« 2010年7月18日 - 2010年7月24日 | トップページ | 2010年8月1日 - 2010年8月7日 »

2010年7月25日 - 2010年7月31日

2010年7月29日 (木)

7/24・25、地域リーグ結果

先ほどの関東リーグ情報に引き続き、全国各地域の順位と試合結果、並びに第46回全国社会人大会の予選状況と合わせて紹介します。

●北海道リーグ
先週末は試合なし

[順位]
1位:札大GP (18pt +22)、2位:ノルブリッツ(16pt +44)、3位:札幌蹴球団(14pt +8)、4位:マルセイズ(10pt -7)、5位:ブラックペッカー(3pt -238)、6位:札幌ウインズ(0pt -39)

[寸評]
すでに札幌ウインズの道リーグからの降格が決定してしまいましたが、優勝争いの方は3位の札幌蹴球団までに絞られてきており、なかなかおもしろい終盤戦となってきそうだ。

また、全社予選に関しては、8チームで3つの枠を8/14〜16の日程で争うこととなっており、組み合わせ的に第一代表、第二代表はノルブリッツ、札大GPにすんあり決まりそうだ。なお、第三代表についてはトヨタ自動車、十勝フェアスカイなどが上がってきそうだ。

---------------

●東北リーグ1部
先週末は試合なし

[順位]
1位:福島ユナイテッド(31pt +28)、2位:グルージャ盛岡(28pt +39)、3位:NECトーキン(20pt +16)、4位:カンビアーレ(12pt +1)、5位:盛岡ゼブラ(10pt -8)、6位:プリメーロ(10pt -11)、7位:塩釜ヴィーゼ(6pt -53)、8位:コバルトーレ女川(5pt -15)

[寸評]
2強の勝ち点差は3に縮まり、直接対決の結果次第では逆転可能の数字になっており、優勝の行方は最後までわからなくなっている。

全社予選だが、すでに組み合わせは発表されており、8/21〜23の日程で行われる予選で2枠を目指すこととなる。なお、東北の2強はそれぞれ別ブロックに入ったため、対戦がないこともあり、出場2チームはすんなり福島、グルージャの2強で決まる可能性が強い。

---------------

●関東リーグ1部
別ページを参照してください

---------------

●北信越リーグ1部
[第12節結果]
7月24/25日開催
サウルコス福井 0-8 長野パルセイロ
グランセナ新潟 1-3 JSC
テイヘンズ 2-1 上田ジェンシャン
アンテロープ塩尻 0-3 ヴァリエンテ富山

[順位]
1位:パルセイロ(34pt +55)、2位:JSC(31pt +32)、3位:ジェンシャン(18pt -12)、4位:サウルコス福井(16pt -16)、5位:グランセナ新潟(14pt -3)、6位:テイヘンズ(12pt -19)、7位:ヴァリエンテ富山(8pt -15)、8位:アンテロープ塩尻(6pt -22)

[寸評]
今節も2強は勝利したが、パルセイロの得失点差が凄いことになってきている。勝ち点差では3のままで、直接対決の結果次第では並ぶことは可能だが、得失点差がパルセイロにとって大きなアドバンテージとなっている。このまま行けば、次節(8/1南長野)のグランセナ戦で勝利すれば、事実上の優勝決定となるだろう(※JSCも勝つと想定してのこと。なお、JSCとの得失点差は12節終了時点で23離れており、直接対決で11点差以上で負けない限り逆転はない。また、次節で長野○、JSC△でも長野の優勝が決まる)

さて、北信越の全社情報だが、8月13〜15日に石川で北信越大会が行われることが決定している。全社といえば、ここ2年は長野勢(08年パルセイロ、09年山雅)が優勝しているのだが、今年から出場枠は2となり1枠減となっている。で、展開の予想だが、準決勝はテイヘンズ vs サウルコス福井、JSC vs パルセイロとなりそうで、そしてこの両試合の勝者が出場権を獲得することとなる。

---------------

●東海リーグ1部
[第11節結果]
7月24/25日開催
矢崎バレンテ 3-1 鈴鹿ランポーレ
FC刈谷 6-0 芙蓉クラブ
藤枝MYFC 3-0 中京大学FC
浜松大学FC 2-3 マルヤス工業
※藤枝市役所は試合なし

[順位(暫定)]
1位:藤枝MYFC(26pt +27、11試合)、2位:マルヤス工業(22pt +9、11試合)、3位:FC刈谷(21pt +14、10試合)、4位:鈴鹿ランポーレ (16pt +4、11試合)、5位:藤枝市役所(14pt +2、9試合)、6位:矢崎バレンテ (12pt -1、9試合)、7位:中京大学FC(10pt +3、10試合)、8位:浜松大学FC(7pt -16、11試合)、9位:芙蓉クラブ(1pt -36、10試合)

[寸評]
MYFCが勝ち点を伸ばしているが、1試合少ない刈谷もしっかり追従。とりあえずは直接対決での逆転が可能な位置から離れないことが大事だろう。ランポーレ、藤枝市役所はやや息切れだが、マルヤス工業はここまで大健闘と言えるはず。

さて、東海の全社予選も関東同様にすでに終了しており、4チーム全てが決まっている。

矢崎バレンテ、藤枝MYFC、トヨタ蹴球団、マルヤス工業

MYFCと同ブロックだった刈谷は1回戦でライバルに敗退。これで、刈谷はリーグ戦で優勝することが絶対条件となったので、今後は本当に引き分けすら許されない厳しい戦いとなっていくことだろう。また、実力派企業チームの矢崎バレンテ、マルヤス工業の両チームは本大会でも楽しみな存在だ。

---------------

●関西リーグ1部
先週末は試合なし

[順位]
1位:三洋電機洲本(29pt +25)、2位:アイン食品(21pt +12)、3位:奈良クラブ(20pt +12)、4位:阪南大クラブ(18pt +6)、5位:ラランジャ(14pt -1)、6位:バンディオンセ(13pt 0)、7位:S.C HIRA(6pt -21)、8位:ルネス学園甲賀(3pt -33)

[寸評]
次節(12節)で三洋洲本は勝利すれば、アイン食品の結果に関係なく優勝が決定する。なお、全社に関してだが、関西5枠は7/31、8/1に決定するが、対戦カードは以下のとおりで、勝者チームがそれぞれ出場権を獲得する。
7/31
ラランジャ vs アミティエSC
アイン食品 vs エストレラ津田
8/1
三洋洲本 vs アルテリーヴォ和歌山
阪南大クラブ vs 神戸FCシニアB
FC大阪 vs 関学クラブ

---------------

●中国リーグ
[第5節未消化分結果]
7月25日開催
佐川急便中国 3-4 デッツォーラ島根

[順位(暫定)]
1位:レノファ山口(34pt +28、14試合)、2位:VOLADOR松江(28pt +11、13試合)、3位:新日本石油水島(22pt +11、10試合)、4位:佐川急便中国(21pt +9、12試合)、5位:岡山NEXT(19pt +15、12試合)、6位:デッツォーラ島根(19pt +7、12試合)、7位:NTN岡山(18pt +3、14試合)、8位:宇部ヤーマン(13pt -11、14試合)、9位:日立笠戸(12pt -28、13試合)、10位:JFE西日本(0pt -45、13試合)

[寸評]
しばらく上位は試合がないため、順位の変動はない。で、中国地区の全社予選だが、こちらもすでに終了しており、出場チームが決定している。

SC鳥取ドリームス
Volador松江
デッツォーラ島根
レノファ山口(開催地枠)

となっており、地元開催でもあるレノファ山口には大いに期待したいところ。それと、今季中国リーグ初参戦ながら、大健闘を見せているVolador松江にも注目したい。

---------------

●四国リーグ
先週末は試合なし

[順位(暫定)]
1位:カマタマーレ讃岐(29pt +38)、2位:愛媛しまなみ (26pt +24)、3位:徳島2nd(25pt +33)、4位:三洋電機徳島(13pt -6)、4位:南国高知FC(12pt -10)、6位:黒潮FC(8pt -18)、7位:R.VELHO(7pt -27)、8位:南クラブ(1pt -34)

[寸評]
相変わらずカマタマーレの首位は変わらず。さて全社予選ですが、こちらも関西同様7/31、8/1で代表決定となるのだが、試合の組み合わせに関しては、前日の30日まで決まらないとのこと。

ということで、各県の出場チームだけお知らせします。
香川:カマタマーレ讃岐、南クラブ
愛媛:久枝FC、愛媛しまなみ
徳島:三洋電機徳島、レッドサンズ
高知:昭和クラブ、黒潮FC

---------------

●九州(KYU)リーグ
[第14節結果]
7月24/25日開催
川副クラブ 2-4 ヴォルカ鹿児島
九州INAX 1-0 新日鐵大分
海邦銀行 4-1 九州スポーツカレッジ
MSC.FC  1-1(PK5-4) 三菱重工長崎
※HOYO.A.Eは試合なし

[順位]
1位:HOYO(34pt +33)、2位:ヴォルカ鹿児島(29pt +27)、3位:新日鐵大分(24pt +14)、4位:九州INAX (19pt 0)、5位:スポカレ(17pt -11)、6位:川副クラブ(14pt -12)、7位:海邦銀行(14pt -12)、8位:三菱重工長崎(12pt -9)、9位:MSC.FC(5pt -30)

[寸評]
とりあえず、上位におおきな順位の変化がなかったKyuリーグ。HOYOが確実に勝ち点を伸ばしていることもあり、HOYOの優勝はかなり現実となってきそうだ。また全社に関しては、組み合わせ情報はまだないが、8/7・8日に行われることは決まっており、出場枠は4となっている。

関東リーグ最終節に向けて

すっかりさぼっていた地域リーグ結果ネタですが、全社予選と合わせて紹介しようと思いましたが、関東だけ長くなってしまったので、こちらだけ別個にして先に紹介します。

●関東リーグ1部
[後期第6節未消化分結果]
7月24日開催
FCコリア 2-1 tonan前橋

[順位]
優勝:Y.S.C.C(30pt +30)、2位:FCコリア(22pt +6)、3位:さいたまSC(20pt +5)、4位:ヴェルフェ(20pt +1)、5位:tonan前橋(17pt -2)、6位:クラブドラゴンズ(17pt -10)、7位:厚木マーカス(15pt -8)、8位:ACアルマレッザ(9pt -22)

[寸評]
未消化となっていた後期6節の1試合が行われたが、FCコリアが勝利して2位に浮上。関東2位は、SC相模原の「優遇枠」が認められない場合は、替わりに地域決勝の出場権を得ることとなるので、非常に重要な順位であり、4位のヴェルフェまで2位に滑り込む可能性を残したまま最終節を迎える。また、2位争いだけではなく降格争いも熾烈だ。

Img_3615

最下位のアルマレッザはすでに降格決定だが、7位の厚木マーカスは、6位のクラブドラゴンズを逆転する可能性が大いに残されている。さて、最終節の組み合わせだが、ちょっと神懸かり的な日程の組み合わせにびっくり。

Y.S.C.C(1位) vs ACアルマレッザ(8位)
FCコリア(2位) vs 厚木マーカス(7位)
さいたまSC(3位) vs クラブドラゴンズ(6位)
ヴェルフェたかはら那須(4位) vs tonan前橋(5位)

見事に順位どおりの組み合わせとなっているのだが、FCコリアとしては、ドロー、もしくは負けでは、2位の座は他力本願となってしまう。対戦相手のマーカスは、勝たなければ残留はない。さらに、さいたまSCも2位に入るためには勝利は不可欠だが、ただ勝つだけではなく2点差以上の勝利が必要となってくる。

コリアと勝ち点が並んだ場合(コリア△・さいたま○)は、さいたまSCは2点差以上の勝利すれば、得失点差で上回れるからだ。さて、さいたまSCの対戦相手であるドラゴンズも、残留のためにはやはり勝利が絶対条件。もしドローであった場合は、勝ち点は18。マーカスがもし、コリアに勝った場合は得失点差で逆転されてしまうのだ。

とりあえず、最終節の対戦表と勝ち点動向をまとめてみました。

1

マーカスに勝って欲しいさいたまSC、残留のためにコリアに勝って欲しいドラゴンズ。2位確保のために、ドラゴンズに勝って欲しいコリア。残留するために、さいたまSCに勝って欲しいマーカス、2位に滑り込むためにも、マーカスとドラゴンズに勝って欲しいヴェルフェ。2位確保、1部残留に当該する5チームの思惑が絡んだ最終節の3試合は、非常に注目の試合となることだろう。

---------------

さて、全社関東予選の話に入りますが、すでに関東代表の6チームは下記のとおり決定していますが、今年は地域リーグのチームのやる気がなかったのか?、はたまたその他のチームのやる気が高かったのか、6チーム中、4チームが県リーグに参加するチームが出場権を獲得した。

坂戸シティ(埼玉1部)
市川SC(千葉1部)
SC相模原(神奈川1部)
tonanサテライト(群馬1部)
tonan前橋(関東1部)
ヴェルフェたかはら那須(関東1部)

tonanに関しては、見事に「兄弟出場」を果たしたのだが、トップよりも、サテライトが全国の舞台でどこまで通用するのか見てみたいところ。また、その他にも、坂戸シティなど楽しみなチームも参加するが、今回の関東代表というか、全社出場チームの中で、最も注目を浴びるのは間違いなくSC相模原であろう。

Jリーグ準加盟が認められ、あとはJFAからの「飛び級対応」の返答を待っている状況のSC相模原。ただ、当然といえば当然なのだが、県1部からの飛び級対応について、批判の声もあることは確かである。飛び級に対しても、JFAは当初7月中旬にアナウンス(OKかダメかの正式決定)をすると言っていたが、ここに来て発表が9月にズラされることになった。

さすがに、県リーグの成績だけで決定することは難しい。とりあえず、9月まで発表が伸ばされたということは、「天皇杯で実力を見せない」ということなのでは? と考えるのが妥当であろう。確かに、本戦まで勝ち進み、さらには1回戦を勝ち抜いて、2回戦でJクラブと対戦すれば、一般層に向けてはこの上ないアピールの機会になる。だが、各地域のクラブやそのサポーターたちを最も納得させられる方法は、実力で全社において地域決勝の「出場権」を勝ち取る事。しかし、第46回全国社会人大会は10/16から始まるため、この大会前に、相模原の「評決」はされることとなり、もし地域決勝への出場が決まった場合は、この大会の結果は左右されないこととなる。

しかしだ、JFAの決定がどちらであれ、今回の全社ではSC相模原が注目となることだけは間違いない。

Img_3917

元Jリーガーやブラジル人選手を擁するSC相模原。当然ながら、春先に比べてチーム力が上がっていることだけは確かだ。先日、サンデンフットボールパークで、久しぶりに秋葉忠宏に会って話をしたが、チームの成長に手応えを感じているそうで、優遇枠に選ばれたら、当然「やれる自信はある」と答えてくれた。また、当日、会場に来ていた植木GMから、優遇枠チームの「重さ」についての経験をしっかり聞いていた。

とにかく、今の相模原は、2003年のザスパのように、公式戦で「負けることが許されない状況」になることだけは確かだが、そのプレッシャーに打ち勝たなければ、当然その先は見えてこない。まずは、目先の天皇杯予選で、その実力を見せつける必要があるだろう。

2010年7月26日 (月)

町田完勝

JFL 後期第4節 @たつのこフィールド
流通経済大学FC 0-3 町田ゼルビア
[得点者]
67分雑賀、83分・90+1分山腰(町田)

JFL残留に向けて、期間限定で選手を入れ替えてきた流通経済大学FC。前節のFC琉球戦では、内容はともかく2-0と勝利して、まずは入れ替え効果が発揮された結果となり、今節は町田ゼルビアをホーム・たつのこフィールドに迎えた。

Img_0017

FC琉球戦では、保戸田春彦、小川晃平、長浜浩太、小島聖矢、村瀬勇太、河本明人、古川大士、武藤雄樹と、いきなり8人を起用してきた流経大FCだが、この日は入れ替え組の小島聖矢、河本明人、古川大士の3人はベンチからのスタートとなり、混成度の高いメンバー構成となっていた

[流経大FCスタメン]
ージョシュアーー武藤ーー
ー堀河ーーーーーー中美ー
ーーー木下ーーー村瀬ーー
福井ー長浜ー小川ー保戸田
ーーーーー高宮ーーーーー

[町田スタメン]
ーーー勝又ー木島ーーー
ー酒井ーーーーーー星ー
ーーー柳崎ー太田ーーー
斎藤ー津田ー雑賀ー藤田
ーーーー修行ーーーーー

試合の注目だが、入れ替えを行った流経大FCが、どこまで上位の町田ゼルビアに食らいついていけるかだったが、現実的には圧倒的な力の差を見せつけられてしまう。

試合序盤こそ、両者ともども慎重の立ち上がりを見せ、静かなスタートとなったが、9分過ぎから町田が連続してCKのチャンスを奪うと試合は一気に動きを見せるようになってくる。いや、町田がペースを掴んだという言い方の方が正しいだろう。1 vs 1での技術の高さ、ヘディングでの競り合い、球際の攻防、セカンドボールへのアプローチ。どれをとっても町田の方が優っている。

試合前、前回の対戦(1-5)の内容を踏まえ、太田康介の動きをしっかり捕まえろ、攻撃を仕掛けてくる両サイドに対して、勇気をもって前に出て対応しようと、柴田監督から伝えられていたものの、福井、保戸田だけではなく、2列目の中美、堀河も相手攻撃陣のアタックの前に自陣から出ることが出来なくなってしまう。

Img_0108

しかし、連日35度を超える猛暑が続く気候の中で、試合は行われていることもあり、前半の町田はややペースを自重しながら戦っていたこともあり、流経大も決定的なピンチという場面はそう作られることもなかった。そして前半の終盤では武藤がシュートを放つなど、やや流れを引き戻した上で、前半はスコアレスで折り返す。

そして、流経大FCはHTにこのような指示を与えた

・6番(太田)を必ず抑えろ
・相手の攻撃に対してラインを下げてもいいが、下げるだけではなく、しっかり相手にプレスを掛けろ
・相手の攻撃に対して勇気を持って対応しよう
・16番(斎藤広野)は常に高い位置を取っているので、そのスペースの背後を狙え
・相手にびびって蹴り出してはダメ。しっかりと繋いで回す。
・とにかく自信をもってプレーする。そしてじれないこと

という指示を受けて、後半のピッチに立った流経大FCなのだが、前半以上に相手のプレッシャーを受け、為す術なくやられ続けてしまう。町田は後半から酒井良に替わってFWの山腰を投入。勝又はやや下がり目に位置したものの、3トップと呼べる布陣に変更するが、これが見事にフィットする。前半以上に躍動する町田攻撃陣。この日、ゴールこそなかった木島良輔だが、気迫溢れるドリブル突破で町田の攻撃をぐいぐい引っ張っていく。

Img_0250

HTに柴田監督からあった指示が、どれも実践できず、ずるずると相手攻撃の前にただひたすら耐える展開となってしまう流経大FC。結局、勇気を持って対応しようという指示もむなしく、全体が引いてしまったことで、セカンドボールを拾うことが出来ず、相手に連続攻撃を許し、さらに戦局は相手に傾いていく。流経大FCは55分、60分と連続して選手交代を仕掛けるが、どうしても流れを引き寄せることができない。

Img_0340

町田としては、圧倒的に攻めてはいるものの、得点が奪えず少々イヤな流れかと思われた67分、CKのチャンスを得る。そして上がっていたDFの雑賀が、見事に頭で合わせて待望の先取点を奪う。しかし流経大FCも、すぐさま同点に追いつくために68分に久保を投入。

Img_0397

そしてこの久保が31分に惜しいシーンを作り出す。村瀬が相手ボールを奪い、前にいた久保にパス。自陣で受けたボールに、躊躇無くドリブル突破を選択した久保は、そのまま突進。PA付近まで進み、そこからミドルシュート。シュート自体は上に逸れてしまったが、積極的な姿勢をみせてくれたことは評価していいだろう。

Img_0437

しかし、後半の流経大FCのチャンスらしいチャンスは実はこのシーンのみ。あとは完全に町田の動きに飲み込まれてしまい、75分以降は一方的な町田ペースとなっていく。その中で、交代で入った選手がそれぞれ「仕事」をしっかりこなして勝利に貢献。後半から入った山腰が、前節に続き結果を残すことに。82分、左サイドでチャンスを掴んだ町田。太田が繋いで山腰にラストパス。これを冷静に決めて2-0。

Img_0487

さらに85分に木島と交代で入った小川がドリブルでチャンスを演出。ロスタイムに入り、小川がボールを持ち、コーナー付近でボールをキープするかと思ったが、キープを選択せず、ドリブルで果敢にアタック。これが見事にチャンスに繋がり中央にグラウンダーのクロスを入れるが、これも最後は山腰が決めて3-0。

町田の完勝である。

試合後の相馬監督は、思い通りの試合ができて非常に満足しているというコメントを残したが、にこやかな表情で「前半に点が取れていれば言うことナシなんですけどね」とも続けた。また、交代で入った選手がそれぞれ、自分の役目を理解し、それを遂行してくれた事に対しても高い評価をし、この流れを次節にも繋げていきたいと語った。

Img_0509

さて流経大FCだが、ぐうの音も出ない完敗であった。結局、柴田監督が指示した、「6番(太田)を抑えろ」「スペースの裏を狙え」「自信をもってプレーしよう」は、残念ながら何一つ遂行できず。そして中野総監督は完敗を認めた上で「相手より走れていないのに、勝てるわけはありませんよ」と、苦笑いしながら試合を振り返ってくれた。

確かにこの日は完敗であった。正直なところ、全てにおいて相手の方が1枚も2枚も上手だったことは認めるしかないだろう。しかし、流経大FCは、いまだに降格の危機にあることは変わりはない。入れ替えで入ったメンバーは、あと2試合で再びトップに帰ることが濃厚だが、その残り2試合で「勝ち点6」というお土産をおいて帰ることが出来るだろうか?

まずはしっかり気持ちを切り替えて、次節に望めるかが、残留に向けてのポイントとなるだろう。

« 2010年7月18日 - 2010年7月24日 | トップページ | 2010年8月1日 - 2010年8月7日 »