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2010年8月12日 (木)

高円宮杯・組み合わせ決定

先日の11日、高円宮杯第21回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が行われた。

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まずは各グループの組み合わせを

◆グループA
柏ユース(クラブユース準優勝)
磐田ユース(東海4位)
神戸U-18(関西3位→出場決定戦で勝利)
広島ユース(中国1位)

◆グループB
清水ユース(東海1位)
浦和ユース(関東3位)
滝川第二(総体準優勝)
流通経済大学付属柏(関東2位)

◆グループC
札幌U-18(北海道1位)
愛媛ユース(四国1位)
C大阪U-18(関西1位)
東京Vユース(関東4位/クラブユース優勝)

◆グループD
千葉U-18(
立正大湘南(中国3位)
静岡学園(東海3位)
青森山田(東北1位)

※ヴェルディユースがクラブユースで優勝したが、プリンス関東ですでに出場権を得ているため、当該地域のプリンスリーグ次順位(関東7位)の千葉U-18が出場となった

◆グループE
横浜FMユース(関東6位)
三菱養和ユース(関東5位)
福岡U-18(九州1位)
名古屋U-18(東海2位)

◆グループF
広島観音(中国2位)
市立船橋(総体優勝)
FC東京U-18(関東1位)
富山第一(北信越1位)

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さて、今回の高円宮杯出場チームを見渡すと、今年もJユースが高体連チームを押しのけた形となっています。この結果についてはこれまでも、「高校サッカーはJユースとは違い、冬の選手権に向けてチームを作っていくので、育成期間である春から夏にかけては、どうしてもJユースクラブに劣ってしまう」という意見がある。

しかし、近年の状況はその「意見」すら通用しないのでは?と思えるほど、Jユース優勢が続いている。そして今大会でも、予選グループのうちA、C、Eでクラブユースのみの組み合わせとなってしまった。結局、各地域のプリンスリーグで、高体連所属チームが優勝したのは、東北(青森山田)と北信越(富山第一)の2地域のみと、かなり寂しい結果に終わってしまっている。

また、今年のプリンスリーグだが、来年から始まる「全国リーグ(東日本/西日本)」の参入決定戦にも直結していたが、こちらも高体連チームは非常に厳しい結果となってしまった。

このように、昨今はJユース優勢と言われていることもあるが、高体連チームは「インターハイ」で大きく成長するチームが必ずある。夏の本場所でもある、インターハイ(高校総体)が沖縄で行われていたが、プリンスリーグ関東で9位に終わった市立船橋が、2年ぶり7回目の優勝を果たし出場権を獲得。プリンスでは苦戦を続けたが、さすがに高体連の大会となると、勝負強さを発揮する市船。前評判は決して高くなくとも、勝ち続けることで修正し、成長していくのは伝統校だけが持つ、特有の強さと言えよう。

そして、関西プリンス・出場決定戦で5位に終わった滝川第二も、インターハイで準優勝を飾りこちらも出場権を獲得。どちらもプリンスリーグでは結果を残せなかったが、夏の本場所での経験を経て、秋の大会に乗り込んでくるが、そこで培った経験と自信がどこまで通用するか楽しみでもある。

その反面、関東プリンスで2位に入り、今季の高校チームNo.1と言われていた流通経済大学附属柏は、インターハイでは米子北に1-2で敗れ、惜しくも3回戦で姿を消したことは非常に残念だった。だが、トーナメントとリーグ戦は戦い方も違うし、試合が行われる会場のコンディションも変わってくるもの。

この日の抽選会では所用のため、本田監督は姿を現さなかったが、先日の流経大との練習試合では「秋の大会は見ていてください」と頼もしい発言をしてくれている。

さて、もう一度大会全体を見渡せば、やはりJユース優勢という現状はどうしても揺るぎないものと言えるはずだが、これに対抗できる力を持つ、流経柏と青森山田がどこまで食い下がれるかが、大会の注目と言えるはず。そして、インターハイ出場枠の2校が予選突破できるのかもポイント。さらには、Jユースの強豪が集まったグループA、グループEの戦いは、全試合非常に気になるところである。

果たして今年の「ユース年代実力No.1」はどのチームになるだろうか? 予選リーグは9月4日からスタートとなる。

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で、各チームの大会に向けてのコメントがこちらになりますので、一部要約ですが掲載しておきます。

柏ユース:クラブユース枠ですべりこみ出場できました。せっかくいただいた貴重な機会なので大事に戦いたい

磐田ユース:東海プリンスで4位に入り機会を得られました。他のチームの胸を借りるつもりで頑張ります

神戸U-18:目標の大会でした。チーム一丸となって頑張ります

広島ユース:レベルの高いチームと対戦できる貴重な機会ですので、選手・チームのそれぞれが成長してくれれば思います

清水ユース:6年ぶりなので初出場と同じです。他の3チームに胸を借りるつもりでやります

浦和ユース:1試合1試合全力で戦っていきたいです

滝二:総体枠滑り込みで参加できました。頑張りますのでよろしくお願いします

流経柏:大会に参加できることは光栄です。いいパフォーマンスを発揮できるようにしていきたい

札幌U-18:北海道開催があるので、ホームアドバンテージを使ってなんとか決勝トーナメントに行きたい。

愛媛ユース:グループリーグ方式となってから、決勝トーナメントに進出していないので、四国のためにもこの大会で結果を残したい

C大阪U-18:1試合1試合勝ちのこだわって頑張っていく

東京Vユース:チャレンジャーのつもりで1試合1試合大事にやっていきたい

千葉U-18:高体連の多いグループ。普段クラブユースとやる機会が多いので、高校の強豪校とやれるのはとても良い経験です

立正大湘南:大会を通じて、選手も指導者も勉強できればと思っております

静岡学園:去年、一昨年と予選で敗退しているので、今年は予選を突破したい思います

青森山田:昨年と同じ会場でまたJEFと同じ組ですが、今年もいい試合をしたい。まずはベスト8進出を目指したいです

横浜FMユース:1戦1戦大事に戦って、いい結果が残せるよう頑張りたい

三菱養和ユース:本大会に出場できたことを嬉しく思っています、1戦1戦大切に全力で戦いたい

福岡U-18:九州プリンスでも粘り強く戦い勝ち進んできたのでこの大会でも同じようにやりたい。1人1人がいい経験を積めるような大会にしたい

名古屋U-18:予選を何とか勝ち上がり、1試合でも多く試合をやりたい。

広島観音:2年連続で出場となりましたが、昨年は決勝トーナメントで敗れたFC東京と同組ですがいい試合をしたい。他の2チームも全国的強豪ですが、地域代表として意地を見せ、子供たちと成長しながら戦っていきたい

市立船橋:2年ぶりの出場を嬉しく思います。レベルの高い大会であり、選手はもちろん、指導者にとってもいい経験の場。その素晴らしい大会で全力をつくしながら楽しみたいと思います

FC東京U-18:高体連の3チームと戦えることを幸せに思っています。1戦1戦大事に戦って昨年以上の成績を残したい

富山第一:子供達がこの大会に行けたことを誇りに思っています。北信越で子供達が成長し、この大会に出られるチャンスを得ました。この大会でもさらに成長できるような戦いをして1試合でもながくこの大会を戦いたいと思います

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