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2011年12月30日 (金)

本日開幕、高校サッカー選手権

今日からいよいよ始まる第90回全国高等学校サッカー選手権大会。

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今年から、昨年の各地域のプリンスリーグ上位チームのみで構成された「高円宮杯U-18プレミアリーグ(イースト/ウエスト)が発足され、これまで以上に高いレベルで実戦が行われることとなったユース年代。また、例年どおり行われた各地域プリンスリーグ、そして県協会レベルのリーグ戦などでも、トーナメント形式から、多くの選手に実戦の機会を与えることが出来るグループリーグ戦形式がさらに拡大してきたのだが、高体連所属チームにとっての有終の美となる選手権で、培ってきた「実力」がしっかり発揮されるか注目したいところだ。

さて、取り急ぎ代表校を一覧にしてみました。

[北海道・東北ブロック]
北海道:旭川実(2年ぶり3回目/プリンス北海道1位)
青 森:青森山田(15年連続17回目/プレミアイースト4位)
岩 手:盛岡商(5年ぶり16回目/プリンス東北1部2位※)
秋 田:西目(6年ぶり12回目/県1部)
山 形:羽黒(2年連続5回目/プリンス東北2部5位)
宮 城:聖和学園(初出場/プリンス東北1部1位)
福 島:尚志(3年連続5回目/プレミアイースト8位)

[関東ブロック]
茨 城:鹿島学園(2年連続6回目/プリンス関東2部Bブロック3位)
群 馬:桐生第一(初出場/プリンス関東2部Bブロック7位)
栃 木:矢板中央(2年ぶり4回目/プリンス関東2部Bブロック5位)
埼 玉:浦和東(6年ぶり5回目/プリンス関東2部Aブロック5位)
千 葉:市立船橋(3年ぶり18回目/プリンス関東1部/6位※)
東京A :東久留米総合(2年ぶり2回目/T2リーグBブロック)
東京B :國學院久我山(3年ぶり4回目/T2リーグAブロック)
神奈川:桐光学園(3年ぶり6回目/プリンス関東1部7位)
山 梨:山梨学院(3連続3回目/プリンス関東2部Aブロック1位※)

[北信越ブロック]
新 潟:新潟西(2年連続4回目/プリンス北信越2部3位)
富 山:富山南(初出場/県1部)
長 野:都市大塩尻(3年ぶり2回目/県1部)
石 川:星稜(13年連続22回目/プリンス北信越1部1位)
福 井:北陸(20年ぶり3回目/県1部)

[東海ブロック]
静 岡:清水商(11年ぶり12回目/プリンス東海1部2位※)
愛 知:中京大中京(3年連続13回目/プリンス東海1部8位)
岐 阜:帝京大可児(2年連続3回目/プリンス東海1部7位)
三 重:四日市中央工(4年連続29回目/プリンス東海1部6位※)

[関西ブロック]
滋 賀:守山北(8年ぶり5回目/県1部)
京 都:立命館宇治(2年ぶり2回目/県2部Bブロック)
奈 良:奈良育英(4年ぶり13回目/プリンス関西2部4位)
和歌山:初芝橋本(2年連続11回目/プリンス関西1部5位)
大 阪:近大附(4年ぶり5回目/プリンス関西2部1位)
兵 庫:市立西宮(初出場/県1部)

[中国ブロック]
鳥 取:米子北(2年連続7回目/プリンス中国1部3位)
島 根:大社(14年ぶり8回目/プリンス中国2部6位)
広 島:山陽(12年ぶり8回目/プリンス中国1部10位)
山 口:高川学園(4年ぶり21回目/プリンス中国1部8位)
岡 山:作陽(7年連続20回目//プリンス中国1部1位)

[四国ブロック]
香 川:香川西(6年連続7回目/プリンス四国4位)
愛 媛:済美(4年ぶり4回目/プリンス四国1位)
徳 島:徳島市立(10年ぶり12回目/プリンス四国6位)
高 知:土佐(12年ぶり2回目/県1部)

[九州ブロック]
福 岡:東海大五(11年ぶり13回目/プリンス九州1部5位)
佐 賀:佐賀東(2年ぶり6回目/プリンス九州2部1位)
大 分:大分(7年ぶり7回目/プリンス九州2部8位)
宮 崎:日章学園(5年連続9回目/プリンス九州1部7位)
熊 本:ルーテル学院(2年ぶり3回目/プリンス九州2部5位)
長 崎:長崎日大(3年ぶり2回目/プリンス九州1部10位)
鹿児島:鹿児島城西(3年ぶり3回目/プリンス九州1部8位)
沖 縄:那覇西(2年連続12回目/プリンス九州2部11位)

※は優勝経験のある学校

さて、出場校の顔ぶれを見ると、ほとんどの出場校が各地域のプリンスリーグに所属している学校であり、今年だけ強いというのではなく、継続的に強豪校で有り続けていることがよくわかる。そして今年も地区大会で注目を集めたのは千葉予選。決勝は毎年恒例になった青の市船、赤の流経柏であったが、今年は青が赤を撃破。

また、もう一つの注目対決であった静岡予選の清水商 vs 静岡学園の対戦は、清水商が勝利。来年から庵原高校と統合となるため、名門「清水商業」の名前で大会に出場するのは今年が最後。さらには全国の舞台でチームを強豪に押し上げた大瀧雅良監督は来年3月で定年を迎えるなど、いろいろな面で今大会が「ラスト」となる清商(キヨショー)。

全国の舞台でも有力校となるこの2校だけではなく、山梨学院、青森山田といった常連校が優勝候補として名前が挙がってくるだろうが、その他にも初出場ながらもプリンスリーグ東北で優勝しており、評価の高い聖和学園(宮城)、プリンス中国1部を制した作陽(山口)も上位進出が期待される。ただ、出場校の顔ぶれをみると、前回優勝の滝川第二(兵庫)や、評価の高かった東福岡(福岡)、大津(熊本)と言った有力校が予選で姿を消しており、やや寂しい感もある大会とも言えるだろう。

そしてこれも今更ですが、組み合わせは以下のとおりになっております。

12月30日(日)-1回戦/開幕戦
●国立競技場
Match01:国学院久我山(東京B)vs 東海大五(福岡)
※開会式12:10〜、開幕戦13:10〜

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12月31日(土)-1回戦
●柏の葉競技場
Match02:盛岡商vs 近大附
Match03:聖和学園 vs 香川西
●NACK5スタジアム
Match08:西目 vs 山陽
Match04:北陸 vs 大分
●埼玉スタジアム2002
Match05:浦和東 vs 那覇西
Match07:清水商 vs ルーテル学院
●西が丘サッカー場
Match06:鹿島学園 vs 日章学園
●等々力競技場
Match10:富山南 vs 佐賀東
Match09:帝京大可児 vs 奈良育英
●ニッパツ三ツ沢球技場
Match12:桐光学園 vs 初芝橋本
Match11:星稜 vs 米子北
●駒沢陸上競技場
Match13:東久留米総合 vs 済美
Match14:新潟西 vs 鹿児島城西
●市原臨海競技場
Match15:羽黒 vs 四日市中央工
Match16:旭川実 vs 徳島市立

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1月2日(月)-2回戦
●西が丘サッカー場
Match29:中京大中京 vs 作陽
Match17:山梨学院大付 vs 市立西宮
●NACK5スタジアム
Match21:矢板中央 vs 高川学園
Match18:02の勝者 vs 03の勝者
●埼玉スタジアム2002
Match19:04の勝者 vs 05の勝者
Match20:青森山田 vs 土佐
●柏の葉競技場
Match22:06の勝者 vs 01の勝者
Match32:都市大塩尻 vs 立命館宇治
●駒沢陸上競技場
Match30:13の勝者 vs 14の勝者
Match23:07の勝者 vs 08の勝者
●市原臨海競技場
Match24:長崎日大 vs 市立船橋
Match31:15の勝者 vs 16の勝者
●ニッパツ三ツ沢球技場
Match28:尚志 vs 守山北
Match25:大社 vs 桐生第一
●等々力競技場
Match27:11の勝者 vs 12の勝者
Match26:09の勝者 vs 10の勝者

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1月3日(火)-3回戦
●駒沢陸上競技場
Match39:29の勝者 vs 30の勝者
Match33:17の勝者 vs 18の勝者
●埼玉スタジアム2002
Match35:21の勝者 vs 22の勝者
Match34:19の勝者 vs 20の勝者
●市原臨海競技場
Match40:31の勝者 vs 32の勝者
Match36:23の勝者 vs 24の勝者
●ニッパツ三ツ沢球技場
Match38:27の勝者 vs 28の勝者
Match37:25の勝者 vs 16の勝者

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1月5日(木)-準々決勝
●埼玉スタジアム2002
Match41:33の勝者 vs 34の勝者
Match43:37の勝者 vs 38の勝者
●駒沢陸上競技場
Match44:39の勝者 vs 40の勝者
Match42:35の勝者 vs 36の勝者

※1回戦〜準々決勝までの試合開始時間
第一試合(カード上段)は12:05開始
第二試合(カード下段)は14:10開始

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1月7日(土)-準決勝
●国立競技場
Match45:41の勝者 vs 42の勝者(12:05)
Match46:43の勝者 vs 44の勝者(14:20)

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1月9日(月・祝)-決勝戦
●国立競技場 14:05

となっておりまして、カードのマッチナンバーと試合開催順で並べて見ましたが、今度は出場校を4つのブロックに分けて展望などを簡単に予想していきたいと思います。

[Aブロック]
市立西宮、山梨学院、盛岡商、近大附、聖和学園、香川西、北陸、大分、浦和東、那覇西、青森山田、土佐

上記でも名前を挙げたが、山梨学院、聖和学園、青森山田といった上位進出が期待される有力校が揃い、なかなか予想しずらいブロックとなっている。またそんな3校を追う存在として、ベスト8まで「完全ホーム」の埼玉スタジアムで戦える利点を持つ地元の浦和東、全国優勝優勝の経験のある盛岡商、全国大会の常連である香川西と、どれも力のあるチームが揃っており、有力3校とて楽に勝ち抜けないかもしれない。

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インターハイでは武南に敗れた青森山田だが、その武南に対して「完勝」という内容で下した浦和東は侮れない存在。地区大会決勝で見せた「相手の良さを消し去る」サッカーが出来れば、埼玉県勢として久しぶりの国立も夢ではないかもしれない。

[Bブロック]
矢板中央、高川学園、鹿島学園、日章学園、國學院久我山、東海大五、清水商、ルーテル学院、西目、山陽、長崎日大、市立船橋

このブロックも実力校が揃い、激戦が予想されるところだが、その中でも市立船橋と清水商の存在感が抜け出ていると言えよう。また、その2強の存在に食らいついていくチームとして関東プリンスで戦う矢板中央、鹿島学園を押しておきたい。

[Cブロック]
大社、桐生第一、帝京大可児、奈良育英、富山南、佐賀東、星陵、米子北、桐光学園、初芝橋本、尚志、守山北

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A、Bブロックとは違い、絶対的本命不在となるこのCブロック。どの出場校にも国立の舞台に進出する可能性を秘めているところだが、有力校を挙げるとすればプレミアイーストでもまれてきた尚志、関東プリンス1部で戦う桐光学園、北信越の雄・星陵であろうが、J1新潟に入団が決定している鈴木武蔵のいる桐生第一の存在も非常に楽しみである。

また、自分たちの活躍で「福島に元気を与えたい」と力のはいる尚志は、夢の国立にたどり着く大きなチャンスと言えよう。シーズン当初は震災の影響もあり練習もままならなかった。しかし、プレミアイーストという全国リーグを戦いながらチームは大きく成長。今年の尚志はひょっとするとひょっとするかも知れない…

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[Dブロック]
中京大中京、作陽、東久留米総合、済美、新潟西、鹿児島城西、羽黒、四日市中央工、旭川実、徳島市立、都市大塩尻、立命館宇治

このブロックもC同様、ずば抜けた有力校不在で、どこが国立の舞台に進出してくるか予想しずらいところ。ただ、中京大中京、作陽、鹿児島城西、四中工といった常連校、実力校が勝ち上がっていく公算は高い。ただ、四中工は他校に比べて組み合わせに恵まれた感もあり、初戦の羽黒戦で波に乗れれば上位進出の可能性高くなってきそうだ。

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非常に適当な展望でどうもすいません…

個人的には地元・埼玉の浦和東、そしていつも足を運んでいる群馬の代表(今年は桐生第一)に頑張って欲しいところですが、本当に今大会は例年になく予想しずらい大会でありまして、言うなれば、決勝のカードが盛岡商業 vs 作陽となった85回大会のような絶対本命不在の大会と言っていいかも知れない。

ということで、今大会も「初優勝校」が出る可能性も高いのだが、1月9日まで行われる大会をしっかり見ていきたいと思います。

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