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2011年5月13日 (金)

TM:前橋育英vsザスパ草津U-23

練習試合 5月11日@前橋育英高校グラウンド
前橋育英 1-1 ザスパ草津U-23
[得点者]
45+1分藤崎(U-23)、82分育英37番

4月24日に、さいたまSCと練習試合を行った後は、しばらく実戦から離れていたザスパ草津U-23。よそのチームであれば、GW期間中は最も試合が続くところかも知れないが、草津町で働きながらプレーする彼らにとっては、違う意味で「最も大変な時期(年で一番忙しい時期)」にあたるこの期間。朝から仕事→昼練→夕方からまた仕事という選手もおり、毎年のことだが調整が一番難しい時期に当たるGW期間。

そんな中で、久しぶりの練習試合が育英グランドで組まれたのだが、コンディション調整が難しいだけではなく、怪我人、別メニューの選手も多く、マイケル、イチ、コースケが遠征不参加で、ケガあけの安田は軽い調整のみで試合出場はなしという状況であった。

[U-23スタメン]
ーーー藤崎ー森川ーーー
ー白井ーーーーー横山ー
ーーー川瀬ー枝本ーーー
宮下ー成田ー飯山ー西野
ーーーー島並ーーーーー

※育英システムは中盤がボックスの4-4-2(GK31、DF右から88、73、64、86、ボランチ92、9、攻撃的MF70、25、FW34、82→李、松井、大平、斎藤くんといった新3年生がいたのはわかったのですが、それ以外のメンバーは不明)

雨が強く振りつける状態で、この時期としてはかなり肌寒い中で始まった試合は、イチ、コースケという主力が不在ということもあり、しばらくトップチームに駆り出されていた横山、白井がメンバー入りし、ボランチには川瀬が入ってスタート。そしてチームは、久しぶりの実戦ということで気合いが入っていたのか、序盤から力の違いを見せつけていく。

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いきなり枝本が左に展開し、白井を走らせて育英陣内深くに攻め込みチャンスを作ると、3分、4分と立て続けに森川が前へ抜け出す動きを見せ、5分には西野が直接FKでゴールを狙うなど、15分まではU-23の一方的な展開となり育英陣内だけでゲームが進んでいく。

チームが実戦からしばらく離れていること、ベストなメンバーを組めていないこと、そして決して良いとは言えない天候コンディションの中でのプレーなら、まあ上出来?と感じられたのだが、ここから先がいただけなかった…

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試合前に懸念された「連携」という部分だが、やはりベストな組み合わせと比べてしまうと、やはり見劣りを感じさせてしまう。全体の出足が良かった時には、まだその「見劣り」は目立たなかったのだが、中盤の底のバランスが徐々に悪くなり出し、微妙なパスミスが重なり自分たちで流れを悪くして行ってしまう。

非常に酷な書き方だが、イチに代わって入った翔太(川瀬)の位置取り、そして動き方がこの日は良くなかった。ボランチとして、もっと自分が高い位置に押し上げないといけない場面で積極性が見えず、全体の連動がカラ周りし出していく。また、枝本との「呼吸」もやはりぎこちないものとなり、ゲームを組み立てるはずの中盤の底が機能しているとは言えない状態に…

しかし、ここ最近はサイドバック、センターバックに入る機会が多かったこともあり、あのポジションでのプレーが難しかったことは理解できる。ただ、難しいということは理解出来ても、限られたメンバーしかいないチームであるからこそ、誰かがポジションをカバーしなければならないし、その役目を担ったのであれば、なんとかこなして欲しかったのもまた事実。

昨年はサイドで攻撃的役割しか出来なかったが、シーズン終盤からいろいろなポジションを経験するに連れて、新しい可能性を見せてきた翔太。年齢も若く身長があり、この先の成長がまだまだ見込める存在であるのだからこそ、やはり厳しい目で見てしまうもの。求められる要求が高いかも知れないが、それが出来なければプロでの活躍は見込めない、ということを肝に銘じてプレーして欲しい。

さて、話を試合の流れに戻すが、個の動きでは相手を上回っているU-23だが、中盤のバランスの悪さから、スムーズな展開が生まれずギクシャクした内容が続いてしまう。そして、体調がまだ万全ではない宮下を30分で一旦下げて吹田を投入して右MFに配置し、横山を左SBに配置転換するのだが、それでもバランスの悪さと連携は改善されていかない。

決して、連携が悪いからと言って、育英に攻め込まれている訳ではなく、ボールポゼッションは序盤同様U-23が優位に進めているのだが、ボールを長く持っている時間の割りには、効果的な攻撃を仕掛けられず「噛み合わない」という思いが、選手からも強く見えてきてしまう…

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とにかく「もどかしい」と思う展開が続き、このまま前半0-0で終わりか…と思われた時間に、PA内で森川がボールをキープしていた場面で、DFが引っかけて倒してしまいPKが与えられる。

そしてこの場面だが、キッカーはPKを得た森川ではなく藤崎。

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出来れば、獲得したこともあるのだから、モリに自分で行って欲しかったのだが、以前の試合でのPK失敗が頭にあったのか、結局はタケマに託すこととなり、これを冷静に蹴り込んで、内容はイマイチながらも終了間際に先制して前半を折り返す。

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そして後半だが、メンバーはGKが島並から笠原に代わった以外は前半終盤と同じであり、対する育英は予想通りメンバーを全取っ替えで、もう誰もメンバーはわからず(ごめんなさい)。

で、内容ですが、ハーフタイムの指示もあり、少しは前半よりも連携が良くなった? と立ち上がりは思ったのですが、10分を過ぎた辺りから雨が強くなり、ピッチには水たまりが出来るほどコンディションは悪くなっていき、それと同時にU-23のパスがさらに回らなくなってしまう。また、GW中は仕事との兼ね合いもあり、万全の調整が出来たとは言い難いこともあり、徐々に運動量が落ちだし、全取っ替えして後半から出てきた相手に走り負けしてしまう場面も生まれてくる。

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ピッチコンディションが悪いなりにも、なんとか繋いでいこうとするU-23に対して、相手は「育英らしい」縦に蹴って走り込んでくるサッカーを続け、25分にサイドから入ったボールに、中でFWが頭に合わせてヘディングシュート。ドンピシャのタイミングでヘディングは決まったが、ここはクロスバーに救われることとなる。危ないなあ…と思った直後の27分、スルスルってボールを繋がれて、最後は右サイドから入ってきた37番に蹴り込まれて、ついに同点に追いつかれてしまう。

30分に再びメンバー交代を行い、藤崎に代わって宮下が再びピッチに戻ったが、最後までチグハグした流れは変わらず、ゲームは1-1のまま終了。

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今年の育英に関してだが、現段階では昨年のチームに比べて完成度では「まだまだ」という感じであり、強さもさほど感じられなかったのだが、伝統とも言える「縦への強さ」は健在。また、今年の3年生は、中学時代(前橋FC)にクラブユースでベスト8に入っている世代であり、冬に向けて、どう成長していくかも楽しみなところだ。

それに対して、2週間以上試合間隔が空いてしまい、さらにはコンディション調整、メンバー構成でベストと言えなかったU-23は、予想どおり苦戦する結果となってしまった。ただ、今日の苦戦に関しては、後半に運動量が下がってしまったことについては致し方がないだろうが、序盤〜中盤にかけて、自分たちのミスから悪循環を招いてしまったことはいだけない。相手が良くて押し込まれるならともかく、自分たちが主導権を握りながらも、ミスで流れを悪くしてしまうのは一番よくないパターンなのだから。

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まあ、この日の苦戦は、19日の長野パルセイロ、28日のアルビレックス新潟とのTMに向けての「いい薬」となることを願いたいところだし、今度の試合(週末の県3部の公式戦ではなく)までにしっかりとした準備を行い、選手全員がいい状態で試合に挑めることを期待したい。

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