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2011年11月22日 (火)

藤枝、相模原、HOYO、YSCC

先週の金曜日から始まった、日本で一番過酷なサッカー大会である、全国地域サッカーリーグ決勝大会。JFLからJ2、J2からJ1に上がる以上に難しいと言われるこの大会。そして、前評判が本当に当てにならず、毎年番狂わせや劇的な試合が繰り返されているが、今年はかなり順当だったかな? という試合結果になっております。

ということで、各グループの結果と順位をおさらい。

グループ A(テクノポート福井)
11/18(金)
JAPANサッカーカレッジ 2-5 Y.S.C.C.
バンディオンセ加古川 1-2 藤枝MYFC
11/19(土)
JAPANサッカーカレッジ 2-0 バンディオンセ加古川
Y.S.C.C. 1-1/PK3-4 藤枝MYFC
11/20(日)
JAPANサッカーカレッジ 0-1 藤枝MYFC
Y.S.C.C. 2-0 バンディオンセ加古川

1位藤枝:8pt、2位Y.S.C.C:7pt
、3位JSC:3pt、4位加古川:0pt

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グループ B(アスパ五色)
11/18(金)
ノルブリッツ北海道 0-1 奈良クラブ
福島ユナイテッド 1-2 SC相模原
11/19(土)
ノルブリッツ北海道 2-5 福島ユナイテッド
奈良クラブ 0-1 SC相模原
11/20
ノルブリッツ北海道 0-4 SC相模原
奈良クラブ 2-0 福島ユナイテッド

1位相模原:9pt、2位奈良:6pt、3位福島:3pt、4位北海道 :0pt

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グループ C(春野球技場)
11/18(金)
デッツォーラ島根 1-1/PK7-6 HOYO AC ELAN大分
黒潮FC 0-5 東京23FC
11/19(土)
デッツォーラ島根 5-1 黒潮FC
HOYO AC ELAN大分 1-0 東京23FC
11/20(日)
デッツォーラ島根 0-1 東京23FC
HOYO AC ELAN大分 4-1 黒潮FC

1位HOYO:7pt、2位東京23:6pt、3位島根:5pt、4位黒潮FC :0pt

というように、決勝ラウンドに進んだのはshizuoka藤枝MYFC、SC相模原、HOYO AC ELAN大分の各グループの首位チームと、2位チームの中で最高勝ち点(7pt)を挙げたY.S.C.C.が進出。

で、以前のエントリーで決勝ラウンド進出チーム予想なんてしましたが、とりあえずは3チームは当てましたが相模原はWC枠ではなくBの首位、YSは首位ではなくWC枠と、結果的にはCグループの一つだけ的中といったところで、ホント、毎年のように予想してもなかなか当たりません…(笑)

ただ、今年の1次リーグを見ると、各グループに勝ち点0が出てしまったのは非常に残念。昨年は、最激戦区となったCグループのみ、全敗チーム(さいたまSC)が出てしまったが、他の2グループは最後まで激戦が続き盛り上がりを見せたが、今年はかなり力のあるチームとそうでないチームの差が出てしまったか…

ここ数年は、JFLに昇格する意志のないチームはこの大会への出場を辞退することが出来るようになったが、大会的にみれば四国枠は本来の1位チームである、愛媛FCしまなみが出ていれば、もっと違う結果になったとも感じられた。

また、関東社会人大会では奮わなかった東京23だが、結果的にはグループリーグを突破出来なかったものの、2勝1敗で惜しくも2位という成績だったが、胸を張っていい結果であると考える。選手やクラブとすれば、せっかくのチャンスなのだから活かしたいという気持ちはよくわかる。

結局のところはJFL昇格どころか関東昇格も決め切れていない状況だが、YSCCも相模原も決勝ラウンドに進み、JFL昇格の可能性を残している。さらには、JFLの町田、松本山雅がJリーグ昇格の可能性があるため、アルテ高崎や横河武蔵野、栃木ウーヴァといったチームが入替戦に回ってくる確率もかなり低くなっている状況。そして、本来なら降格してくる順位にいるジェフリザーブスは、チーム活動を終えるため関東リーグには降格してこない。

関東社会人で昇格に失敗し、最後のチャンスだった地域決勝も惜しくも2位止まりで今年のチャンスはなくなってしまったが、YSCC、相模原のどちらか(もしくは両者)が昇格すれば、来年1月に関東社会人でベスト8で敗退した4チームでの「敗者復活戦」が行われることとなる。今はこの2チームに「昇格してくれ」と祈るだけの東京23だが、祈るだけではなく、この大会で得た経験、そしてなぜ浦安に敗れたのか、HOYOに勝てなかったのかを見つめ直し、1月の参入決定戦に向けてしっかり練習を続けることが今のチームに必要なことだろう。

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さて、今大会において有力候補と目されたのがYSCC、藤枝MYFC、相模原、福島ユナイテッド、HOYOなど、すでに地域決勝の舞台を経験し、明確にJFL、もしくはJリーグ昇格を目指しているチームたちであったが、結局のところは有力チームが順当に勝ち残った形となった今大会。

その中で、福島ユナイテッドの敗退は少し衝撃的というか残念なところでもあった。昨年は絶対JFL昇格を目標に、経験のある有力選手も揃えて昇格を目指したが東北リーグで2位に終わり、敗者復活を賭けた全社で4位に滑り込み、なんとか地域決勝への切符を手にしたが、讃岐、長野の壁は予想以上に厚くグループリーグで敗退。手塚監督の去就が注目されたが、大会終了時点で「また来年がんばります」とコメントし、来年もチームに残って指揮することを明言した。

そして今年こそという想いでスタートしたが、3月に大震災が東北を襲い、チームから数名の選手がチームを離脱。その影響もあり、選手層が薄くなり、さらにはコーチ兼任だったフィールドプレーヤーの時崎悠がGKをやるという事態にまでなってしまった。

なんとか東北リーグでは優勝できたものの、全社では東海リーグのFC刈谷に惨敗。この試合が「負け抜け」だったのか、実力だったのかは微妙であるが、チームの財政状況的に「勝ち残れない」という現実も理解できる。すでに地域決勝の権利を得ているのだから、全社で無理をする必要は今年はない。しかし、全社で経験値を上げられなかったことは、結果的にマイナスとなってしまった。

組み合わせが決まった時点で、相模原には最悪でも引き分け→PK戦まで行かなければいけないことは理解していたはず。決勝ラウンドへは勝つ勝ち抜くことも大事だが、負けない事も大事であり、相模原との初戦はドロー狙いというやり方でも良かったのではないだろうか?

結果的に初戦で相模原に敗れたことがプレッシャーとなり、最後まで力を出し切れないままグループ3位に沈んだ福島。昨年の同グループにいた長野の戦い方を勉強していなかったのだろうか? 昨年の長野は「勝ちきる」ではなく、「負けない」を選択したような戦いをしていたはず。実際のところ、現在はJFLで2位と躍進する長野だが、地域決勝では1次、決勝でそれぞれ1勝2分なのである。実は勝ってはいないのである。しかし、負けてもいないのだ。

勝負へのこだわりというか、大会の流れが読み切れなかった福島。

財政的に厳しい状況であることは理解しているが、なんとか来年以降もJFL昇格にチャレンジしてほしい。

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さて最後に、今年のJFL昇格チームを予想したいのですが、ズバリYSCCと相模原。

藤枝も有力であり、正直に言えばYS、相模原、藤枝の三つ巴の状態であり、ややHOYOが劣ると言った感じでして、結果的に藤枝は3位?と予想。

まあ、個人的な感想というか予想なので、あまり厳しく捉えないでくださいね。

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