« 天皇杯予選、大勝スタート | トップページ | TM:東京国際大学 vs ザスパ草津U-23 »

2011年4月 4日 (月)

県協会長杯 予選トーナメント2回戦

群馬県サッカー協会長杯
予選トーナメント2回戦@榛名中央グラウンド
ザスパ草津U-23 8-1 藤岡キッカーズ 
[得点者]
11分9番(藤岡)
18・22・25・56・66分森川、38分藤崎、46分清水、49分川瀬(U-23)

群馬県サッカー協会長杯・決勝トーナメント出場チームを決める「予選トーナメント」の2回戦となったこの試合。本来U-23のメンバーは18人だが、この日は新潟で行われたトップチームの練習試合に吹田、白井、横山の3人がかり出され、飯山も別メニューということで、控えは笠原・島並のGK2名とマイケルだけの3人という構成で試合に挑んだ。

Img_0018

[U-23スタメン]
ーーー森川ー藤崎ーーー
ー清水ーーーーー宮下ー
ーーー市川ー枝本ーーー
川瀬ー成田ー安田ー西野
ーーーー後藤ーーーーー

相手の藤岡キッカーズは先週の板倉クラブ同様、県2部に所属している相手。さらには、こちらも先週同様相手のメンバーが最初から一人足りない10人。まあ、県リーグレベルではよくあること…(笑) そんなことで、最初からガツン!と行って勝負を決めてしまうかと思われたが、非常に「いや〜な」試合の入り方をしてしまう。

相手のシステムは人数が足りないため、変則気味の3-3-2-1システムで来た。普段はどう戦っているかわからないが、基本3バックのような形で最終ラインを形成するが、守備に回ったときには中盤の誰かが後ろに回って4バックとなり、サイドをケアしてU-23の攻撃に対応していく。

試合は予想どおりU-23のペースで進み、1分で最初のCKを獲得し、2分には川瀬のクロス気味のシュート?がバーを直撃し、こぼれ球に藤崎が反応してシュート。続く3分にも市川がシュートを放って先週同様、早い段階で点を取る? という感じを匂わせる。

だが、体を張った相手の守備にも手こずり先制点が奪えない。そんな中でカウンターから7分に最初のシュートを打たれ、「おい、守備陣しっかりしろよ…」と思った3分後に、またも後ろから入った長いボールに危ない場面を迎えてしまう。このボールに安田が反応して相手選手と競り合うが、ジャンプの際に肘が入ってしまいファール(イエロー)となり、FKを与えてしまう。

Img_0038

ゴール正面よりやや左で、ゴールまで20Mぐらいの位置からのFK。ここを見事に相手9番に直接蹴り込まれ、まさかの先制点を与えてしまう。相手の崩しには、DFもそれなりに対応できるが、FKの場合はいい場所に蹴られてしまえばどうにもならない。この失点、GKよりも守備の対応のまずさが招いてしまった失点でもあった…

昨年から県協会所属のチームとなったU-23だが、公式戦で先制点を奪われたのは唯一の黒星となった昨年の上武大学戦以来(※関東学園大戦でも失点したが、あれは点差が開いてのこと)、今回で2度目。まあ、相手は1人少ないこともあり、落ち着いてやれば残り時間で逆転できることは間違いないのだが、選手みんながやや気負いすぎとなり、攻め続けているものの連携という部分では空回りするシーンもちらほらと顔を出し、少しだけ「大丈夫かよ…」という思いも頭によぎる。

しかし18分、CKのチャンスにナリが頭でボールをそらし、これに森川が合わせてやっと同点。そして4分後、右から入ったクロスにゴール前やや左にいたイチがダイレクトで合わせて中に振ると、森川が素速く反応して再び頭で押し込み逆転。25分には、今度は見事な抜け出しを見せ、GKまでかわして3点目をゲット。7分間でハットトリックを達成し、1点ビハインドだったゲームはあっという間に2点のリードを奪う展開に変わっていく。

Img_0059

だがそれでも、攻撃のリズムはイマイチのまま。相手は10人だから、もっとボールを動かせばいいのに「自分が!」という意識が強く、チャンスの数は山ほどあれど、なかなか得点には結びつかず、結局前半戦は森川の3ゴールだけで終える。

先週同様、デコボコな状態の土のグラウンドに悩まされ、練習どおりのパスが生まれず思い通りの連携ができない。さらには相手との実力差がありすぎることから、普段やらないようなプレーを見せ、結果的にそれが自分たちの流れを断ち切ってしまう…

試合後、森川は「こんな試合があともう少し続いてしまうかも知れませんが…」と話していたが、見ている側は「簡単だろ?」と思っていても、やっている側とすれば非常に難しいと感じることもある。実力差があるために相手は最初から引き気味であり、「こじ開ける」ことは想像以上に難しいのだ。

さらにはプレースピードや「重さ」の違いが危ないシーンを作り出すこともある。前者のスピードに関しては、相手の動きが遅いため普通のタックルが時には危険なチャージになってしまうこともある。そして後者の「重さ」に関しては、U-23の選手にとって普通のチャージであっても、プロを意識したフィジカルトレーニングをしていない一般の選手を相手にすれば、簡単にはじき飛ばされてしまうこともあり、普段ファールに取られないようなプレーも「ファール」となってしまう。

Img_0002

しかし、これらのことを「言い訳」にするようでは、目標にたどり着くことは到底無理。そしてハーフタイムには予想どおり、木村コーチのカミナリと檄が選手に飛ぶ。

今日はフィールドプレーヤーの控えはマイケル(歌丸)だけなので、後半もメンバーはそのままでスタートするが、さすがにハーフタイムでの指示が効いたのか、後半は繋ぐ意識が前半以上に強くなり、ボールがしっかり回るようになる。

そんな流れの中で、4分に藤崎が後半最初のゴールを挙げ4-1とし、6分には西野の素晴らしいクロスにまたも藤崎が合わせるも惜しくもは外。さらに11分、今度は自らが右サイドでチャンスを作り、中に早いクロスを入れると待っていた清水が、見事すぎるダイレクトボレーで蹴り込んで5点目。

Img_0105

3分後の14分、左サイドでボールをインターセプトした川瀬がそのまま持ち込んでシュートを決め6点目。さらに21分には、GKの位置が前に出ていることを確認した森川が絶妙のループシュートを決め、31分にもダメ押しの8点目(自身5点目)を叩き込み、後半は完全に相手を圧倒。課題でもある守備面も、後半は持ち直してシュートゼロに抑え勝利に貢献。

結果的には8-1という大勝で終わったが、「楽なゲームはない」ということを、身をもって教えられるゲームでもあった。あとはとにかく「土のグラウンド」での戦い方に慣れることが、苦戦からの脱出に繋がるだろう。天皇杯予選決勝トーナメントに進出するには、あと2試合土のグラウンドで戦う必要があるのだが、しっかり戦い抜いて7月から始まる「決戦」に向けてのいい準備期間としてもらいたいものだ。

あと最後に、マイケル、もう少し頑張ろうな…

フッキ(吹田)がトップと混じって何も出来ずに凹んだのと、君がU-23の中で何も出来ないのは大きな違いがある。言葉の壁、習慣の違いの壁はあるだろうが、それを乗り越えなければプロになることどころか、チーム内でレギュラーをとることすら難しい。木村コーチが君をメンバーに選んだのは「将来性」を買ってのことなんだから。

選んでくれた木村コーチのためにも、見てくれている草津の人、そして応援してくれている人のためにもやらければいけない。そして、一緒にプレーする仲間のためにも…

Img_0110

マテウスが1年で大きく成長したように、当然マイケルにも伸びる可能性はある。いや、それ以上に恵まれた体格を持っているのだから、秘めたる素質はきっと高いはず。それを埋もれさせたまま終わるか、開花させるかはすでて本人の自覚次第。

頑張れ、マイケル!

« 天皇杯予選、大勝スタート | トップページ | TM:東京国際大学 vs ザスパ草津U-23 »

ザスパ草津チャンレンジャーズ」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/176307/51296707

この記事へのトラックバック一覧です: 県協会長杯 予選トーナメント2回戦:

« 天皇杯予選、大勝スタート | トップページ | TM:東京国際大学 vs ザスパ草津U-23 »