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2011年8月10日 (水)

天皇杯・群馬県予選4回戦

日曜日の話しになりますが、前橋育英高校で行われた天皇杯・群馬県予選4回戦にザスパ草津U-23は前橋育英高校に4-2と勝利して、14日に行われる準決勝(vs tonan前橋)に駒を進めた。

ということで、簡単に試合を振り返りたいと思います。

この日から前橋育英は石川県ユースサッカーフェスティバルに参加するということで、Aチームが出てくることはないだろう… と予想していたのだが、まさかまさかのAチーム起用でまずはビックリ。

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ということで、ボランチ小川とCB李のポジションが入れ替わったぐらいでほとんどベストというメンバー構成で来た育英に対して、水曜日に行われた尚美学園大との練習試合で別メニューだった藤崎、宮下、白井の3人のうち、この日のメンバーに入ったのは宮下だけというU-23は下記のようなスタメンで挑んできた。

ーーー宮下ー森川ーーー
ー清水ーーーーー横山ー
ーーー枝本ー市川ーーー
川瀬ー安田ー飯山ー西野
ーーーーー後藤ーーーー

育英のキックオフで始まったこの試合だが、それをすぐに奪ったU-23がゴール前に繋いでいきなりFKのチャンスを掴む。そしてこのチャンスに安田が押し込んで開始1分でいきなり先制(記録上は2分)。いきなりの失点で浮き足立ってしまった育英守備陣にU-23は猛チャージを仕掛け、4分には清水が持ち込んで早くも2点目を奪う。

続く5分には森川が持ち込んで最後は再び清水! しかし、ここはGK富澤の好セーブもあり得点は奪えない。さらに8分にも森川がシュートを放って、序盤は文字通り相手を「子供扱い」して圧倒。9分には育英斎藤が果敢にも持ち込もうとするが、枝本が素晴らしいカットを見せ、鋭いカウンターからチャンスを作り、11分には再び枝本が起点となり川瀬のオーバーラップを呼び込みシュートシーンを演出。

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試合前、山田監督は「インターハイが終わったばっかりで、まだ疲れは取れていないんですよね。さらに、これ(試合)終わったら即(金沢へ)移動ですからツライとは思いますが大事な公式戦なので」と語っていたのだが、その通りに出足に鋭さのない育英。しかし、20分を過ぎ、U-23のペースが徐々に落ち出すとゴール前に攻め込むシーンも増えだしていく。

21分にボランチ高森が最初のシュートを放つと、これまでの一方的な試合展開に変化が生まれ、後半開始早々の38分には外山のゴールで反撃ムードをさらに高めていく。

しかし、2-1と点差を詰められた直後の42分、森川?からのパスを受けた宮下がキレイに相手守備陣をかわして3点目を奪い、再びリードを2点差とする。しかし、この失点でも育英は試合を諦めず粘り強く対応し、48分にCKのこぼれ球から高森が蹴り込んで再び1点差とする。

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必死に追いすがる相手に対して、後半はやや危なっかしい部分もあったU-23。しかし、概ねゲームでは主導権を握っていたのだが、この日は相手の他にもう一つ「敵」が存在した。まあ、どのカテゴリーでも「判定の不安定さ」はあるのですが、この日はそれがあまりにも顕著でもあった…

後半の中盤を迎えた50分、森川がゴール前でボールを受けてPA内に突進。そこでDFに足を掛けられて倒れPK獲得か? と思われたのだがシミュレーションと判定されて逆にイエロー提示。さらには途中交代で入ったフッキ(吹田)も62分にPA内までドリブルで持ち込むが再び倒されて今度こそPKか? と思われたのだが、またもシミュレーション判定でイエロー。

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どっちも主審はプレーヤーの遥か後方に位置していたのですが、こっちはプレーしている選手の目の前で見ているんだよね… まあ、ジャッジしてしまったから仕方がないんだろうけど、どっちも足に掛かっていましたよ… 完全な誤審ね。さらには、これはウチだけではなく両チームになんですが、とにかくルールの厳格すぎでちょっとしたチャージで接触し、倒れたら即「笛」という感じ。ある程度、流した方が試合がスムーズになるんじゃないの? と感じるところだが、厳格にジャッジしすぎるために試合がブツ切りになり、両者とも「いい流れ」をうまく掴めない。

そんなもどかしい思いをしながらも、試合は3-2のままロスタイムを迎えたが、この時間から成田を投入。守備固めとして入れるのではなく、試合を決める4点目を奪うために最前線に起用。そして入った直後のFKのチャンスで見事に役割を果たしてくれる。

イチから入ったボールをナリが競り勝ち、前に流れたボールをマイケルがDFと競り合い、そこで倒されて今度こそPKを獲得。しかし、前2つの方がPKっぽくって、マイケルが倒された方が、どっちかって言われるとPKでなくとも… という感じのプレーだったのですが、前2つの判定が微妙だったことを自分で理解していたのか、今度はあっさりPKスポットを指さした主審。

キッカーはエダかイチ? と思ったのだが、なんと獲得したマイケルがスポットに立つ。

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見ている方はちょっとヒヤヒヤもの(笑)
そして肝心のキックだが、やっぱりか… と誰もが一瞬思ったであろう。しかし、GKに触られながらもはじいたボールがそのままゴールインして、とりあえずは結果オーライで4-2として試合終了。

第16回群馬県サッカー協会長杯サッカー大会 3回戦
8月7日 @前橋育英高校グラウンド
前橋育英高校 2-4 ザスパ草津U-23
[得点者]
2分安田、4分清水、42分宮下、70+3分歌丸(U-23)
38分外山、48分高森(育英)

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立ち上がりは最高な滑り出しだったU-23だが、予想以上の暑さ、そして主審のジャッジに困惑し、試合中盤以降は「らしさ」を失い、やや苦戦した試合だったが、公式戦、さらには負けたら終わりのトーナメントでは、まずは勝つことが大事。そんなことを考えれば、物足りない試合内容ではあったものの、最低限のノルマを達成できたことは良かったかと…

しかし、次の準決勝を考えると、まだまだ課題があることは間違いない。

準決勝で戦う相手はシードチームであり、ここから登場してくる関東リーグ1部所属のtonan前橋だ。

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さて、tonan前橋に関して今季3試合を見ているのだが、そこで感じた印象から考えると「勝てないことはない」と感じている。ただし、あくまでも「勝てないことはない」であり、「絶対に勝てる」「絶対に負けない」ではないことも付け加えておく。両者の間に広がっているカテゴリー差だが、群馬県3部のU-23に対して、tonan前橋はJFLに続く「4部カテゴリー」となる関東リーグ1部所属で、その差は4カテゴリー差あるのだが、互いの実力(選手それぞれが持つスキル)は「ほぼ同等」と考えるのが妥当かな? とも見ている。ただ、上位カテゴリーで高いレベルを誇る相手と戦っており、公式戦における「経験値」に関してはtonan前橋の方が高いと言わざるを得ないであろう。

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しかしだ、これまでの3試合を見る限りで、「立ち上がりが良くない」「試合終盤に足が止まってしまう」「氏家が起点にならないといい展開が生まれない」という問題が目に付いており、それらのポイントを上手く突いていけば、U-23にも十分勝機があると言えるはず。また、終盤から登場してくるであろう、ドグラス、エマニュエル・アグと言った高さのある両外国人の動きもしっかりケアしたいところだ。

決戦はあと4日後に迫り、準備に費やせる時間はあと3日だけとなったU-23。昨年は決勝トーナメントでtonan前橋、アルテ高崎と言った格上と戦う前に敗退してしまったが、今年はその格上と真剣勝負できるところにたどり着けたが、たどり着くだけが目標ではない。天皇杯の本大会に出ることを目標として1月から準備し、今年は例年以上に早い準備をしてきたのだ。

あと3日で飛躍的にスキルが伸びるわけではないが、しっかりとした対策は立てられはず。だからこそ、今できる準備を決戦に向けてしっかりやり尽くして欲しい。そしてこの試合で「悔い」が残らないようにしっかり戦って欲しいし、チームの歴史を作るためにも、この大きな壁をなんとか乗り越えて欲しい。

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