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2011年4月18日 (月)

U-23、予選トーナメントを通過

群馬県サッカー協会長杯
予選トーナメント決勝戦@榛名中央グラウンド
ザスパ草津U-23 5-0 リバティ館林  
[得点者]
50・63分市川、56分森川、59分藤崎、70+2分白井
※試合は35分ハーフ

3月28日から始まった「天皇杯への道」の、最初の一区切りとなる予選トーナメント決勝戦が榛名中央グラウンドにて行われたが「サッカーは難しい」ということを、選手だけではなく、見る側にも改めて教える試合となった。

[U-23スタメン]
ーーー森川ー藤崎ーーー
ー清水ーーーーー宮下ー
ーーー枝本ー市川ーーー
川瀬ー成田ー安田ー西野
ーーーー後藤ーーーーー
※相手は4-4-2

勝てば7月から始まる天皇杯予選・決勝トーナメントへの出場が決まるU-23。予選1回戦から県リーグ2部の相手が続いてきたが(群馬大学は除く)、この日の相手は昨年2部2位のリバティ館林。予選4試合の中で「最上位」となる相手であり、これまでの試合と比べればやや難しい試合になる? と思われたがそのとおりの試合展開が続いていく。

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キックオフと同時に相手陣内に攻め込み続けるU-23。しかし相手は、セオリーどおりのブロックを作るというか、ガッチリ守備を固めてきたこともあり、その網をなかなか破れない時間帯が続く。さらにレフリーの判定にも悩まされることとなり、前半3分という時間で得たFKの際に、ボールをセットしていた枝本がまさかの「遅延行為」を取られてイエローカード。

前半3分で遅延行為なんてありえんだろ??? それに、さして時間を掛けていないのに… まあ、Jのジャッジでも「ありえんだろ?」というのはいくらでもあることを考えれば、県リーグレベルのジャッジなのだから文句を付けても何も始まらない。さらには、そもそも実力差のあるU-23に対して、審判団が厳しく判定してくることは、チームとして最初から想定してプレーすべきでもあるのだから…

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攻めても攻めても巧く行かず、「焦りはない」と言っても、やっているプレーに判断の余裕のなさが見えだしてしまう。さらには、相手は「削ろう」と思っていないチャージでも、プレースピードの違いから危険なチャージになってしまう場面も生まれ、選手の中にイライラが積もってしまい、無理な突破や判断ミス、パスミスなどが目立ち始めてチームとしてのリズムが見えない時間帯が続いて行く。

そして予選4試合目にして、初の前半無得点試合をやってしまう…

まあ、前半無得点じゃいけないという訳ではないが、実力差のある相手だからこそ、早い時間帯に得点を奪って試合を決めてしまうのがベストなのだが、相手は当然ガチ。リーグ戦のように、負けても次があるという状況なら多少違うだろうが、次のないトーナメントであるからこそ相手も必死。

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確かに実力差から考えれば「課題」はいくらでもあるだろう。だが、こういう「ガチンコ勝負」の場合は理想論や理屈が通用しないのもまた事実。やっている選手も「もどかしさ」を感じるはずだし、見ている側は「何やってんだ」と思うかも知れない。だが、整備の行き届いていないグラウンド、実力差のある相手、判定の曖昧なジャッジ、35分しかない試合時間という状況は、見ている側が思う以上にやっている方は難しいのである。

同カテゴリーや拮抗した相手同士の試合であれば、パススピード、プレススピードなどのレベル、そしてある程度の戦術、やり方という部分で試合は噛み合うものなのだが、実力差がありすぎることで、まったくと言っていいほど試合は噛み合わない。U-23にとって「(サッカーでの)常識の通用しない未知なる相手」といったところが正直な感想になるかも知れない…

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そんな相手に対して苦しい時間帯は後半も続いていくが、50分(後半15分)、右サイドを攻め上がった宮下から中に入ったボールを、キャプテンマークを巻くイチが蹴り込んでついに均衡を破る。

普段以上に喜びを爆発させた選手たち…

ここまで大健闘を続けてきたリバティ館林だが1点を奪われてしまった後は、続けてきた粘り強い守備を保ち続けることはできず、猛攻の前に棒立ちとなってしまう。その後は、繋がらなかったボールが面白いように繋がりだし、次々とゴールを奪っていくU-23。28分には、市川→枝本→市川と絶妙のパス交換から4点目を奪い、最後は木村コーチから「土のグラウンドに強い男」と言われる白井がラストのCKから素晴らしいゴールを奪い、終わってみれば5-0というスコアで勝利。

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結果だけみれば5-0と、スコア上は危なげない勝利なのだが、見ている側からすれば「ガチンコ勝負」ならではの緊張感を味わえた面白い試合であったのではないだろうか? やっている側とすればたまったものではないだろうが…(笑) これにて予選トーナメントが終了し、7月3日(予定)から始まる決勝トーナメントへの進出が決定した訳だが、ここから厳しい戦いが始まるといよりも、逆にやりやすい戦いとなっていくはず。

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試合時間の35分は準決勝まで変わりはないが、会場はこれまでの土のグラウンドではなく、天然芝もしくは人工芝と整備されたグラウンドでの試合となり、練習どおりのプレーが出来る可能性が高まっていく。また、対戦相手のレベルが当然上がってくるが、実力差のある相手よりも「手が合う」はずなので、これまで練習してきたサッカー、そして自分たちがやりたいサッカーをやる(やれる)可能性も大いに高まっていく。

あとは、昨年挫折を味わった「引き気味&放り込みサッカー」にしっかり対応出来れば、tonan前橋、そしてアルテ高崎への挑戦権を獲得することは十分可能。いや、挑戦するだけではなく、天皇杯にでることが目標なのだから、そこまで行くことは当然の義務。トップチームの一員として認められることも選手個人としての目標だが、チームとして結果というか達成感を味わうためにも、あと2ヶ月間でチームをさらに高いレベルに仕上げ、チームのピークをうまく日程に合うように調整してほしいものである。

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雪の残る白根神社で祈願した日のことを忘れないで精進すれば、チームに新しい歴史を刻むことは出来るはずなのだから…

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