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2011年4月14日 (木)

TM:アルテ高崎vsザスパ草津U-23

練習試合 4月13日@しんとう総合グラウンド
アルテ高崎 0-3 ザスパ草津U-23
[得点者]
7分清水、34・85分藤崎

2月の独立リーグ以来の顔合わせとなった両者の対戦だが、思わぬ点差の点差のつくゲームとなり、U-23にとって自信となる試合になったが、アルテとしては選手層の薄さを改めて露呈する試合となってしまった。

[アルテ前半メンバー]
ーーーーー岩澤ーーーーー
伊藤ーーー白山ーーー石沢
ーーーー島ーー望月ーーー
塚本ー長谷川ー??ー神谷
ーーーーー土田ーーーーー

[U-23スタメン]
ーーー森川ー藤崎ーーー
ー清水ーーーーー宮下ー
ーーー枝本ー市川ーーー
川瀬ー安田ー成田ー西野
ーーーー後藤ーーーーー

TMでは、ほぼ毎回登録選手全員を使うアルテなので、今回も前半がAチーム、後半がBチームかと思ったが、ピッチに姿を現したのはBチーム。それに対してU-23は現時点でのベスト布陣。だが、たとえ相手が控え組とは言えJFL所属の選手。それに対してカテゴリーは「県3部」のU-23がどこまでやれるかがポイントだった。

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しかし、ゲームは圧倒的なU-23ペースで始まっていく。試合前、木村コーチは守備面での指示を選手に送っていたが、ディフェンスラインだけではなく、前からの守備意識が高く素晴らしプレスでアルテの自由を奪っていく。

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前線からのプレスがしっかりかかり、中盤はブロックを素速く構成することにより、アルテはボールをまったく前に出すことが出来ない。最終ラインで横に回すだけの時間が続き、一旦ボランチに預けようとすると枝本、市川が前に押しだしボールを上手く奪っていく。そして7分、厳しいプレスを仕掛けたことが効を奏し、DFのミスを誘発。このボールをさらった清水がミドルを叩き込み、早い時間でU-23が先制する。

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まったくと言っていいほど、ボランチでボールをキープしてからの展開が出来ないアルテ。レギュラー組も回してサイド展開が基本であるが、この日の控え組は主導権を握ってボールをサイドに散らしているのではなく、出しどころが無く仕方が無く後ろで横に回すだけの時間が続く。チャンスらしいチャンスと言えば、右サイドの石沢にボールが入ったときのみで、それ以外では深い位置まで攻め込む場面が生まれない。そんな状態に後藤監督もしびれを切らし、28分に岩澤、島に替え、佐藤(佐藤穣のお兄さん)、田代を投入。そしてこの交代により、ボールは回るようになり、やや盛り返しを見せたアルテ。

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だが、この日のU-23は冷静に試合の流れをみることが出来ていた。34分、一度は攻め込まれたものの、早いカウンターから森川が右サイドを駆け上がり、中に折り返すと藤崎がDFを背負いながらもシュート。これが見事に決まって前半のうちで2点のリードを奪う。その直後、成田、藤崎、宮下、後藤がアウトして、白井、横山、吹田、島並の4人が入るが試合の流れは特に変わることなく前半は終了。

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さて勝負となる後半だが、木村コーチは「後半はレギュラーが出てくるから、もう一度しっかり締めていこう」と檄を飛ばして後半のピッチに送り出したのだが、いきなりのピンチからスタートしていく。

[アルテ後半メンバー]
ーーーー土井ーーーーー
松尾ーー山藤ーー小林定
ーーー益子ー小島ーーー
田中ー小林ー増田ー神谷
ーーーー岩舘ーーーーー

キャプテンの山田こそ欠場したものの、それ以外はベストの形を組んできたアルテは後半キックオフ直後からチャンスを掴み、右サイドからのクロスに土井が頭で合わせていきなりゴールかと思われたが、ここはポストに嫌われて得点ならず。最初のチャンスを惜しくも逃してしまったアルテだが、土井を起点に、松尾、小林の両サイドが駆け回るサッカーで流れを掴んでいく。

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前半同様に主導権を握りたかったU-23だが、後半は相手のスピードに対して後手後手となり苦しい時間帯が続いていく。9分から22分にかけては連続してCKのピンチを迎えるが、ディフェンスラインは無理をせずセーフティにボールを切ってピンチを凌ぎきり、なんとかカウンターのチャンスを伺う。そして28分、後半に入って初めてのチャンスが訪れ、清水が抜け出してシュートを放つがこれはGK岩舘の正面。

このシュートで流れを掴めるかと思ったU-23だが、直後の30分、小林からのクロスに土井が中央でポストとなり、落としたところを山藤がシュート! という理想的な展開を相手に許してしまい、なかなか流れを呼び戻すことが出来ない。

そして31分、U-23は後半2度目のメンバーチェンジを行い、アルテのサイドアタックをケアするために中盤をボックス型からダイヤモンド型(守備時には3ボランチ気味)に変えていく。

ーーー藤崎ー宮下ーーー
ーーーー吹田ーーーーー
ー白井ーーーーー横山ー
ーーーー市川ーーーーー
川瀬ー安田ー成田ー西野
ーーーー笠原ーーーーー

狙いはダイヤモンド型だが、相手に押し込まれていることもあり、白井、横山が下がり、やや3ボランチ気味となったU-23だが守備の意識は高く、ピンチを迎える場面は多かったものの最後まで集中を切らすことなく相手攻撃に対応。

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2-0でリードしたまま試合は終盤を迎えるが、85分にカウンターからU-23がチャンスを掴む。中盤でボールを受けた宮下が、前線を走る藤崎へ絶妙のスルーパスを送る。これをきれいに受けたタケマが見事にゴールに決め、試合を決定づける3点目を奪う。

後半のシュートは清水と藤崎の2本だけ。CKも一本も無かったが、数少ないチャンスを決めたことは今後の天皇杯予選を戦う上で大きな手応えとなったはず。また、後半のように主導権を奪われた中でも、集中を最後まで切らさなかったことも収穫と言えよう。目標とする天皇杯出場を目指す上で、絶対に倒さなければいけない相手となるのが準決勝から出場するtonan前橋と決勝で待ち受けるアルテ高崎。

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今日の勝利はあくまでも「45分(レギュラー組を相手にしてのこと)」だけのことなので、90分間その相手と戦うこととなる公式戦と比較してはいけないが、自信となったことだけは間違いない。また、試合中のシステム変更もスムーズとなってきたし、ケガで戦列を離れているユーゴ(飯山)が帰ってくれば、ディフェンスラインは今以上に安定するはず。

まだまだ、格上が相手となると劣勢になる時間帯も多く、課題がないとは言えないものの、順調に進化し続けている今年のチーム。しかし、最初の「目標」を達成するには今週末に行われる予選決勝を勝たなければいけない。そのためにも、残された時間でいい準備をしてもらいたいし、欠場中のユーゴ、マイケルには一日も早くチームに戻ってきて欲しいところだ。

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敗れたアルテ高崎だが、この日は「調整」という色が最初から濃かったため、後藤監督は結果に対してはあまり気にしていなかった。また、後半の戦い方に関しても、先日のパルセイロ戦同様、主導権を握って試合を動かしていたこともあり、内容的には及第点といったところ。

ただし、長丁場のリーグ戦を戦うには、2月から固めてきた「11人」で戦い続けることは到底無理。正直なところ、JFL残留が最大の目標となるアルテにとって、決定力不足の解消以上に控え組のレベルアップが重要なポイントなのだが、この試合において控え組から強烈なアピールをした選手はほとんどいなかった。

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パルセイロ戦では完全に押し込まれ、この試合でも主導権を握って試合を運ぶことが出来なかった控え組。現時点で「交代の駒」と計算できそうなのは10番の石沢ぐらいだろうか? レギュラーチームは決定力不足という点でこそ、不満は残るものの順調な仕上がりを見せるが、チーム全体の「底上げ」が出来なければ、前半戦はいいとしても、総合力が問われる後半戦は厳しい戦いとなるだろう。

夏場以降のリーグ戦で食らいついていくためにも、控え組の奮起は必要不可欠。今年から新加入となった選手が軒並みレギュラー組に抜擢されている現状を踏まえると、昨年から残っている(控えの)メンバーにはより一層の奮起を期待したい。

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