« Honda FC、久々に快勝 | トップページ | AS狭山、今季初の連勝 »

2011年10月22日 (土)

予想外の全社と地域決勝組み合せ

今回、岐阜県で行なわれた第47回全国社会人サッカー選手権大会。所用により会場には行けませんでしたが、まさかまさかの展開が続いたようで、たぶん誰も予想しなかったであろう、東京都リーグ1部の東京23フットボールクラブ(以下東京23FC)が5試合を通じてすべて無失点という、鉄壁の守備を見せて初出場・初優勝という快挙を達成して今大会の巻が閉じた。

そして、優遇枠を除けば都道府県リーグ勢として、これも初となる地域リーグ決勝大会出場を実力で勝ち取り、この大会で2位以内に入れば、東京23FCはまさに「リアル飛び級」を実現することとなる。

ということで、まずは全社結果を一覧にしておきます。

10月15日(1回戦)
S.C.相模原 3-1 六花亭マルセイズ
三菱自動車水島 0-1 グルージャ盛岡
FC岐阜セカンド 6-3 松江City FC
ヴォルカ鹿児島 1-0 パイオニア川越
愛媛FCしまなみ 1-0 トヨタ蹴球団
バンディオンセ加古川 0-2 サウルコス福井
流通経済大学FC 1-2 FC KAGOSHIMA
マルヤス工業 0-4 アミティエ京都
デッツォーラ島根 2-2(PK4-2) ノルブリッツ北海道
藤枝MYFC 4(EX)2 アイン食品
テイヘンズFC 0-3 Y.S.C.C.
HOYO AC ELAN大分 3-1 TOJITSU滋賀FC
エリースFC東京 0(EX)2 三菱重工長崎
札大GP 3-0 三洋電機徳島
FCマキシマ 0-3 東京23FC
FC刈谷 4-1 福島ユナイテッド

10月16日(2回戦)
S.C.相模原 3-1 グルージャ盛岡
FC岐阜セカンド 1(EX)0 ヴォルカ鹿児島
愛媛FCしまなみ 1(EX)0 サウルコス福井
FC KAGOSHIMA 2-0 アミティエ京都
デッツォーラ島根 1-2 藤枝MYFC
Y.S.C.C. 4-2 HOYO AC ELAN大分
三菱重工長崎 1-1(PK10-9) 札大GP
東京23FC 2-0 FC刈谷

10月17日(準々決勝)
S.C.相模原 2-1 FC岐阜セカンド
愛媛FCしまなみ 3(EX)2 FC KAGOSHIMA
藤枝MYFC 1-0 Y.S.C.C.
三菱重工長崎 0-1 東京23FC

10月18日(準決勝)
S.C.相模原 3-0 愛媛FCしまなみ
藤枝MYFC  0-1 東京23FC

10月19日(最終日)
3位決定戦
愛媛FCしまなみ 1-2 藤枝MYFC

決勝戦
S.C.相模原 0-1 東京23FC

試合については見ておりませんので、詳しい内容については東京偉蹴さんのHPなどをみていただければと思います。

それにしても、いくらあの「キング・オブ・トーキョー」であるアマラオさんが監督を務めると言っても、いくら元Jリーガーを擁しているとしても現在の立ち位置は都道府県リーグ1部。上から数えれば(各地域の1部、2部も入れれば)「6部」に相当するのだが、この大会の参加チームの大半は各地域の1部、2部所属チームであり、ほとんどの試合が格上との対戦となる。さらには、すでに地域決勝大会出場権を勝ち取っているチーム、即ち、各地域の優勝チームを撃破しての優勝は素晴らしいの一言しかないだろう。

さらに注目したいところは、無失点で優勝を達成したところ。私の記憶が曖昧無いこと、さらには古い記録を全て調べる時間ないのでわからないが、少なくとも、ここ数年の全社において無失点で優勝したケースは出ていないはず。

5試合連続で戦う非常にハードな大会であり、どれも格上との対戦になりながらも、集中を切らさず守りきり、数少ないチャンスを活かした攻撃は今後の地域リーグ決勝大会でも楽しみな存在となって来るであろう。

------------------------------------

ということで、最後にすでに日程が決定している第35回地域リーグ決勝大会の出場チームならびに日程も掲載しておきます。

北海道:ノルブリッツ北海道(12勝2分 +56)
東北:福島ユナイテッド(11勝1敗 +47)
関東:Y.S.C.C.(12勝1分1敗 +26)
北信越:JAPANサッカーカレッジ(12勝1分1敗 +36)
東海:藤枝MYFC(12勝2分 +33)
関西:奈良クラブ(11勝2分1敗 +29)
中国:デッツォーラ島根(16勝2敗 +41)
四国:黒潮FC(9勝3分2敗 +11)
九州:HOYO AC ELAN大分(15勝1敗/2PK勝ち +44)
JFA優遇枠:SC相模原(全社準優勝、関東2部/10勝1分3敗 +28)
全社枠:東京23FC(全社優勝、都1部/13勝1分 +52)
補充枠:バンディオンセ加古川(10勝2分2敗 +6)

9地区の中で、四国だけ優勝した愛媛FCしまなみはこの大会の組み合わせが決まる前から「出場を辞退する」という情報が流れていたが、正式に辞退が決定し、四国代表はリーグ2位の黒潮FCとなっている。なお、しまなみは大会にこそ出場辞退したが、チームがなくなるとかという訳ではありません。

やはり母体がJ2愛媛ということもあり、チームの経済状況を考えればJFLでやることは非常に厳しいところであり、昇格をかけたこの大会への出場は辞退ということになった。また、関東リーグ2部優勝の相模原SCは9月の時点ですでにJFA側から優遇枠を適用されているが、全社でも準優勝をはたしており、今年も実力がしっかり1部レベルであることを証明したと言えるだろう。

そして全社枠についてだが、ベスト4に残ったのが東京23FC、相模原SC、愛媛FCしまなみ、藤枝MYFCのであり、そのうち、相模原と藤枝はすでに権利持ち、そしてしまなみは出場辞退ということもあり、ベスト4進出したところで東京23FCの出場が決定したのと同時に、今大会は全社からの出場枠が「1」のみとなった。

本来、全社からの出場枠は最大で「2」であるが、出場権を持っていないチームがベスト4まで進出しなければその権利は別の枠(補充枠)に流れてしまうこともあり、今年は1チームのみ。そして補充枠に関しては、JFA側から社会人登録チーム数の多い地域順(関東→関西→関西→北信越…)に(2位チームに)出場権を巡回していくことがリリースされており、昨年は登録数1位の関東からさいたまSCが出場となったが、今年は登録数2位の関西からバンディオンセ加古川に出場権が回ってきた。

長々と出場チームの話しを書いてしまいましたが、組み合わせは下記の通りです。

グループA(テクノポート福井)
JAPANサッカーカレッジ、Y.S.C.C.、バンディオンセ加古川、藤枝MYFC

11/18(金) 10:45 JAPANサッカーカレッジ vs Y.S.C.C.
11/18(金) 13:30 バンディオンセ加古川 vs 藤枝MYFC
11/19(土) 10:45 JAPANサッカーカレッジ vs バンディオンセ加古川
11/19(土) 13:30 Y.S.C.C. vs 藤枝MYFC
11/20(日) 10:45 JAPANサッカーカレッジ vs 藤枝MYFC
11/20(日) 13:30 Y.S.C.C. vs バンディオンセ加古川
------------------------------------
グループB(アスパ五色)
ノルブリッツ北海道、奈良クラブ、福島ユナイテッド、SC相模原

11/18(金) 10:45 ノルブリッツ北海道 vs 奈良クラブ
11/18(金) 13:30 福島ユナイテッド vs SC相模原
11/19(土) 10:45 ノルブリッツ北海道 vs 福島ユナイテッド
11/19(土) 13:30 奈良クラブ vs SC相模原
11/20(日) 10:45 ノルブリッツ北海道 vs SC相模原
11/20(日) 13:30 奈良クラブ vs 福島ユナイテッド
------------------------------------
グループC(春野球技場)
デッツォーラ島根、HOYO AC ELAN大分、黒潮FC、東京23FC

11/18(金) 10:45 デッツォーラ島根 vs HOYO AC ELAN大分
11/18(金) 13:30 黒潮FC vs 東京23FC
11/19(土) 10:45 デッツォーラ島根 vs 黒潮FC
11/19(土) 13:30 HOYO AC ELAN大分 vs 東京23FC
11/20(日) 10:45 デッツォーラ島根 vs 東京23FC
11/20(日) 13:30 HOYO AC ELAN大分 vs 黒潮FC

決勝ラウンド(長居第二)
12/2(金) 10:45 A-1 vs B-1
12/2(金) 13:30 C-1 vs WC枠
12/3(土) 10:45 A-1 vs C-1
12/3(土) 13:30 B-1 vs WC枠
12/4(日) 10:45 A-1 vs WC枠
12/4(日) 13:30 B-1 vs C-1
※WC枠→ワイルドカード(各グループ2位の中で最高成績チーム)

以上のような組み合わせになっておりまして、今年の「死のグループ」に値するのはやはりグループAでしょうか?

2年連続で決勝リーグ4位と、あと一歩でチャンスを逃し続けているY.S.C.C.と、今年の昇格有力候補である藤枝MYFCが同組となり、その他には北信越で安定した力を見せ続けているJAPANサッカーカレッジも並び立つなど、勝ち抜くチームがどこになるか予想しづらいだろう。

また、グループBは初戦で福島ユナイテッド vs SC相模原というカードを決定しており、この初戦を勝った方が勝ち抜けしていく可能性が非常に高まるだろう。

そして最後にグループCには、注目の東京23FCが入ってきた。AのY.S.C.C.、藤枝MYFC、Bの福島ユナイテツド、SC相模原といった力の抜けた存在がいないCグループは混戦が予想されるが、混戦であるからこそ、東京23FCにはチャンスと言えるだろう。勝ちきる事より、負けないことが大事となる地域リーグ決勝大会。全社のような堅守を維持できれば、この大会でも「まさかまさか…」が続く可能性も大。有力チームがしのぎを削るA、Bグループも面白いが、高知ラウンドも地味に興味深い試合が続くこととなる。

地域リーグ決勝大会については、また大会直前なった時点で書いていきたいと思います。

« Honda FC、久々に快勝 | トップページ | AS狭山、今季初の連勝 »

地域リーグ」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/176307/53053623

この記事へのトラックバック一覧です: 予想外の全社と地域決勝組み合せ:

« Honda FC、久々に快勝 | トップページ | AS狭山、今季初の連勝 »