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2011年11月18日 (金)

今日からスタート、第35回地域リーグ決勝大会

今日からJFL昇格を賭けた第35回地域リーグ決勝大会が福井、淡路島(五色)、高知(春野)の3会場でスタートしますが、簡単に展開予想、勝ち抜け予想なんかをしていきたいと思います。

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グループA(テクノポート福井)
JAPANサッカーカレッジ、Y.S.C.C.、バンディオンセ加古川、藤枝MYFC

11/18(金) 10:45 JAPANサッカーカレッジ vs Y.S.C.C.
11/18(金) 13:30 バンディオンセ加古川 vs 藤枝MYFC
11/19(土) 10:45 JAPANサッカーカレッジ vs バンディオンセ加古川
11/19(土) 13:30 Y.S.C.C. vs 藤枝MYFC
11/20(日) 10:45 JAPANサッカーカレッジ vs 藤枝MYFC
11/20(日) 13:30 Y.S.C.C. vs バンディオンセ加古川

毎年、どこかのグループが「死のグループ」となるが、今年はAグループがそれに相当というところであろうか。

まだ松本、金沢、長野と同カテゴリーだった時代から、リーグ優勝を争ってきた実績のあるJAPANサッカーカレッジ(以下JSC)。そして2年連続で地域決勝・決勝リーグで4位に終わり、あと一歩でJFL昇格を逃し続けているY.S.C.C.(以下YS)。地域決勝の常連だった静岡FCと合併(事実上の吸収)し、2度目の挑戦JFL挑戦となるshizuoka藤枝MYFC。そして全社で「2枠目」のチームが生まれなかったことにより、この大会に進むこととなった関西リーグ2位のバンディオンセ加古川という4チームが顔を揃えたこのグループ。

加古川には誠に申し訳ないが、やはりグループリーグ突破はYS、藤枝、そしてJSCの3チームが軸になっていくことは否めないだろう。そしてグループ突破を予想する上で、大一番となるのが土曜日に行われるYS vs 藤枝のカード。この試合は今年の全社3回戦でも実現しており、この時は藤枝が1-0でYSを下している。また、この試合は両者とも地域決勝を睨んで、3連戦目でありながらも、ほぼベスト布陣で対戦している。

ただ、全社は40分ハーフの大会であり、試合時間はトータルで10分間少ないこともあり、決してこの結果を受けて「藤枝の方が強い」とも言い切れない。やはり、この大会においては圧倒的な攻撃力よりも、総合力というかチーム自体の「経験値」がもの言う大会。そう考えた場合、2年連続で決勝リーグを経験しているYSの方が経験値では圧倒的に上。さらには、地域決勝直前に行われたKSLカップでは、控え組も含めて多くの選手が実戦を経験する機会があり、コンディションは悪くない状態と言える。

全社終了後、やや公式戦から離れてしまった藤枝。絶妙の大会形式、タイミングでカップ戦があったYS。この両者の対戦がこのグループの大一番となるのだが、逆に考えるとこの両者にとって加古川、JSCとの対戦が絶対に落とせないものとなってくる。土曜日の決戦に向けて、初日の今日、藤枝、YSの両者はいいスタートを切れるだろうか?

そしてグループ突破の鍵を握る選手としてY.S.C.C.の吉田明生を推しておきたいと思います。エースの辻正男という存在もいますが、今年、アルテから移籍してきて攻撃を牽引する中心選手となった吉田。彼の2列目からの攻撃参加がYSのグループ突破の鍵を握るといえるはずだ。

Aグループ予想→1位:Y.S.C.C. 2位:shizuoka藤枝MYFC

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グループB(アスパ五色)
ノルブリッツ北海道、奈良クラブ、福島ユナイテッド、SC相模原

11/18(金) 10:45 ノルブリッツ北海道 vs 奈良クラブ
11/18(金) 13:30 福島ユナイテッド vs SC相模原
11/19(土) 10:45 ノルブリッツ北海道 vs 福島ユナイテッド
11/19(土) 13:30 奈良クラブ vs SC相模原
11/20(日) 10:45 ノルブリッツ北海道 vs SC相模原
11/20(日) 13:30 奈良クラブ vs 福島ユナイテッド

このグループも実力のあるチームが地味に揃い、Aグループ同様混戦が予想される。札大GPとのマッチレースを勝ち抜き、久しぶりに地域決勝に帰ってきたノルブリッツ。元アルテ高崎の矢部次郎が、地元に帰って一から作り上げてきた奈良クラブは、ついにこの舞台に登場。そして昨年に引き続き登場の福島ユナイテッドに最後のJFA優遇枠チームとなったSC相模原の4チーム。

名前だけで行けば、福島と相模原のマッチレースのような感もあるが、奈良クラブの実力も決して侮れない。昨年の地域決勝2日目で最大のライバルと目されていたY.S.C.C.に完勝し、これでグループ突破は間違いないと思われたが、最終戦でレノファ山口の粘りの前に屈した相模原。そんな苦い経験もあり、今年は盤石の体制で挑み、全社では決勝まで勝ち進む(準優勝)など、順調な調整が続いているかと思われたが、直前に行われたKSLカップではかなり「?」マークが付く試合をしてしまったのはやや気がかり。攻撃力がウリのチームだが、相手の粘り強い守りになかなか崩せず、前がかりになったところをカウンター…なんてシーンがなければいいのだが。

そして相模原に続いて有力候補に挙げられる福島だが、震災の影響もあり、チームを離れた選手も出てしまったことから選手層は決して厚いとまでは言えない。今年の全社は「仮想・地域決勝」を体感出来る余裕がなかったのか、1回戦であっさり大敗してしまったことはマイナスイメージになってしまった。

そんな中で、着実にチーム力をアップさせ、攻守にバランスが取れたチームを作り上げた奈良クラブの存在が非常に不気味である。

さて、このグループの注目として推したいのは、ベテランの域に突入している奈良クラブの三本菅崇。浦和、水戸、甲府、高崎、松本とJ1、J2、JFL、地域とあらゆるカテゴリーを知るベテランDF。ベテランらしい読み、そして強さで最終ラインからチームを盛り立てる彼。堅い守りを持続出来ればグループ突破も夢ではない。

Aグループ予想→1位:奈良クラブ 2位:SC相模原

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グループC(春野球技場)
デッツォーラ島根、HOYO AC ELAN大分、黒潮FC、東京23FC

11/18(金) 10:45 デッツォーラ島根 vs HOYO AC ELAN大分
11/18(金) 13:30 黒潮FC vs 東京23FC
11/19(土) 10:45 デッツォーラ島根 vs 黒潮FC
11/19(土) 13:30 HOYO AC ELAN大分 vs 東京23FC
11/20(日) 10:45 デッツォーラ島根 vs 東京23FC
11/20(日) 13:30 HOYO AC ELAN大分 vs 黒潮FC

全社であれよあれよという間に優勝をかっさらっていた東京23が注目を浴びるこのグループ。他のグループに比べ、やや小粒なチームが揃ったこともあり、カテゴリーでは下となる(都リーグ1部)東京23にも勝ち抜くチャンスはあると言えよう。

さて、グループ展開を考えていくと島根、HOYOの力がやや抜けていると感じる。やはり、長年それぞれの地域リーグで上位にいることもあり、安定した力を持っていると言える。そこに全社王者の東京23が絡んでくる訳だが、正直言えば東京23のチーム状況は決していいものではない。この大会直前に行われた関東社会人大会ではベスト8で浦安JSCに敗れ、この大会での「関東リーグ昇格」は逃してしまっている。また、1回戦で3失点してしまったことも、今後に不安を残す材料となってしまった。

しかし、このグループではある意味、組み合わせにも救われたと言えるだろう。今日行われる初戦で島根 vs HOYOのカードが組まれており、東京はやや実力が劣ると思われる黒潮FCと対戦。ライバルの内容をしっかり確認することが出来、初日でしっかり勝利すればこの先の展開に明るいものが見えてくるかも知れない。

本来なら、このグループの本命を島根と推したいところなのだが、先日の天皇杯2回戦・千葉戦で得点源でもある空山が負傷してしまったが、果たして今日の試合に間に合うのだろうか? その点が非常に気がかりである。あと、HOYOは今年はまったく見ていないので未知数ですが、今年も堀健人は健在のようなので、それなりの働きはしてくれることでしょう。

うーん…、全然展開予想になっていない…

とりあえず、Cグループの鍵を握る選手としてはやはり堀健人。見ていないけど昨年見たチームは非常に粘りもあり面白いチームだった。そして直前に見た東京23の印象と比べてしまうと、やはりまだまだHOYOの方が上であることは否めないだろう。ということで、JFL/J2で経験豊富なアタッカーの力がしっかり発揮されることを期待したい。

Aグループ予想→1位:HOYO AC ELAN大分 2位:東京23FC

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ということで、私のグループ勝ち抜け予想はY.S.C.C.、奈良クラブ、HOYO AC ELAN大分という感じでして、2位枠(ワイルドカード)としてはSC相模原を予想。昨年もこの枠にはカマタマーレ讃岐と同組となった長野パルセイロが入っており、強豪対決はドロー、PK決着という形が予想されるため、意外と有力チームが揃ったところからWC枠が出ると予想。

ただ、個人的感想ですが、関東リーグ昇格に現時点で失敗してしまった東京23の逆襲にも期待したいところです。先日の関東社会人のあの試合を見ていた感想としては、東京23だけではなく、浦安JSCも十分、この大会を戦える力があると感じました。であるからこそ、この大会に出る権利を得た東京23は、浦安の分まで戦って欲しいかぎり。関東昇格は失敗しても、無欲で挑めば全社のように奇跡が起こる可能性もないとは言えない。

関東社会人では「全社王者」というプレッシャーに飲み込まれてしまったが、再び無欲の挑戦者となれば力を吹き返す可能性もある東京23。

リアル「飛び級」目指して頑張ってほしい。

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