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2010年6月6日 - 2010年6月12日

2010年6月11日 (金)

U-23にもたらされた4つの変化

ザスパ草津チャレンジャーズチームが、「ザスパ草津 U-23」という名称に変更して4年目となる今年、チームに変化が起こっている。

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変化の1つ目は、活動(活躍)の場が変わったことである。これまでは、Jサテライトリーグが彼らの主戦場だったが、2010年シーズンは中止(実質2009年限りで廃止)となったことを受け、新たな活動の場が必要となり、その場を県リーグ(結局は群馬県4部リーグ)に変えた。

2つ目は、これまでは「トップ昇格する」という、あくまでも個人目標しかなかったU-23に、チーム全体で目標とできるものが出来たことだ。県リーグ参加により、天皇杯予選への出場が可能となり、実力次第では本大会でJクラブと真剣勝負が出来る道が開けたのである。

3つ目には、複数年この地で頑張る選手が増えたことにより、選手育成やチーム作りに継続性が持てるようになった。

4つ目には、U-23に入るまでは、大きな経験や名のある場所でのサッカー経験の無い選手たちと、有名大学や大きな舞台を経験してきた選手たちが、いい意味でライバル関係が築けるようになってきたこと。

以上4点の変化により、ザスパ草津U-23は大きく生まれ変わろうとしている。

「県4部からのスタート」は、彼らの実力から見て正直不憫としか言いようがない。植木繁晴GMも、県リーグ参加に当たっては、群馬県協会に「2部からやらして欲しい」と正式に依頼はしたものの、協会の返答は却下で最下層である4部からのスタートが決定。まあ、これについては仕方がない。しかし、実力差がありすぎることで、リーグ戦で戦っても得るものも少なく、経験にもならないので、選手のモチベーションコントロールは難しいところだが、選手は「天皇杯出場」という別の目標が出来たことで、モチベーションについては十分カバーされている。

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いや、十分カバーされているというどころか、新しい目標(天皇杯出場)が選手にこれまでなかった「緊張感」を生み出し、これがチームにいい意味で変化をもたらしている。これまでは、サテライトリーグだけしか実戦の場がなかったU-23。個人評価は別として、チームとしては正直なところ勝っても負けてもあまり関係は無かった。だが、今年からは「天皇杯出場」という、大きなチーム目標が生まれた。出場できたらいいね…ではなく、Jクラブの下部組織として、出場することは「義務」であると決めたのだ。出場するイコール、予選は全部勝つということになる。

確かに、練習試合であろうと、サテライトリーグであろうと、負けていい試合はない。だが、これまでは「トップで通用する選手になる」ということが目標だったチームだからこそ、あまり勝敗は重要視されていなかった。だが今年は、公式戦において、負けることは許されない状況が出来たのである。これが選手にプレッシャーを与えると同時に、「やらなくちゃいけない」という気持ちをさらに強くさせた。

そして、この「やらなくちゃいけない」という気持ちを、特に強く持ったのが、草津で4年目の藤崎武馬、3年目の成田憲昭、冨田 賢、古矢 翼、市川朋紀、宮下 薫、飯山悠吾、高崎真紀、森川勇大だった。大卒組のナリ、トミ、ユーゴはそれぞれ今年で25歳、4年目のタケは24歳。彼らにとっては今年がラストチャンスという思いが特に強い。さらには、同期入団組(タケにとっては1年後輩)の有薗真吾が、トップで不動のレギュラーを獲得したことは彼らの目の色を変えた。また、その他の3年目組は、これまでにサテライトリーグどころか、練習試合でも自信なさげにプレーしていたが、彼らも昨年の終わりぐらいから、一気に意識が変わってきた。

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言い方は悪いが、3年目組の森川やイチ、翼、高崎は、高校時代に特に大きな試合に出た訳でもなく、大会で結果を残したこともない、どこにでもいる無名選手の一人だった。宮下にしても甲府ユースでプレーしたが、特に注目されていた訳でもない。言うなれば、みな、雑草のような選手だった。当然ながら、入団当初はみな体の線も細く、自信なさげにプレーしていたことをよく覚えている。しかし、彼らもトミやナリ同様、「このままではいけない」、「周囲の評価を見返したい」という思いから、昨年末あたりから急激に成長してきた。

また、3年目の雑草組にとって、昨年入団してきた「大卒組」に対してのライバル心が、彼らの能力を大きく伸ばす事に繋がっていく。かつては自信なさげだったイチや森川は、練習でもガツガツいくようになり、いつしか大卒組をおしのけてチームの中心的選手へと成長していく。また、今年入団組の目玉でもあった天野恒太と高橋大の存在が、チーム内競争に拍車を掛ける起爆剤となる。

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この天野と高橋だが、ともに国士舘大学卒で、関東大学リーグ戦やインカレ、さらには天皇杯で活躍した経験を持つ選手。彼らのこれまでの活躍ならば、本来、トップチームに入団していてもおかしくない選手であるのだ。特に大学3年時の天皇杯(2008年)では、4回戦まで進出し、鹿島アントラーズ相手に、あともう少しで勝利!というところまで追い詰めた経験を持つ。ちなみにこの鹿島戦で得点を奪った選手こそ、この天野と高橋なのだ。そんな選手が、なぜかU-23にたどり着いたのである…。

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で、彼ら2人の経歴は、雑草組から見れば「まぶしすぎる」もの。だが、実は雑草組と国士舘卒の2人は1987年生まれの「同級生」でもあるのだ。確かに相手は「大きな勲章」を持っている。自分たちに比べて、日の目の当たるサッカー人生を歩んできた。だが、今は同じ土俵にいるのだから、負ける訳にはいかないもの。同じ年の「エリート」の入団が、彼らだけではなく、チーム全体に闘争心を生んだのである。

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高橋とポジション争いをする森川は、必死に独自のカラーを出そうと、ウエートトレーニングの他に、裏へ抜け出す研究に余念がない。かつては体の線の細さに、自信のないプレーで、こりゃダメか…と思われたイチだが、今や中盤の底でゲームを組み立てる絶対的司令塔に成長。中盤の底でイチのパートナーを務める翼も、今はバランサーとして開花している。4年目のタケは、とくにかく動き回り、相手を攪乱してドロ臭くゴールを奪う姿に磨きをかけている。体の線は相変わらず細いが、ドリブル突破にキレを増す宮下など、今は大卒組3年目と変わらないどころか、個性はすでに抜かした感もある「雑草組」。練習から気迫を出す彼らのプレーに触発され、当然ながら高橋、天野もより進化を見せている。

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しかしだ、このようなチーム内競争が本格化したことは、U-23が「1年単位」のチームから変わったことと無縁ではない。かつてのチャレンジャーズ時代は、「原則1年」だったが、U-23という名称となり、将来性、やる気、選手の意向の3つが噛み合えば、複数年在籍できるようになったことで、長い目で選手を育成できるようになった。この点は木村コーチも認めており、今後はより継続性のあるチーム作りをしていきたいと考えている。また、常に天皇杯出場できるチームを作り上げ、将来的には関東リーグ1部で、常に上位争いが出来るチームにしていきたいという意向を持っている。(U-23のJFL参戦に関しては、チームの財政的な観点から「無い」とのこと)

かつては、いつ(トップから)声がかかるわからない状況の中でサッカーに取り組んでいたU-23だが、今は別の目標ができ、チーム内競争も激化したことにより、チームの雰囲気は大きく変わったといえるだろう。木村コーチも、今まではチームに実績がないので、なかなかいい選手が来てくれないと、愚痴をこぼしていたが、今年からはチームとしての実績を作れる場を与えられたのである。U-23は選手が「チャンス」を掴む場であったが、木村コーチにとっても、実績を作る大きな「チャンス」が訪れたと言えるはず。

選手だけではなく、コーチもチャンスをしっかりと掴んでほしいところだ。

さて最後に、もう一人の「雑草」の話をもう少し…

その雑草とは流通経済大学卒で2年目の星野崇史である。経歴だけみれば浦和ユース→流経大とエリートコースのように見えるだろう。確かに、2年生の時にJFLチームに昇格して、実際に試合にも出るなど順調に頭角を現しているかに思われた。だが、当時は感情がプレーに出てしまうことが多く、いらない場面でファールしたり、無用なイエローをもらう場面があり、中野監督、大平コーチから、メンタルをコントロールし直せ!ときつく言われた時期もあった。

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3年生の時には、伸び悩みも重なってしまい、JFL→ドラゴンズ(クラブドラゴンズ・関東1部)→iリーグ(インディペンデンス・リーグ)と徐々にチーム内でのカテゴリーを下げてしまい、一時期腐っていた時期もあったと大平コーチは言う。結局最上級生となった4年生時も、4軍扱いとなるiリーグから、なかなか抜け出せない。結局、エリート街道を進んできたと思われた星野だが、一つの挫折から立ち直れないまま、大学生活を終えてしまったのだ。

選手として諦めきれない星野は、Jクラブの入団テストを受けるも全て落選。結局、最後に残ったのが、このザスパ草津U-23だけだったのである。これまでのサッカー人生は、言い方は悪いが親や周囲から「やらさせてもらっていたもの」だったが、ここでは全て自分の力でやらなければなにも始まらない。活動する、生活するためのお金を自分で稼がなければいけない。社会人と選手という2つの生活をこなさなければいけない。

練習場も、流経大のように素晴らしいコートが何面もあり、トレーニング施設が充実してなんてことはありえない。しかし、草津には彼らを暖かく見守る町の人や、応援するサポーターがいた。彼らに励まされながら、星野は「失われた2年間」を徐々に取り戻していき、さらに成長しようとしている

エリートから挫折を味わっても、復活の時を常に狙う。星野のような選手は、ある意味、ザスパにマッチすると思う。天野、高橋、市川に並ぶトップ昇格候補生の一人に成長しているが、いったい誰が有薗真吾、杉本裕之に続いてトップ昇格するだろうか? こちらも天皇杯予選の経過と合わせて注目したい。

2010年6月10日 (木)

天皇杯予選まであと3週間

練習試合 @尚美学園大学グラウンド
尚美大 1-3 ザスパ草津U-23
[得点者]
32分尚美大
34分高橋、38分藤崎、88分森川(U-23)

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ここ最近の練習試合は、正直なところ勝っても負けても内容はイマイチだった。「内容はイマイチ」とあるが、3月や4月に比べれば断然良くなっている。しかし、天皇杯本戦出場を目指すチームであれば、当然ながら内容も求められることは当たり前。良くなっているだけではなく、内容も進化していかなければいけない中で、ややチームは伸び悩みを見せている状況だった。

だが、日程は待ってはくれない。

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すでに群馬県予選の日程及び組み合わせが発表され、いよいよ本番を迎えるU-23は、悠長に連携を高める時間は残されてはいない。さらに県リーグも始まることもあり、徐々に練習スケジュールも試合用の調整に変えていく必要もある。あとは、組まれた練習試合で、どれだけ良い流れを作れるかに懸かっている。

そんな中で迎えたこの練習試合。スタメンだが、シーズン当初から不動の司令塔であるイチ(市川)はケガのため欠場。そこには「同期生」の高崎が入り、3月のパルセイロとのTMで負傷したユーゴ(飯山)もまだ不在。そんなこともありCBの組み合わせは成田-冨田というセットで試合に臨んだ。

ーーーーーー高橋ーーー
ーーー藤崎ーーーーーー
ー清水ーーーーー宮下ー
ーーー高崎ー古矢ーーー
星野ー成田ー冨田ー天野
ーーーー後藤ーーーーー

さて、相手の尚美大だが、関東大学サッカーリーグ2部で現在9位と、やや苦しい位置にいるものの、創部からの年数(10年目)で考えれば、短い期間で強くなっていったチーム。しかし、この日の相手はトップではなく2軍メンバー。そんなこともあり、序盤からU-23がペースを奪う。

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4-4-1-1というシステムのU-23は高橋がトップで起点となり、トップ下で運動量豊富な藤崎がかき回し、空いた両サイドのスペースを宮下、清水が突いていく。早い時間帯からゴール前に攻め込むシーンが生まれたように、攻撃に関しては上々の立ち上がりだったが、10分を過ぎたころからチグハグな展開が見られるようになる。

マイボールを簡単にパスミスしてしまい、相手に奪われてピンチを招くシーンが続出。セカンドボールを奪うことは出来ても、効果的に繋げられない。さらには、選手間の距離の取り方が微妙でパスが流れてしまうシーンに、前に出すべきところで、呼吸が合わず結局後ろへ下げてしまう場面が続く。パスミス、判断ミス、コントロールミス…このように、自分たちで流れを悪くしてしまうと、流れは相手に移っていくもの。

32分、左サイドに展開した尚美15番から中央へ長めのクロスが入ると、ファーでフリーになっていた22番が頭で合わせて先制点を奪う。

イヤな流れだな…と思っていた矢先の失点だった。なぜか全員が棒立ちというか、ボールウォッチャーになっており、集中していれば、明らかに防げた失点だったことは悔やまれるのだが、この1点でU-23が目を覚ますこととなる。

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直後の34分、左サイドをオーバーラップした星野から中央へクロス。中でコースケ(清水)が頭でそらして、最後は高橋が蹴り込んで同点。さらに38分、右サイドで何度も突破口を作っていた宮下が、またも突破からシュート。ポストに当たって跳ね返ったところを、タケ(藤崎)が詰めて、U-23が逆転。はっきり言えば、最初から集中してやっていれば、序盤で決まっていたような試合だったのだが…

さて、後半に入ると相手は次々とメンバーを替えてくる。おまけに後半開始直後は「28」番が二人いる(笑)。まあ練習試合だからその辺はご愛敬といったところで、前半は4-4-2だった尚美は後半に入って4-2-3-1にシステム変更してくる。で、そのシステム変更が意外にはまり、後半の立ち上がりは尚美ペースで続く。しかし、前半のように「自滅」して相手にペースを握られたわけではないので、ある程度安心して見られる内容だった。

[後半30分以降〜]
ーーーー森川ーーーーー
白井ーーマテーーー西野
ーーー古矢ー田村ーーー
星野ー成田ー冨田ー天野
ーーーー後藤ーーーーー

U-23も後半20分に選手交代を行い、森川、西野、マテウス、田村を投入。システムも4-3-3に変更。しかし、マテウスのポジションどりがイマイチで、バランスが悪くなり30分以降は4-2-3-1へ再度変更。すると、1トップとなった森川が絶妙の飛び出しを見せるようになり、またペースを掴み、試合終了直前に天野が素晴らしい突破を見せ、最後は森川が詰めて3点目を奪って試合は3-1で勝利。

全体的に見て、攻撃の流れ、パターンは悪くはない。しかし、全員が体が重いようで動きがやや鈍い。動きが重いと判断が鈍くなる。そしてミスも増えていく。結果的に勝利したものの、また課題の残る試合でもあった。だが、動きが鈍い事に関しては理由もあった。

本来、試合前日は激しい練習や「追い込み」を行わないのだが、今回は連戦を想定するために、敢えて試合前日に走り込みをしていた。体の疲れが取れず、キレを欠いた状況の中で、どこまで出来るか木村コーチは見定めたかったのだ。コーチの予想どおり、体のキレを欠き、苦戦に繋がっていたが、厳しい状況の中でも結果だけは出せるようになってきている。先月のパルセイロとのTMで大敗したどん底時よりは、かなり復調してきていることだけは間違いない。

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天皇杯予選まで、あと3週間程度となってきたが、選手に求められるのは、技術ではなく「気持ち」であることは、誰もがよくわかっているはず。連携などで、まだまだ不満に思うこともあるかも知れないが、今は連携よりも「気迫」を前面に出して戦えるかがポイント。残りの期間で、どこまで本番に向けて調子を上げていくか楽しみでもある。

とりあえず、U-23ネタに関してはまた別の機会で。

各地区天皇杯決勝日程

先日、天皇杯本大会の組み合わせが発表になりましたが、それに合わせて各地区予選の決勝戦日程と展開を簡単にまとめてみた。

なお、一部の県で天皇杯予選日程がまだ発表されてはいないが、例年の決定日から考えると、ほとんどの地域が8月29日(日)に決勝戦という流れになってくるようだ。(※いくつかの県で8/22決勝があり、富山のみ8/8決勝)

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[北海道]
北海道:知事杯全道サッカー選手権大会
→8/29決勝(厚別)
●札大GP、ノルブリッツ、北海道教育大学岩見沢校、札幌U-18がシード

[東北地区]
青森県:NHK杯青森県サッカー選手権大会
→8/29決勝(八戸)
●八戸大学と青森山田が実力で社会人勢をリード

岩手県;岩手県サッカー選手権大会
→8/29決勝(盛岡南/13:05)
●グルージャの牙城に迫るのは岩手大学か富士大学か?

宮城県:NHK杯・河北杯サッカー選手権大会
→8/29決勝(ユアスタ/13時)
●ソニー仙台優位は動かず

秋田県:秋田県総合サッカー選手権大会
→8/29決勝(八橋球)
●ブラウブリッツ秋田に死角なし

山形県:山形県サッカー総合選手権大会
→8/29決勝(山形市陸)
●混戦必死、どこが勝ってもおかしくない

福島県:福島民報杯・NHK杯福島県サッカー選手権大会
→8/29決勝(いわき)
●昨年C大阪を破った福島ユナイテッドが最有力

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[関東地区]
茨城県:茨城県サッカー選手権大会
→8/29決勝(カシマ)
●トップ+ドラゴンズの流経大勢と筑波大の争い

栃木県:栃木トヨタカップ栃木県サッカー選手権大会
→情報なし ※例年通りなら8/29決勝
●JFLのUVA栃木にヴェルフェ、作新大学がどこまで迫れるか?

群馬県:群馬県サッカー協会長杯サッカー大会
→8/29決勝(敷島)
●アルテ高崎、tonan前橋の2強時代に終止符を打つ存在が登場。県4部所属ながら天皇杯初出場を狙うザスパ草津U-23である。3チームの実力はほぼ同等。しかしだ、JFLでHonda FCやゼルビアに勝利しているアルテの自信と経験値は、他の2チームより確実に上と言っていいだろう。決勝でJFLのアルテに挑戦するのは、tonanかU-23のどちらであろうか。8/22の準決勝も注目である。

埼玉県:彩の国カップ埼玉県サッカー選手権大会
→8/29決勝(会場未定)
●実力では尚美学園大とさいたまSCだが、一発勝負では何が起こるかわからない

千葉県:千葉県サッカー選手権大会
→8/29決勝(会場未定)
●今年もジェフアマ、順大の2強対決か?

東京都:東京都サッカートーナメント
→8/29決勝(西が丘)
●町田ゼルビア、横河武蔵野がJFLシードを逃したり、明大やその他大学勢が総理大臣杯シードを得られない場合は、最激戦区となることは確実。さらには東京代表となっても、相手は総理大臣杯優勝校。もし、この大会で明治が優勝したとすれば、本大会1回戦でも「東京ダービー」が実現か…

神奈川県:神奈川県サッカー選手権大会
→8/29決勝(保土ヶ谷)
●実力的にはY.S.C.Cと神奈川大学が有力だが、東海大学など有力大学も多いため予想は難しい

山梨県:山梨県サッカー選手権大会
→8/22決勝(小瀬)
●目立った有力チームがなく、今年も混戦が予想される

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[北信越地区]
長野県:長野県サッカー選手権大会
→8/29決勝(アルウィン)
●信州ダービー再び。JFLでの経験を見せつけたい松本山雅、絶対に負けられない想いの強い長野パルセイロ。カテゴリーは変わってもこの対決はおもしろい

新潟県:新潟日報杯・NHK杯・共同通信杯新潟県サッカー選手権大会
→8/29決勝 新潟市陸
●HFL勢と大学勢の争いだが、今年は大学勢有利か

富山県:富山県サッカー選手権大会
→8/8決勝(岩瀬/13時〜)
●ヴァリエンテ富山と富山第一高校の一騎打ちが濃厚

石川県:石川県サッカー選手権大会
→8/29決勝(金沢)
●JFLで進化するツエーゲン金沢の優位は動かない

福井県:福井県サッカー選手権大会
→8/29決勝(テクノポート福井/13時)
●サウルコス福井に迫るチームは出てくるのか?

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[東海地区]
静岡県:スルガカップ争奪静岡県サッカー選手権大会
→8/28決勝(草薙)
※Honda FCがJFLシードではない場合は、出場チーム決定戦を行う→日程の変更あり
●静岡産業大学、浜松大などの大学勢に、東海1部の藤枝MYFC、矢崎バレンテなどの有力チームが揃う激戦区。なお、Honda FCはJFLで4位とシード権を得られる3位には入ってはいないが、3位との勝ち点差は「1」しかなく、3位に入ってくる可能性も低くはない

愛知県:愛知県サッカー選手権大会
※情報なし→例年通りであれば、たぶん8/29決勝
●順当であれば、FC刈谷であろう

三重県:三重県サッカー選手権大会
→8/29決勝(鈴鹿)
●東海1部のランポーレ鈴鹿が力をつけてきており、四日市大学との争いが非常に楽しみである

岐阜県:岐阜県サッカー選手権大会
※情報なし→例年通りであれば、たぶん8/29決勝(長良川球?)
●2012年国体に向けて強化中のFC岐阜secondでほぼ決まり

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[関西地区]

滋賀県:滋賀県サッカー選手権大会
→8/29決勝(皇子山)
●油断さえなければSAGAWA SHIGAだろうが、Mioやびわこ成蹊スポーツ大といった有力チームもあり、うかうか出来ないところ

京都府:京都FAカップ京都サッカー選手権決勝大会
※情報なし→例年通りなら8/28、8/29開催(太陽が丘?)
●佐川印刷の牙城に大学勢はどこまで迫れるのか?

大阪府:大阪サッカー選手権大会
※情報なし→例年通りなら8/29決勝
●関西大学など大学勢が社会人勢をリード

兵庫県:兵庫県サッカー選手権大会
→8/29決勝(神戸ユニバ/13:10)
●ここも大阪同様、大学勢が優位といえる

奈良県:奈良県サッカー選手権大会代表決定戦
→8/29決勝
●抜け出たチームがなく、混戦模様。奈良クラブがどこまでやれるか?

和歌山県:和歌山県サッカー選手権大会
※情報なし→例年通りなら8/28、8/29開催(紀三井寺球?)
●社会人、大学、高校とレベル差がなく、こちらも混戦必至

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[中国地区]
鳥取県:鳥取県サッカー選手権・決勝大会
→8/29決勝
●ガイナーレ鳥取がJFLシード濃厚のため、今年もSC鳥取ドリームスが優位

島根県:島根県サッカー選手権大会
※情報なし→例年通りなら8/29決勝
●中国リーグで躍進中のVolador松江の全国デビューに期待

岡山県:岡山県サッカー選手権大会
→8/22決勝
●J2岡山の「弟分」である、岡山NEXTが初出場なるか?

広島県:全広島サッカー選手権大会決勝大会
→8/29決勝
●有力大学勢にサンフレッチェユース、社会人の佐川中国など、実力のあるチームが揃い、激戦となりそうな広島。その中でも桃山大学が最右翼か?

山口県:山口県サッカー選手権大会
※情報なし→例年通りなら8/29決勝
●来年の国体に向けて順調に強化が進む、レノファ山口で決まりでしょう

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[四国地区]
香川県:香川県サッカー選手権大会
※情報なし→例年通りなら8/28 or 29決勝
●油断さえ無ければカマタマーレ讃岐

徳島県:徳島県サッカー選手権大会
代表決定戦→8/22
●今年も2nd vs ユースという徳島下部組織対決となりそうだが、2nd優位は動かない

愛媛県:愛媛県サッカー選手権大会
→8/29決勝
●こちらもJ下部組織対決となりそうだが、やはり愛媛FCしまなみが優勢

高知県:高知県サッカー選手権大会
→8/22決勝(春野/13時)
●近年力をつける高知大学の実力が他を圧倒

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[九州・沖縄地区]
福岡県:福岡県サッカー選手権大会
※情報なし→例年通りなら8/29決勝
●福岡大学が一番手

佐賀県:佐賀県サッカー選手権大会
※情報なし→例年通りなら8/29決勝
●佐賀東高が2年連続で県代表となれるか?

長崎県:長崎県サッカー選手権大会
→8/29決勝
●V・ファーレン長崎の牙城は崩れない

熊本県:NHK杯熊本県サッカー選手権大会
※情報なし→例年通りなら8/29決勝
●目立った有力チームがなく、かなり混戦か?

大分県:大分県サッカー選手権大会決勝トーナメント大会
※情報なし→例年通りなら8/29決勝
●Kyuリーグで好調のHOYO AEが最有力候補か?

宮崎県:宮日旗・NHK杯宮崎県サッカー選手権大会
※情報なし
●口蹄疫問題などがあり、どんな日程で行われるかはまだ未定。しかし、ホンダロックの実力が抜けていることだけは変わりはない

鹿児島県:鹿児島県サッカー選手権大会
※情報なし→例年通りなら8/29決勝
●社会人のヴォルカ鹿児島が力をつけてきているが、鹿屋体育大学の力を超えるまでに至ってはない

沖縄県:タイムス杯争奪沖縄県サッカー選手権大会
※情報なし→例年通りなら8/29決勝
●FC琉球に死角なし

2010年6月 8日 (火)

躍進する神奈川第5勢力

関東サッカーリーグ 第8節
@ニッパツ三ツ沢球技場
Y.S.C.C 6-0 ヴェルフェたかはら那須
[得点者]
40分小笹、49分寺田(PK)、59分松田、77分福井(PK)、84分小澤、86分中村(Y.S.C.C)

前節、tonan前橋に敗れた首位のY.S.C.C。2位ヴェルフェとの勝ち点差も、わずか「1」となってしまった中で、大事な首位決戦を迎えた。

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連覇を狙うY.S.C.C(以下YS)だが、エースの辻が欠場するなどの不安材料はあったが、対戦相手であるヴェルフェに前期(0-1)は敗れているため、「リベンジ」という言葉のもと、選手全員が闘志を高めて決戦の舞台へと向かう。対するヴェルフェだが、こちらは現時点でのベストといえるメンバーを揃えてきた。

[ヴェルフェスタメン/4-2-3-1]
ーーーーー本田ーーーー
井上ーーー高橋ーー高秀
ーーー種倉ー堀田ーーー
渡邉ー鷹觜ー杉本ー高野
ーーーーー宍戸ーーーー

[Y.S.C.Cスタメン/変則4-1-4-1]
ーーーー松田ーーーーー
ーーーーーーー平間ーー
中村ー 石川ーーーー小笹
ーーーーー小澤ーーーー
服部ー白井ー鈴木ー寺田
ーーーーー浜村ーーーー

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試合は、前期同様、攻めるYS、守るヴェルフェという展開でスタート。しかし、前期以上にYSの分厚い攻撃が続き、ヴェルフェは手も足も出ない時間帯が続く。攻められ続けるヴェルフェは、大ベテランの堀田-種倉のダブルボランチにまったくボールが入らない。いや、ボールが2人に入らないのではなく、最終ラインから、クリアするだけの状況となってしまい、チームの舵を握る2人は、頭上を通過するボールを見送るだけとなってしまう。

圧倒的にペースを握るYSは、CK、FKのチャンスを何度も掴むがなかなか得点出来ず、イヤな雰囲気も漂い出す。しかし、イヤな空気を打ち消す待望の先制点が生まれる。40分、右サイドバックの寺田が果敢な突破を見せ、完全に相手守備陣を振り切り、フリーで走り込んできた小笹にラストパス。これを冷静に押し込みYSが先制。

これまで、なんとか耐えてきたヴェルフェ守備陣だが、ついに堪えきれず失点してしまうと、その後はまったく修正が効かなくなってしまう。先制点を奪われた直後の43分、44分にも決定的にピンチを招くが、こちらはGKの宍戸がファインセーブをみせ、前半の失点はなんとか1点だけに押さえる。

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スコアこそ、1-0だが、あまりにも一方的すぎる展開となってしまった首位攻防戦。前半は、YSの寺田-小笹の右サイドが抜群の攻撃力を発揮したことで、相手は守備だけに忙殺されてしまい、さらにはめまぐるしく動き回るYS攻撃陣のマークが絞りきれず、大混乱となっていた。かつて、アマチュア時代の栃木SCを支えた堀田、種倉、高野、高秀と言った大ベテランたちが、いかに混乱したチームを立て直してくるか楽しみだったが、後半開始直後のワンプレーが試合の流れどころか、結果まで左右させてしまった。

48分、YSの右サイドバックの寺田が、果敢なドリブル突破を見せる。しかし、ここでヴェルフェ守備陣のチャージが甘く、いとも簡単にペナルティエリアまで運ばれてしまい、最後はペナルティ内で高橋が倒してしまいイエロー。さらにはPKとなり、これを寺田が決め2-0とする。ここで問題なのだが、寺田の突進に対して、バイタルエリア前で誰もチャージしなかったことである。集中を欠いていたのか、誰も寺田のドリブルに対して寄せようとせず、ペナルティに進入されてから、マズイ!といわんばかりに3人で奪いにいったが、結局ファールで倒してPK献上という最悪のパターンとなってしまう。確かに、前半からYSの攻撃は見事の連携から、躍動感溢れる攻撃を見せていたが、ヴェルフェのプレスが最初から甘かったこともまた事実。

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さて、後半開始直後に追加点を奪ったYSに、さらに追い風が吹くこととなる。54分、YSの突破に対して、またも高橋がファールで止めてしまいイエロー。これに2枚目となり退場。ただでさえ劣勢のヴェルフェだが、残り時間は1人少ない10人で戦うこととなってしまう。しかし、ヴェルフェは一か八かの策に出る。デイフェンスラインを鷹觜ー杉本ー高野の3バックにした、攻撃的な3-4-2というシステムに変更して、なんとか得点を奪いに行こうとする。

しかし、人数が少ない上に、攻撃的に行けば、裏のスペースはスカスカになるもの。慌てる必要の無くなったYSは、相手が前に行こうとすれば、いとも簡単にカウンターを仕掛け、立て続けにチャンスを作り4点を奪い、最終的には6-0という大差で2位ヴェルフェを破り、今節も首位をキープ。

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試合の全体的感想だが、とにかくY.S.C.Cは強かった…

これに尽きると思う。
2度のPK判定や、退場処分といった判定についての是非を唱える人もいるだろうが、判定云々の前に、ヴェルフェはYSの闘志の前に呑まれていた。そして、YSは自分たちのやりたいサッカーを、しっかりとやりきることが出来た。10番の石川がゲームを組み立て、左右のサイドバックが精力的にピッチを駆けめぐりチャンスを広げる。セットプレーでは、精密なキックを披露する中村竜也が控えており、どこからでも点を取れるという強みが今のYSにはある。

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試合後、Y.S.C.Cの三宅監督は、成長するチームの手応えを感じながら、こうコメントしてくれた。

「過去2回の地域決勝大会が、このチームを大きく成長させてくれています。特に去年は『あと3分』というところまで行きながら、最後の最後でチャンスを逃してしまった苦い経験があります。キャプテンの鈴木陽平をはじめ、昨年、あと一歩で涙を呑んだ選手が「今年こそやりきろう!」と、チームを上手くまとめ、みんながやる気になっています。これまでは、JFLを狙うなんてことは考えられなかったが、地域の人に支えられるようになり、着実に力をつけていくことが出来ました。確かに私たちの目標は『12月に市原で戦うこと』だが、それを達成するには、まずは目の前の戦いをしっかり勝っていくしかない。天皇杯の予選とかもありますが、まずはリーグ戦が一番大事です。ウチの選手はみんな仕事を持っているため、昼間に練習は出来ませんが、なんとかコンディションを維持して一戦一戦しっかり戦っていきます」

さらに、同じ県にあり、天皇杯予選や地域決勝で戦うかもしれない、SC相模原に対して話をうかがうと、このような返事が返ってきた。

「正直、カテゴリーも違うので意識したことはありません。Jの準会員だからといっても、まだ地域決勝大会にでてくるかもわかりませんし…。天皇杯にしても、神奈川大学などの大学勢が手強いですからね。まずは自分たちがリーグ戦で優勝することが最優先だし、出場が決まったら各地にスカウティングに行きますが、いまの時点で相模原を気にすることはないです」

とキッパリ。

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試合を見る限り、相手うんぬんではなく、自分たちのサッカーができれば「勝てる」という自信が深まっていることもあり、今の時点からライバル達を気にすることもないのは確かだ。まあ、とにかく、今年のY.S.C.Cは地域リーグ決勝大会で、決勝ラウンドに進出しそうな最有力候補であることは間違いないだろう。

Y.S.C.Cの試合を見ておいて、今、損はないと思う。
それぐらい、おもしろいチームである。

2010年6月 7日 (月)

6/5・6、地域リーグ結果

6月5、6日に行われた各地域リーグの結果です。

●北海道リーグ
[第4節結果]
6月6日開催
札幌蹴球団 0-0 ノルブリッツ北海道
札幌ウインズ 1-3 マルセイズ
ブラックペッカー 2-6 札大GP

[順位]
1位:札大GP (12pt +12)、2位:ノルブリッツ(10pt +25)、3位:札幌蹴球団(7pt +3)、4位:マルセイズ(7pt -3)、5位:札幌ウインズ(0pt -12)、6位:ブラックペッカー(0pt -25)

[寸評]
首位を走るノルブリッツ北海道が、まさかのドロー。ライバルの札大GPはしっかり勝利を納め、ついに順位が逆転。この勝ち点差「2」は、非常に大きな差。直接対決において、札大は大きなアドバンテージを得たと言える。

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●東北リーグ1部
[第7節結果]
6月6日開催
福島ユナイテッド 2-1 グルージャ盛岡

5月30日開催
コバルトーレ女川 0-5 NECトーキン
塩釜ヴィーゼ 2-1 プリメーロ
盛岡ゼブラ 3-2 秋田カンビアーレ

[順位]
1位:福島ユナイテッド(21pt +17)、2位:グルージャ盛岡(16pt +22)、3位:NECトーキン(11pt +5)、4位:盛岡ゼブラ(9pt -1)、5位:カンビアーレ(8pt +3)、6位:プリメーロ(7pt -5)、7位:塩釜ヴィーゼ(6pt -30)、8位:コバルトーレ女川(3pt -11)

[寸評]
注目された福島ユナイテッド vs グルージャ盛岡の一戦は、福島が堅守を見せグルージャの攻撃を1点に抑えて勝利。これにより、福島がかなり優勝に近づいたと言っても過言ではない。手塚聡監督を招聘した福島だが、今季は「勝利」に徹するサッカーに終始しており、守備面での進化は目を見張るものがある。地域決勝の舞台で、どこまでその堅守が持ちこたられるか楽しみでもある。

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●関東リーグ1部
[第9節結果]
6月5、6日開催
Y.S.C.C 6-0 ヴェルフェたかはら那須
アルマレッザ 1-2 tonan前橋
クラブドラゴンズ 0-2  厚木マーカス
さいたまSC 1-1 FCコリア

[順位]
1位:Y.S.C.C(21pt +26)、2位:ヴェルフェ(17pt +3)、3位:さいたまSC(14pt +4)、4位:厚木マーカス(14pt -1)、5位:FCコリア(13pt +1)、6位:tonan前橋(13pt -1)、7位:クラブドラゴンズ(8pt -11)、8位:ACアルマレッザ(3pt -21)

[寸評]
前節痛い敗戦を喫し、足踏みをしてしまったY.S.C.Cだが、この日はヴェルフェを圧倒。完膚無きまでに叩きつぶし、6-0という大差で勝利して首位をキープ。この試合は会場に行ってききたので、別枠で紹介いたしますが、とにかく今のY.S.C.Cは非常に安定しており、今年の「JFL昇格候補」に名前を挙げてもおかしくないチームと感じた。

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●北信越リーグ1部
試合なし

[順位]
1位:パルセイロ(19pt +28)、2位:JSC(16pt +16)、3位:ジェンシャン(15pt 0)、4位:テイヘンズ(9pt 0)、5位:サウルコス福井(9pt -12)、6位:ヴァリエンテ富山(5pt -7)、7位:グランセナ新潟(4pt -8)、8位:アンテロープ塩尻(4pt -14)

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●東海リーグ1部
[第5節結果]
6月6日開催
浜松大学FC 0-7 藤枝MYFC
FC刈谷 2-1 中京大学FC
マルヤス工業 6-0 芙蓉クラブ

[順位(暫定)]
1位:藤枝MYFC(13pt +15、5試合)、2位:FC刈谷(11pt +4、5試合)、3位:マルヤス工業(9pt +3、6試合)、4位:鈴鹿ランポーレ (8pt +1、5試合)、5位:矢崎バレンテ (7pt +3、5試合)、5位:藤枝市役所(7pt +3、4試合)、7位:中京大学FC(4pt -1、5試合)、8位:浜松大学FC(3pt -14、6試合)、9位:芙蓉クラブ(1pt -14、5試合)

[寸評]
首位の藤枝MYFCは浜松大FCに大勝。前節ドローのFC刈谷は、今節も苦しんだがロスタイムに決勝点が生まれ、辛くも2-1で勝利。なんとか2位はキープしたものの、刈谷の得点力不足はやや心配だ。MYFCと刈谷だが、6/19に直接対決があり、さらには7/3にも全国社会人大会・東海予選でも再び激突するが、この大一番に向けて刈谷の復調を期待したい。

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●関西リーグ1部
[第7節結果]
6月5日開催
三洋電機洲本 2-1 ラランジャ京都
阪南大クラブ 3-1 ルネス学園
アイン食品 1-1 奈良クラブ
S.C HIRA 1-2 バンディオンセ加古川

[順位]
1位:三洋電機洲本(19pt +18)、2位:アイン食品(15pt +9)、3位:阪南大クラブ(12pt +8)、4位:奈良クラブ(12pt +4)、5位:ラランジャ(10pt +1)、6位:バンディオンセ(7pt 0)、7位:S.C HIRA(3pt -19)、8位:ルネス学園甲賀(0pt -21)

[寸評]
首位・三洋洲本は勝利したものの、2位のアイン食品は痛恨のドロー。これで勝ち点差が4に広がり、洲本はかなり優勝濃厚となってきた。アイン食品はこれ以上離されると厳しくなるが、次節は最近好調を維持している阪南大クラブが相手。ここで勝って2位をしっかりキープして、洲本にプレッシャーをかけたいところだ。

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●中国リーグ
[第11節結果]
6月6日開催
佐川急便中国 2-4 岡山NEXT
レノファ山口 2-2 Volador松江
宇部ヤーマン 1-3 デッツォーラ島根
新日本石油水島 6-1 JFE西日本
NTN岡山 6-0 日立笠戸

[順位(暫定)]
1位:レノファ山口(25pt +20、11試合)、2位:VOLADOR松江(22pt +8、10試合)、3位:岡山NEXT(18pt +16、10試合)、4位:新日本石油水島(16pt +5、8試合)、5位:NTN岡山(15pt +8、11試合)、6位:佐川急便中国(15pt +5、9試合)、7位:宇部ヤーマン(13pt -6、11試合)、8位:日立笠戸(12pt -20、10試合)、9位:デッツォーラ島根(9pt +1、7試合)、10位:JFE西日本(0pt -40、111試合)

[寸評]
1位 vs 2位の対決となった今節だが、2-2のどローで終わり、レノファが首位をキープした。中国リーグ初参戦ながら、ここまで大健闘してきたVOLADOR松江だが、逆転優勝を狙うためにはどうしても勝ちたかったところだが、無念の結果となってしまった。1試合松江の方が少ないが、勝ったとしても、勝ち点では並ぶが得失点差では遠く離されており、レノファが連覇へ向けて大きく前進したといえるだろう。

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●四国リーグ
[第7節結果]
6月6日開催
カマタマーレ讃岐 1-0 徳島2nd
三洋電機徳島 2-2 愛媛しまなみ
南クラブ 1-4 南国高知
R.VELHO 0-1 黒潮FC

[順位]
1位:カマタマーレ讃岐(17pt +20)、2位:徳島2nd(16pt +16)、3位:愛媛しまなみ (14pt +10)、4位:三洋電機徳島(11pt -2)、5位:南国高知FC(9pt -4)、7位:黒潮FC(7pt -8)、6位:R.VELHO(4pt -14)、8位:南クラブ(0pt -13)

[寸評]
四国首位決戦となった試合が、カマタマーレが勝利し、ついに徳島2ndを押しのけ首位に立った。この2チームを追う愛媛しまなみだが、痛恨のドローで一歩後退。これで前半戦を終えたが、1位から3位までの勝ち点差は「3」しかないため、優勝争いは最後までわかない状態である。

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●九州(KYU)リーグ
※ふれあいスポーツランド集中開催
[第8節・6月5日開催]
九州スポーツカレッジ 1-4 ヴォルカ鹿児島
三菱重工長崎 2-2(PK3-5) 川副クラブ
HOYO 2-0 九州INAX
MSC.FC 1-2 海邦銀行SC
※新日鐵大分は試合なし

[第9節・6月6日開催]
ヴォルカ鹿児島 0-1 新日鐵大分
九州スポーツカレッジ 1-1(PK2-4) MSC.FC
海邦銀行SC 0-6 HOYO
九州INAX 0-1 三菱重工長崎
※川副クラブは試合なし

[順位]
1位:HOYO(22pt +17)、2位:ヴォルカ鹿児島(20pt +21)、3位:新日鐵大分(15pt +8)、4位:九州INAX (12pt -3)、5位:スポカレ(10pt -7)、6位:海邦銀行(10pt -11)、7位:川副クラブ(9pt -4)、8位:三菱重工長崎(7pt -6)、9位:MSC.FC(3pt -15)

[寸評]
前期最終となる、8節・9節は集中開催で行われたが、2日目に波乱。首位のヴォルカ鹿児島が、新日鐵大分に敗れ首位陥落。替わりに、連勝を続けているHOYOが首位に立った。次節も集中開催(大分)であり、ホーム&アウェーがあまり関係ないので、試合の展開はなかなか予想しにくいところ。

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●JFA推薦枠対象チーム
SC相模原(神奈川県リーグ1部)
6月6日
県リーグ1部公式戦 第4節
SC相模原 3-3 フットワーク
※SC相模原の通算成績は2勝2分/8pt +12

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という感じになっておりますが、今週は福島 vs グルージャ、Y.S.C.C vs ヴェルフェ、レノファ vs 松江、カマタマーレ vs 徳島2ndと、各地域で注目度の高い首位決戦が行われた。その中でも、関東のY.S.C.Cの内容が素晴らしい。2年連続で地域決勝に進んだことで、チームは自信と経験を深めており、「今年こそ」を合い言葉にいい流れを持続させており、この先の展開が非常に楽しみである。

また、東北リーグの福島ユナイテッドだが、決していい内容ではないが、堅守をベースとしたサッカーで勝利を重ねている。現役時代、点取り屋だった手塚監督だが、今年は「勝つこと」に主眼を置いているために、選手全員に守備の意識をとにかく徹底させている。昨年は結果を出せなかった福島だが、手塚体制となった今年は、やってくれそうな匂いが漂っている。

さて最後に、飛び級枠を狙う相模原SCだが、県リーグ相手に2度目のドローゲームをやってしまった。それも3失点という内容もいただけない。正直なところ、この日のドローで、地域決勝大会出場は、かなり赤に近い「黄色信号」が点ったと言わざるを得ない。果たして、JFAは今後、どのような裁定を下すのだろうか? こちらも注目していきたい。

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