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2010年11月18日 (木)

U-23、育英に快勝

練習試合 11月17日@前橋育英グラウンド
前橋育英 0-3 ザスパ草津U-23
(1本目:0-2、2本目:0-1、3本目:0-0)
[得点者]
1本目:24分藤崎、38分森川(U-23)
2本目:29分森川(U-23)
※1、2本目は40分、3本目は30分

今週末、選手権群馬県予選決勝を控える前橋育英にとって、本番前の最終調整となる練習試合であったが、やや課題の残る試合となり、ザスパ草津U-23からすれば内容も充実した快勝となった。

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育英の1本目は顔と名前が一致しない選手もいたが、小牟田、白石、小島、湯川、戸内、大平、三柴、中嶋といった主力中心のメンバーをピッチに送り出してきた。当然、システムは不動の4-4-2(中盤はボックス)。対するU-23は、現時点でのベストと言えるメンバーを1本目に揃えてきた。

ーーー藤崎ー森川ーーー
ー清水ーーーーー宮下ー
ーーー古矢ー市川ーーー
星野ー成田ー飯山ー冨田
ーーーー笠原ーーーーー

ゲームだが、序盤からU-23のハイプレスが効きまくり、育英は湯川、小島のボランチコンビがゲームメークになかなか加われない時間が続く。ここ最近の練習で、組織的な守備の徹底を行ってきたU-23。その練習の効果が遺憾なく発揮され、2トップの森川、藤崎が前からガンガン相手最終ラインにプレッシャーをかけ続けると、ボランチの古矢、市川も高い位置を取り、相手スペースを次々と消していく。

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前にボールの出しどころのない育英は、最終ラインでボールを横に回すだけとなり、最後はやや苦し紛れに縦に蹴る展開に終始し、湯川、小島というチームの心臓部がなかなか機能していかない。

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それでも22分、右サイドを起点に育英がボールを動かすと、湯川が斜め前方に素晴らしいランで駆け上がってチャンスを作り、あっという間にCKを奪ってみせる。やはり、キーマンにボールが入れば「さすが」という場面も所々で見せつける。しかし、「さすが」と思わせる場面は連続していかない。どうしても相手プレスの前に自由を奪われ、単発の攻撃ばかりとなり悪いリズムが続く育英。すると、守備面においても悪循環が生まれてしまう。

せっかく奪ったCKのチャンスだが、ボールを簡単にU-23に奪われて、前線にロングボールを蹴り込まれる。そしてここでの守備がやや緩慢であった。走り込んだ藤崎をDFは止めることが出来ず、技ありのループシュート(?)が見事に育英ゴールに決まる。

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先制点を決めたことで、精神的に余裕が生まれたU-23。すると、これまで以上に前からのプレスを強め、セカンドボールの大半を支配していく。こうなると、育英は挽回するチャンスの糸口すら見つけられなくなってくる。そんな弱々しい姿を見せる相手をよそに、U-23は再び1点目と似たようなパターンで追加点を奪う。今度も裏に出たボールに森川が判断よく飛び出して素速くシュート。これも決まって1本目はU-23が2点のリードを奪う。

相手のプレスに全体のラインが下げられ、中盤がやや機能不全に陥り、ボールの出しどころを失った育英。気持ちだけは前に行こうとする。しかし、「前へ」という意識が強すぎて焦りに繋がり、空回りを続けるうちに裏のスペースをがら空きにしてしまった。

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完全に育英の負けパターンである。

2本目は、GK以外の10人を総入れ替えしてきた育英。フレッシュな選手の登場で流れが変わるかと思われたが、U-23の勢いは止まらない。1本目はあまり攻撃に絡めなかった左SB星野。しかし、2本目には積極的な攻撃参加を見せチームに勢いを与えていく。特に2本目16分の、トミケンのオーバーラップからのパスを受けてシュート(シュート自体はバーを直撃)は得点にはならなかったが、この試合一番のプレーであった。

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しかし、2本目20分でU-23は5人が交代(古矢→マテウス、成田→田村、星野→川瀬、冨田→高崎、宮下→西野)。さすがに一気に5人を変えたことで、一時的にペースダウン。25分すぎには相手の反撃に遭うが、ここは守備が粘り強く対応してピンチを乗り切っていく。交代した直後はマークの受け渡しが徹底できておらず、試合の流れにも乗れていなかったが、徐々に相手に慣れ出すと、1本目同様高い位置からのプレスが掛かるようになり、再びペースを取り返し、29分に森川がこの日2点目となるゴールを叩き込む。

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さらに35分、西野が右に開き、中で受けた森川が見事のポストプレーを見せ、最後は走り込んだ清水がシュートという、素晴らしい流れを見せる。木村コーチが何度も繰り返して指導してきた「3人目の動き」がこの日は随所に見られたのである。

で、3本目に関しては、正直なところ両者ともあまり見るべき所もなく、スコアレスで終了。

ということで、3本トータル0-3でU-23の完勝で終わった。

さて、決戦が近づいている育英サイドからこの試合を見ると、確かに課題(劣勢時の挽回法、裏を簡単に取られてしまった場面など)が見えたのは事実。しかし、この日の相手は年代も体格も上なので、そう、悲観することもないはず。さすがに、今日のようなハイプレッシャーを仕掛けてくるのは高校チームは流経柏ぐらいだけだから…

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また、1本目終了後、最終ラインに入った選手たちが、隣のハーフコートで反省点をすぐさま修正するなど、チームは決戦に向けて最終調整に余念がない。2年前は準決勝までコマを進めたが、昨年は初戦敗退。そして今年のインターハイでは地区予選敗退と結果を出せていない育英。だからこそ、選手たちはラストにかける意気込みは非常に高いのだが、その気持ちの高ぶりが空回りにならないことを祈りたい。

そして、ザスパ草津U-23については、別の機会でまた書いていきたいと思います。

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