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2010年12月 2日 (木)

さよならトミケン

今年でザスパ草津U-23から去る選手が発表された。

http://www.thespa.co.jp/u23/news/newsdesc.cgi?newsid=2010120101

3年間チームのまとめ役として頑張ってきたトミケンこと、冨田賢に、彼と同期入団の高崎真紀、2年目の田村幸太の3名の退団が発表された。

トップチームの方はすでに退団選手が発表されているが、やはりU-23の選手たちがチームを去ることも非常につらい。いや、チャレンジャーズ時代から、「草津のチーム」を見続けていると、どうしてもトップの選手以上に離れていく選手のことが気になるもの。

特に今回のトミケンに関しては、本当にお疲れ様!
です。

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2008年の新加入選手の中に「慶応大学卒 冨田賢」という名前があったのだが、当初は「トップの新加入選手の間違えだろ?」と思ったのだが、やってきたのは前橋ではなく草津町。

慶応大学ソッカー部主将なんていう、華やかな経歴のある持ち主が、なんで「雑草」の集まる草津に来たの?と始めは驚いた。普通に大学を卒業して、就職していればいい職につけたはずなのに、なんでよりよって草津???と…

一番最初に質問したときに、確か「どうしてもサッカーがしたかった」と答えてくれたはず。

慶応ボーイなんて、よく使われる言葉ありますが、彼は「なんとなく」草津に来たのではなく、本気でサッカーをするためにこの地を選んでくれた。確かに、他でプレーするチームがなかったことは事実だが、最後に残された「プロへの道」に全てを賭けるために、華やかだった大学時代の経歴を捨て去って草津にやってきた。

本人は否定するだろうが、やはり他人からみれば、FC東京U-18→慶応大学なんていう経歴は、エリート街道であることは間違いない。それでも、草津に来たときから他の選手同様、働きながらプレーする毎日を続けた。そんな中で、培ってきたキャプテンシーを見込まれて、チームのまとめ役として先頭に立ち、試合においてもゲームキャプテンを務めてきたトミケン。

しかし、残念ながらついにプロへの道は開けなかった。
だが、草津で過ごした3年間は、プロになる以上に大きな経験をしたはず。

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プロになるだけが「サッカー選手」の終着点ではない。いかにサッカーと向き合うかを考え、サッカーで人を幸せにし、そして自分を成長させられるか? ということに気づくことができれば、ここに来た意味は十分あったのではないだろうか。

トミケンを指導した木村コーチも、サッカーで生活しているものの、彼もまた「Jリーガー」にはなれなかった人である。しかし、諦めずに続けてきたからこそ、今の木村直樹がある。そんなキムさんの姿を間近で見てきたらトミケンだからこそ、熱くていいコーチになってくれると信じている。

トミケンの最後の言葉に、残る選手たちへ

「夢は託した」

とあるが、非常に重い言葉である。
しかし、この重さこそがチームを強くする原動力にもなるし、伝統に繋がっていくのではないだろうか? 彼の言葉に対して残った選手たちは、有薗真吾に続く存在を目指してほしいし、今年達成出来なかった「天皇杯出場」という目標を、今度こそかなえて欲しいものである。

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さて、最後になってしまったが、なかなか出番がなく控えに甘んじること少なくなかったが、腐らず成長を続けてくれた高崎、チーム事情で本職のMFではなく、センターバックをやる機会が多かった田村も本当にお疲れ様です。

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それぞれの新天地での活躍を期待したいと思います。


余談になりますが、2008年の埼玉スタジアム第2で行われた浦和とのサテライトリーグでの1枚があったので掲載しておきます。

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しかし、この4バックもなんか感慨深いですね…
右から冨田ー有薗ー小林ー木下(現相模原)という並び。

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