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2010年3月28日 - 2010年4月3日

2010年4月 2日 (金)

変われるのか? パルセイロ

練習試合 3月31日 @千曲川リバーフロント
AC長野パルセイロ 2-2 ザスパ草津U-23
[得点者]
12分天野(U- 23)、60分要田(長野)、66分森川(U-23、68分藤田(長野)
※PK戦(パルセイロ 8-9 U-23)

今年初めて見るパルセイロのTMなのだが、1本目はお世辞でも「仕上がり上々」といえる内容ではなかった。

ーーー佐藤ーー平石ーーー
網田ーーー栗原ーーー武藤
ーーー塚本ーー大橋ーーー
ーー本城ー大島ー三橋ーー
ーーーーー海野ーーーーー

システムは3-5-2だったが、U-23の早いプレスの前に中盤が機能不全に陥る。結局のところ、中盤のラインが下げられ2-1-4-3のような形にされてしまう。ボランチの大橋-塚本のコンビも連携がイマイチ。こうなると、トップに入った大典は、45分間でほとんど仕事をさせてもらえない。さらに今年、U-23からパルセイロ入りした武藤だが、「同期生」星野とのマッチアップに完敗。パルセイロの右サイドは沈黙し続けてしまった。

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腕組みをしたまま、厳しい表情にピッチを見つめる薩川新監督

結局、1点ビハインドで前半を終え、ベンチに戻ると三橋、大橋、塚本が薩川監督から呼び出される。最終ラインの上げ下げ、中盤でのバランスの取り方などみっちり絞られてしまった。

まったくと言っていいところの無かった前半だったが、後半に入ると選手もシステムも大幅に変更。そしてピッチに要田の姿も…

ーーー藤田ーー要田ーーー
ーーーー宇野沢ーーーーー
ー塚本ーー土橋ーー麻生ー
大橋ー野澤ーー三橋ー高野
ーーーーー諏訪ーーーーー

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というシステムなのだが、トップ下の宇野沢以外の3人はシステムチェンジを繰り返し、4-1-3-2といった方がいいような感じでもあった。

前半はほとんど自分たちのサッカーをやらせてもらえなかったが、ベテラン土橋が入ると、とたんに中盤でタメが作れるようになる。また、1本目よりも昨年からのメンバーが多かったこともあり連携もスムーズだ。

完全にパルセイロがペースを奪い返し、U-23は守る時間帯が増えだして来る。中盤の3人だけではなく、藤田、要田、宇野沢の3人のアタッカーも局面ごとにポジションを変え、相手守備陣になかなか的を絞らせない。そんな効果的な攻撃を繰り返すなかで要田の同点ゴールがうまれた。

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昨年から怪我続きで満足な活躍の出来なかった要田だが、久々の実戦でゴールを決めるところは流石といえよう。今年は「2年分」の活躍を期待したいところだ。

さて、試合だが、攻撃は前半に比べ良くなってきたが、守備はイマイチピリッ!としない。U-23のカウンターで2点目を奪われただけではなく、それ以外にも危ないシーンが多かった。また、大橋をサイドバックで使うのは、正直もったいないというか、あまりはまっているとは言い難かった。サイドで使うとしても、彼はやはり中盤で輝くタイプである。

そして結果だが、2-2のドローで終了。
正直に言えば、今季こそ悲願のJFL昇格を目指すチームの内容としては、やや不満である。地域決勝にはこの日戦ったU-23よりも強いチームと対戦することになるのだから…。ただ、ディフェンスリーダーの籾谷が完治していないこともあり、チームはまだベストの状態ではなく、薩川監督も4バックか3バックか決めかねている。

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開幕までまもなく1週間となるが、そこまでには籾谷も間に合うし、薩川監督も現状に悲観はしてはいない。『週末に最後のTMを行い、ラスト1週間でしっかり仕上げます』と力強くコメント。

ライバルの松本山雅はすでに北信越にはいない。そのライバルとの「差」を最短で縮めるには、今年こそ絶対に勝ち抜き、まずは同じ土俵(JFL)にあがらなければ何も始まらない。

バドゥとは違い、厳しさを全面に出す薩川監督の下、変わりつつあるパルセイロ。今いる選手のポテンシャルは、多地域のライバルチームと比べても遜色はない。だが、これまで何度も「有力候補」と言われながらも、敗れ去ってきた過去がある。薩川監督に求められるものとは、昨年まで見られた「甘さ」、「勝負弱さ」を克服することだ。さて、青年監督がどこまでそれを消し去ることができるだろうか? 「変われるか?」が今年のポイントである。

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U-23、初戦に向け準備万端

練習試合 3月31日 @千曲川リバーフロント
AC長野パルセイロ 2-2 ザスパ草津U-23
[得点者]
12分天野(U-23)、60分要田(長野)、66分森川(U-23、68分藤田(長野)
※PK戦(パルセイロ 8-9 U-23)

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ザスパ草津U-23にとって、今季最初の公式戦(天皇杯予選)を前にした、最後の練習試合となったAC長野パルセイロ戦。かつては、戦力が拮抗していた時代もあったが、今ではすっかり「格上」となってしまったパルセイロ。そんなこともあり、この日の対戦は、彼ら(U-23)にとって、非常によい「力試し」の機会となった。

本番が4日後に迫り、まさに最終調整となったこの試合は、ベストといえる布陣で挑んできた

ーーー宮下ー森川ーーー
ー天野ーーーーー清水ー
ーー市川ーーー古屋ーー
星野ー飯山ー成田ー冨田
ーーーーー笠原ーーーー

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2トップは森川が軸で、そのパートナーの座を宮下、高橋が争う格好になっている。強さと馬力の高橋、連携と技の宮下とカラーが違い2人だが、どちらが森川と組んでもそれなりにおもしろい。そして中盤だが、ほぼこの4人で決まりだろう。特に中盤の底でゲームを組み立てる市川朋紀のプレーが今一番光っている。U-23に所属して3年目のイッチー。かつては線の細さとプレーする際の「自信」が感じられなかった。だが、勝負の年のなる今年は、試合を組み立てるのは自分だ!ということを意識したのか、非常に随所で落ち着いたプレーを見せ、正確なキックから次々のチャンスを生み出している。

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この日の1点目も彼のFKから生まれ、後半に入っても得点にこそ繋がらなかったものの、「唸らせる」パスを連発。最後に最終ラインだが、飯山が負傷でしばらく出られないことが予想されるため、成田のパートナーは田村に落ち着きそうだ。

今年新加入の選手も「スキル」という点では決して低くはないものの、去年から在籍する選手に比べ連携と戦術理解という点では、まだまだ追いついてはいない。そんなこともあり、ここ最近のTM1本目はほとんどこの形で固定されてきていた。

さて、このパルセイロとのTMだが、U-23にとって最高の相手と言えた。

今年から群馬県リーグ4部所属となるU-23。そしてパルセイロは北信越1部。所属カテゴリーでは、当然ながらパルセイロの方が格上なことは間違いない。だが、カテゴリー差があるとはいえ、Jの下部組織であるU-23が負けていい訳はない。さらに、天皇杯出場を目標にしているため、群馬県予選でtonan前橋やアルテ高崎といった格上からの勝利が絶対条件となってくる。それを考えたときに、tonanやアルテと同等(もしくは上?)の力を持つパルセイロとの対戦は、格好の「予行演習」であり、自分たちの力を計る上で最高の対戦相手でもある。

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以前、連携がばらばらで厳しい評価をした今年のU-23。

確かにこの時期は小雨や本白根のグラウンドは、まだ雪に覆われており、広い場所で全体練習をすることは出来ない。そんな事情もあり、周辺の体育館での練習が多く、連携が未熟なのはいたしかたのない部分でもあった。しかし、今年は木村コーチだけではなく選手全員の意識は違っており、この日のパルセイロ戦で見せた連携・パフォーマンスは1週間前のTMから大きく進化していた。

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U-23に対するクラブからの支援(経費面を含め)は年々厳しくなり、さらに今年はサテライトリーグがなく、自分たちが最高のパフォーマンスを見せなければ、大事な実戦の場を失ってしまう。さらには、チームの存在意義すら疑問視されてしまう可能性もあった。

プリマハムやリエゾン時代に「負けたら終わり」を経験してきた木村コーチは、練習のたびに、試合のたびに「オマエたち、負けたら終わりなんだよ? わかってる?」と何度も口にしてきたが、試合が近づくにつれ、やっと選手達自身はその言葉の重さをしっかりと受け止められるようになってきていた。そしてこのパルセイロとのTMだが、立ち上がりから素晴らしいサッカーを披露したのだった。

2トップが高い位置からプレスをかけ、中盤でのルーズボールはしっかりとボランチがフォローし、素速くサイドに展開。これに星野が果敢にオーバーラップを仕掛け、いい流れを作り出しゲームを支配。序盤からチャンスを掴んだU-23は12分、市川からのFKに天野が頭で合わせて先制点を奪う。パルセイロは自分たちの形でボールキープが出来ず、ミスも連発。この後もU-23のペースで進んだが、結局1-0でのままで前半は終了。そして後半だが、パルセイロはついにレギュラークラスが登場。土橋、要田、宇野沢といった実力のあるJ経験者がピッチに現れた。ここからが、U-23にとって本当の勝負である。

後半に入ると、やはり中盤でタメの作れる土橋が入ったことで、パルセイロは落ち着いた試合運びを見せ出す。しかし、若さと気合いで頑張るU-23は「名前負け」せず、果敢に相手に立ち向かう。55分にはゴール前で森川が抜け出し、シュートを放つも惜しくもポスト直撃。決めるべきところで追加点が奪えないと、いやな流れになるものだ。そしてパルセイロは要田、宇野沢、藤田の動きが徐々にさえを見せ始める。そして60分、藤田からのクロスに要田が頭で合わせて同点。このとき、U-23ディフェンス陣は振り切られてしまい、要田をノーマーク状態にしてしまった。さすがに「個」の力の違いを見せつけられた場面でもあった。

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だがU-23もあきらめない。66分にまたも森川が抜け出し、今度はこれを冷静に決め2-1と再びリード。後半に入って押される場面も増えてきたが、市川・古屋のボランチがコンビが奮闘し、カウンターの起点となる。このままいい流れを持続できるかと思われたが、思わぬ落とし穴が待っていた。68分、CB成田がゴール前で痛恨のミスを犯し、これを藤田にさらわれ難なく同点弾を決められてしまう。

これで試合は2-2となったが、この後は両者ともいい形でチャンスを作るも守備陣が奮闘したことで得点が奪えず2-2のまま終了。で、これで終わいかと思 いきや、PK決着のボーナストラックが用意されていた。これはU-23木村コーチから要望であり、天皇杯予選でPK戦になった場合を想定して行われた。ち なみにこちらは9-8で勝利したが、はっきり言ってパルセイロ側は、「あんまりやりたくねえ〜」という表情もちらほら。まあ、その辺のモチベーションがそのまま結果につながったかと…

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どちらにせよ、U-23としては格上相手に「できる」ということ証明した試合となったと言えよう。そして木村コーチもこれまでの数試合と比べて「怒鳴り声」の回数は圧倒的に少なかった(笑) 4月4日の予選1回戦を前にして、手応え上々となった練習試合だが、いいことばかりではなかった。冒頭でも記したとおり成田とCBを組む飯山悠吾は、負傷のため出られないのは痛いところ。まあ、しばらくはレベルの違うチームがしばらくは相手なので、大きな問題とはならないだろうが、夏前までに戻ってきて欲しい選手である。

とにかく、あと3日後に迫った「今季初公式戦」は非常に楽しみなことは間違いないだろう。

さて、U-23の対戦相手となったAC長野パルセイロについては、また次の機会で。

2010年4月 1日 (木)

残念、飯山選手が負傷…

今日(もう昨日ですね)のパルセイロとのTMにおいて、成田とCBを組むタイガー飯山こと、飯山悠吾選手が負傷退場となってしまいました。

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その場でバツがだされ、スタッフが運転する車で病院に運ばれましたが、どうやら半月板もしくは靱帯を痛めてしまった模様。明日(本来は今日ですね)、Z病院でもう一度診断してもらうそうですが、残念ながら今週末に迫った天皇杯予選への出場は絶望となってしまいました…

今年から、U-23のCBとして活躍してきたゆうご。上背は高くはないが、カバーリングに優れた守備と、精度の高いフィードを見せていてくれたので、木村コーチとしても、この負傷は痛手となってしまった。

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とりあえず、早く完治することと同時に、負傷が重くないことを祈りたいと思います。

さて、練習試合の結果は2-2のドローですが、天皇杯予選本番を想定してPK戦も行われ、こちらは9-8でザスパ草津U-23が、一応勝利しました。内容に関しては、今日は眠いので、また次の機会で。

2010年3月28日 (日)

松本山雅、JFL初勝利!

2010JFL 第3節 @西が丘
横河武蔵野FC 0-1 松本山雅FC
[得点者]
90+4分 今井(山雅)

試合は90分を過ぎてもスコアレス。
だがドラマはラスト4分間に待っていた。

連敗スタートとなった山雅・吉澤監督は、連携の取りやすさ、守備のバランスを考え、スタメンをいじってきた。いや、いじったというよりも「戻した」という表現の方が正しいかも知れない。中盤の構成を右に木村、左に大西、ボランチに北村-斉藤を配置した「おなじみ」の構成である。

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さて試合だが、山雅が立ち上がりからビッグチャンスを迎える。前半5分、木村のスルーパスから柿本が抜け出し、横河GKと1vs1の場面を迎えるのだが、シュートを外してしまう。横河としては、ここで失点しなかったことで落ち着きを取り戻し、パスを繋いで展開する自分たちのサッカーを取り戻す。すると9分、CKのチャンスを皮切りに、10分・11分・13分と波状攻撃を仕掛け、山雅ゴールに襲いかかる。だが、ベテランGK原がファインセーブを連発し、横河に先制点を与えない。

ここ2試合、早い時間帯で失点し、自分たちのリズムを見失っていた反省から、山雅は守備への意識が非常に高かった。また、ボランチに斉藤を起用したことで、北村との絶妙な距離感を保ち続け、バイタルエリアで相手アタッカーに自由に仕事をさせない。確かにピンチは多かったものの、ボランチを含めた守備陣が踏ん張ることで、横河の攻撃のリズムがややトーンダウン。

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すると山雅の攻撃陣も反撃。柿本・木島の2トップが体を張って起点となると、大西、木村の2列目が早い飛び出しを何度も繰り返す。さらに阿部-木村、鐵戸-大西の縦の連携も見られるようになり、試合は互角の展開へと移り変わっていく。

しっかり繋いでサイドに展開する横河。2トップにボールを入れてから展開していく松本。互いの攻撃のカラーが出て、何度も決定機を迎えるのだが、どうしてもゴールが奪えない。ゴール前まで行くプロセスは悪くはないのだが、ともに決定力を欠き先制点が奪えない。

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前半はこのままスコアレスで折り返し、後半を迎えるのだが、山雅はまたも開始早々にビッグチャンスを迎える。今度は木村勝太がゴール前で抜け出し、GKと1 vs 1の場面を迎えるのだが、ここでも決められない。その後は一進一退の攻防が続き、互いに惜しいチャンスを何度も迎えることとなる。だが、相変わらず両者とも決めきれないまま時間が経過すると同時に、両チームとも疲労から運動量が低下しだしてくる。こうなると、丁寧に繋いで崩すというよりも、カウンターの応酬となってくる。横河・依田監督はそんな状況を打開するために62分永露→林、64分小山→都丸、67分伊澤→岩田と立て続けに選手交代策に打って出る。

だが横河は、それでも状況を打開することができない。これに対して山雅は、72分木村→石田、78分木島→小林、82分大西→今井という交代のカードを切ってくる。

ここで注目したいのが、交代した選手のポジションと、監督の「策」である。横河が守備的な選手の交代で、山雅は攻撃の選手である。また監督が狙った交代の意図にも大きな違いがあった。横河・依田監督は「選手の疲労と負傷で替えざるを得なかった」とコメントしている。それに対して山雅・吉澤監督は「個で仕掛けられる選手を最後に出すつもりだった」と、勝負を賭けた交代であったことを示唆。切り札を投入することが出来なかった横河、それが出来た山雅。そんなところの差が勝敗の分かれ目になったのかも知れない。

さて、試合は90分を過ぎ、残りはロスタイムの4分間だけとなった。

最後の死力を振り絞り、互いに相手ゴールに迫る攻撃を見せるが得点を奪えない。時間は3分をすでに過ぎており、このままドローからと思われた。だが、最後の最後で吉澤監督の交代策が結果を出すこととなる。山雅自陣からのFKに石田が頭で競り勝ち、このボールに小林が絡み(実はボールには触れてはいない?)、最後は走り込んだ今井昌太が右足でシュート。これが決まって土壇場で山雅に貴重な1点が入る。

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しかし、ホイッスルが鳴るまであきらめない横河は、最後の反撃に出る。リスタートから速攻を仕掛け、前線にボールをフィード。横河FW冨岡にボールが入っていれば危険な場面となったが、またもGK原が体を張ってピンチを防ぐ。そしてタイムアップを迎えた…

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松本山雅、JFL初勝利の瞬間だった。

以下、吉澤監督のコメント(※一部要約)
決められる場面で決められなかったことには不満が残るが、最後まであきらめずに戦った結果、勝ち点3 を得たことは非常に大きい。最終ラインも最後まで集中を切らさず、チーム一丸となって戦えたことも良かったです。最初の5試合で勝ち点10という目標を立てていたが、連敗でそれが達成出来なくなって残念。だが、勝ち点(1勝)をあげたことで、選手に自信がついたと感じています。負けるのと、勝つでは精神的に全然違いますから…。(目標は達成できなかったが)このまま勝ち点(勝利)を一つずつ積み上げていきたい。今日のようなドローで終わりそうな試合をモノにでき、いい流れになっているのでこれを次節に繋げていきたいと思います。

なんとも山雅らしい劇的な初勝利であった。
さらに、長野県出身の今井が値千金の決勝弾を決めたところもまた劇的。

たかが1勝だが、されど1勝。
この1勝が松本山雅にとって大きな1歩となったはず。
しかし、次の相手は「王者」SAGAWAである。
この試合での自信が、王者相手にどこまで通用するか注目したいところだ。

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とにかく、初勝利おめでとう。

-3/28 8:55追記-



横河に関してだが、開幕3試合で1勝2敗という成績は、意外というか不満な立ち上がりといえるだろう。この3試合はすべて「昇格組」が相手だったこともあ り、「頂上〜TEPPEN〜」という目標を立てている以上、3連勝でなくとも2勝1分で行きたかったはず。選手の入れ替えはあったものの、昨年からのメン バーの成長もあり、大きな変化がなくとも乗り切れると判断して新シーズンを迎えたが、メンバー構成でやや苦戦している状態だ。



確かにまだ3試合だけなので、メンバーを固定する必要もない。だが、今の横河は「固定できない」といった方が正解かも知れない。依田監督は、3試合とも違うスタメン構成だが? という質問に対して、「今週の練習を見ているなかで、今日のメンバーが『ベスト』と感じたから」とコメントしている。

その発言をする依田監督の表情は「メンバーが揃わない、そして固定できない…」ということを、どことなく感じさせるものでもあった。しかし、(横河武蔵野というチームが)選手生活 だけに重点を置くことが出来ないことは、今に始まったことではない。だからこそ「選手が揃わないこと」に対して、依田監督は敗因としなかった。



試合の組み立て方、パスを繋いで崩していくやり方は、明らかに横河の方が勝っている。誰が出てきても大崩しない点も、さすがに何年もJFLで戦っているチームであると感心させられる。しかし、昨年のように「ここが重要」という場面で勝負弱くなっている点と、決定力不足が気になるところ。指揮官となって4年目を迎える依田監督は、開幕ダッシュ失敗に終わった今、どのように立て直してくるのだろうか? その手腕が試される時と言えるだろう。

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