関しても、まだ個人の打開に頼る部分が多く、「点が線になる」攻撃になっていかない。前回の試合でも「これからのチーム」であると書いたのだが、このチームがどんなカラーのチームなのか、どんなサッカーをしたいのか? という部分がこの試合でも見えてこなかったことは非常に残念である。

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JFL残留が目標となるリザーブスとしては、最悪でも「勝ち点1」は奪いたかったこの試合だが、3失点を喫しての敗戦はなんとも痛いところ。だが、次節は試合なしとなるので、なんとかこの「インターバル」を有効に利用して、チームの方向性や骨格がしっかりするよう、いい準備をしてもらいたい。

2011年4月25日 (月)

パルセイロ、圧巻のJFLデビュー

JFL前期第7節(開幕戦)@南長野
AC長野パルセイロ 4-0 ジェフリザーブス
[得点者]
25分藤田、34分宇野沢、41・62分向

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震災の影響を受け、開幕が延期されていた今季のJFLは、第7節に予定されていたカードが開幕戦となり、思わぬ形で開幕戦をホームで迎えることとなったパルセイロ。そして、予期せぬ準備期間がチームに好影響を与え、最高のJFLデビュー戦を飾ることとなった。

[パルセイロスタメン]
ーー宇野沢ー藤田ーーー
ー栗原ーーーーー向ーー
ーーー大橋ー土橋ーーー
有永ー大島ー小川ー高野
ーーーー諏訪ーーーーー

[リザーブススタメン]
ーーーー金沢ーーーーー
福田ーーー柳ーーー佐藤
ーーー安川ー松田ーーー
星野ー西郡ー秋葉ー山口
ーーーー瀧本ーーーーー

キャンプ終了〜本来の開幕想定時から、ややメンバーが変わったパルセイロ。ケガで出遅れていた高野が寺田からポジションを奪い返し、谷口、籾谷とCBのレギュラー争い争いを続けてきた小川が、4月に入ってから安定感を増したことでポジションを確かなものとした。GKは加藤と諏訪が横一線で並んでおり、どちらが出るか最後まで微妙だったが薩川監督は諏訪を抜擢。メンバーが「変わった」とあるが、実際には昨年のメンバーから3人が変わっただけにとどまった開幕戦。

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そしてパルセイロよりも多い、14人の選手が新加入となったジェフリザーブスの最終ラインは昨年とは大きく変わってきた。まあ、余談になりますが「草津町系」の方にはたまらない最終ラインとなったリザーブス。昨年までU-23に在籍していた星野崇史、2006年のチャレンジャーズ時代に在籍の山口直大、そして昨年トップチームを退団した秋葉信秀。また、ベンチには直大同様2006年に在籍していた田中翔太と、4人の草津系がそろい踏みなんですが、まあその話は別の機会で…

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リザーブスのキックオフで始まった試合だが、さすがにJFL初戦ということもあり、相手の出方を伺う慎重な試合の入り方をしたパルセイロ。序盤は蹴り込んでくるリザーブスに押される場面もあったが、相手が縦にしか蹴ってこないこと、そして攻撃のほとんどが単発であり連携面での未熟さを読み取ると、10分過ぎからはパルセイロの思い通りの展開となっていく。

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そして、この「思い通りの展開」を作り出す原動力となったのがボランチの大橋良隆の動き(働き)であった。

とにかく攻守のバランスがよく、切り替えが速い。また、相手の中盤がボールを持ったときには素速くプレスを掛け、簡単に前に行かさないようにする。「自分の役目はまず守備です」と試合後に謙虚に語ってくれた大橋だが、豊富な運動量から繰り出される献身的な動きがなければ、パルセイロがあれほど中盤でボールをキープすることは出来なかったであろう。

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「鈴木さんに、口が酸っぱくなるほど言われてきた『バランス』の取り方が、やっとわかってきました」と話してくれたとおり、この日の大橋は攻守に渡って抜群の動きを見せ、中盤でのボールカット回数もチーム最多をほこり、奪ってから早くボールを繋げてチャンスを次々と広げて行く。

そして25分、左サイドでスローインからのボールを受けた大橋は、宇野沢、藤田の裏のスペースが手薄なことを見て、判断よくその場所目がけてボールを蹴り込んでいく。すると大橋の判断どおり、相手DFの反応が遅れて藤田の初ゴールを呼び込むこととなる。

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リードを奪ったパルセイロは、大橋のバランス感覚、そしてFW宇野沢の豊富な運動量に支えられて、ペースを完全に我が物としていく。リザーブスは後ろでボールを奪っても、繋ぎどころが無くただ前に蹴るだけ。中盤にボールが入ってもサイドに散らす場面が少なく、連動した動きがほとんど生まれてこない。それに対してパルセイロは、守備→攻撃への切り替えが早く、ポゼッションしているときよりもショートカウンターでの攻撃が冴えを見せていく。

34分には中で土橋が競ったボールに宇野沢が反応して2点目。さらに42分には右の高野のクロスからチャンスを掴んで向が蹴り込み、さらにリードを広げる。

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前半を終わって3-0…
JFLデビュー戦としては、この時点ですでに申し分ないものであったが、後半も盤石の試合運びを見せていく。

相手にほとんどボールを持たすことなく、自分たちのペースで試合を進めるパルセイロ。ボランチ大橋の動きは後半になっても衰えず、中盤をでのセカンドボールをことごとく支配。大橋の素晴らしい動きがあったからこそ、土橋は攻撃に専念することができたが、その分、フリーでボールを持ったときにはシュートを決めて欲しかった…

まあ、シュートミスも「ご愛敬」と言えるほど、余裕の試合展開を繰り広げるパルセイロ。そして後半16分、宇野沢、藤田の2トップが絡んだボールに、最後は向がこぼれ球を押し込んで4点目。

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完全に勝負ありである。

その後は、富所、冨岡を実戦で試すなど、余裕の采配も出来た薩川監督。試合後の会見では「選手がイキイキとしたプレーをしてくれて良かった。まあ、もっと点が取れる場面がたくさんあったから、あともう一つ決まっていれば良かったんだけどね…」と終始笑顔で対応。それでも、相手DFから最前線の選手に直接入るロングボールの回数が多すぎだったところは不満であることを漏らし、CBとボランチの距離感について若干修正したいとも語った。

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そうは言っても、大橋の出来は素晴らしいものであり、センターバックに入った小川も、上背はないものの、カバーリングの良さで上手く相手FWに対応。あとは、守備に回ったときの土橋のバランス感、そしてスピードが守備の鍵となるかも知れないのだが、年齢的なこともあり大橋ほどの運動量、スピードを求めるのはやや酷というもの。

今のチームで土橋に求められることは、精神的支柱になることと、攻撃のアクセントになること、そしてベテランらしいゲームの「読み」を発揮することなどである。だからこそ、ボランチでありながらも大橋とはやや違う役割を担う土橋。そんなことから考えれば、中盤のポジションでスペースを消すことも大事だが、前線の選手が繰り出すプレスにより、ボールを「入れさせない」ことが大事になってくる。そんな前からの「ファーストディフェンス」が徹底出来れば、次週の「信州ダービー」は楽しみな物となるはずだ。

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さて、いいところなく敗れてしまったジェフリザーブス。試合後の会見で片岡監督は「実力差はあると思っていたが、ここまではとは思わなかった」とコメントしたが、相手の実力以上にチームの完成度について「まだまだ」であることを口にしてくれた。

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冒頭にあるとり、今季は多くの選手がチームを離れ、14人の選手が加わったことでチームは一からの作り直しとなった。また、1月に高勝竜氏が一旦は監督に就任したものの、3月に入ってから現監督である片岡氏に変更するというドタバタがあり、さらには震災の影響からトップチームが練習自粛を発表すると、リザーブスもそれと合わせることとなり、片岡監督は新しい体制を作ろうにも、それが出来ないもどかしい時間を迎えてしまった。

チーム作りが遅れてしまったこともあり、会見では「現時点でのチーム完成度は60%」ぐらいと語ったが、新監督が目指す方向性と、新加入の選手たちの連携がスムーズになるには、もう少し時間が掛かりそうなことは否めない。ただ、所属選手それぞれの経験値は決して少なくはないこともあり、時間を掛けて連携を高めて行けばチームは良くなっていくはず。

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前半戦は苦戦するだろうが、チームとしての熟成が期待できる後半戦での追い込みに期待したいところだ。

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