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2010年7月 3日 (土)

トップとの試合を無駄にしないために

練習試合 @本白根第三グラウンド
トップチーム 3-1 U-23(25分x4本)
1本目:1-0(ソンヨン)
2本目:1-0(ラフィーニャ)
3本目:1-1(杉本、森川)
4本目:0-0

7月1日に行われた練習試合のU-23視点からみたバージョンです。

6月に入ってやっと県リーグ(4部)はスタートしたものの、あまりにもレベル差が離れており、勝ってあたりまえの試合となっていたが、しかし、7月からは毎週「負けたら終わり」のガチンコ勝負である天皇杯予選(決勝トーナメント)が続くこともあり、非常にいいタイミングでトップチームとの練習試合が組まれた。

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さてシステムだが、ほぼ予想通りの布陣で挑んできた。

[1本目システム]
ーーー高橋ー森川ーーー
ー清水ーーーーー宮下ー
ーーー市川ー古矢ーーー
星野ー成田ー冨田ー天野
ーーーー笠原ーーーーー

以前は頻繁に組まれたトップチームとの練習試合だが、最近はあまり組まれることが少なくなってしまったのだが、この日は選手にとって絶好のアピールチャンスということもあり、普段以上に気合いの入った立ち上がりを見せるU-23。

開始2分に高橋はファーストシュートを放つと、ここから流れを掴み、9分には森川が中央でタメを作り、右サイドの天野オーバーラップを呼び込み、チャンスを広げる。そしてボールを受けた天野は、そのままドリブル突破からシュート。おしくもゴールマウスを外したが、木村コーチがなんども繰り返して指導してきた「3人目」「積極性」が見事にでたシーンだった。

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しかし15分、左サイドに展開した熊林からクロスを上げられ、最後はソンヨンに後ろから蹴り込まれ失点。

このシーンだが、U-23が抱える問題が浮き彫りになってしまう。その問題だが、GKある。笠原、後藤と2人のGKがいるが、どちらも若く、スキルだけではなく経験もまだまだ。例えば失点シーンだが、熊林のクロスに飛び込むことを躊躇してしまい、ただクロスを見送るだけとなってしまい、これがラフィーニャに渡ってしまい、DFがラフィに引きつけられたところに、最後はフリーでソンヨンに決められてしまう。

県リーグの4部なら彼ら2人で全く問題ないだろうが、レベルが高くなる天皇杯予選ではGKの判断ミスは失点に繋がっていくことは十分考えられる。しかし、県協会に登録しているメンバーでしか戦えないこともあり、トップから第3GKを借りることはできない。かつて在籍した棗正志(長野パルセイロ→引退)のようなスキルがあれば、まったく問題ないのだが、ナツに比べたら遠く及ばない2人の実力。しかし今は、2人の成長を祈るしかない。

さて試合だが、1点は奪われたものの、しっかり自分たちの良さを出し、なんとか同点に追いつこうとする。18分にはパスカットした天野がそのままドリブル突破。そして最後はシュートまで行く積極性を見せつける。続く20分、またも天野からチャンスが生まれ、中央で高橋が繋いで左に展開。走り込んだ森川がシュート。さらに21分、今度はボランチの古矢が意表を突くミドルシュートでゴールを狙う。

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1点こそ奪われたが、内容ではトップチームと互角以上に渡り合ったU-23。しかし、1本目終了後には、やはり「個の寄せの速さ」を、それぞれ口にしていた。2本目以降はその「個」に対してどう対応するかが注目されたが、開始早々にラフィーニャにやられてしまう。

[2本目システム]
ーーーーーー高橋ーーー
ーーー藤崎ーーーーーー
ー清水ーーーーー西野ー
ーーー市川ー古矢ーーー
星野ー成田ー冨田ー天野
ーーーー笠原ーーーーー

2本目5分、ラフィーニャ一人に持ち込まれてしまい、2点目を献上。まあ、このシーンだが、最終ラインが左右に振られて崩された訳ではなく、あくまでも個の力でやられてしまったので、それほど受けるダメージは少なかった。ラフィーニャレベルは、どう考えても県リーグや地域リーグレベルには存在しないのだから…

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さて、失点以降のU-23だが、ボランチ市川がタメを作って展開し、天野、星野のオーバーラップを呼び込むという「らしさ」を存分に出すのだが、彼らの攻撃の前に立ちはだかる選手がいた。U-23「卒業生」である有薗真吾だ。かつて、ゾノとセンターバックを組んだナリ、トミ、そして「草津同期生」である、イチ、モリ、薫、翼は成長するかつての仲間のプレーを見せつけられることとなる。

シュートまでは持ち込めるのだが、やはり危険な位置からなかなか打たせてもらえないU-23。試合は2本目を終了して2-0。内容では相手と互角以上だったが、結果ではあえなく敗戦。U-23はやりたいこと、やらくてはいけないことの大半は出来ていたが、やはり個の力の違いが勝敗において差をつけた格好となった。

[3本目システム]
藤崎ーー森川ーー練習生
ーーマテウスーーー西野ーー
ーーーー市川ーーーーー
白井ー成田ー田村ー冨田
ーーーー笠原ーーーーー

※練習生はトップチームの練習に参加している高校生(某Jユース所属の高3)

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こうなると、控え組にはなんとか勝ちたいU-23だったが、ここでも痛恨のミスが飛び出してしまう。3本目10分ぐらい。CKのチャンスで裏から走り込んだ森川が豪快に蹴り込んでトータルスコアを2-1とする。これで流れに乗れたかと思えたのだが、この直後にGKの笠原がクロスボールをキャッチングミスしてしまい、こぼれたところを難なく杉本に押し込まれ3-1となってしまう。

しかし、相手の攻撃が単調だったことと、不慣れな新システムであったため、U-23にとってはあまり危ない場面もなく、3本目もペースを掴むのだが、3本連続の選手もいることで、徐々に全体の運動量はダウンしていく。

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[4本目システム]
ーー森川ーー練習生ーー
ー川瀬ーーーーー西野ー
ーーーマテウスー古矢ーーー
白井ー田村ー柴田ー天野
ーーーー笠原ーーーーー

4本目に入ると、調整中のトップチームDFの柴田が入るのだが、自慢の高さで相手の攻撃をシャットアウトして、復活間近を副島監督にもアピールした。で、それ以外のU-23についてだが、さすがに4本目となると疲労も溜まり、メンバーも控え中心となって来ていることもあり、全体の動きとしては単調で「良い出来」とは言えなかった。1、2本目に本領発揮となった天野も、4本目は前に出るシーンは少なく、ややその点は残念だった。

結果的に3、4本目は1-1のドローで終わり、トータルは3-1の敗戦だったが、U-23にとってはトップチームと互角に渡り合ったことは大きな自身となったことであろう。やはり個の力にしても、スピードにしても、あのレベルはなかなか体感できないもの。本番前にあのスピードと戦っておけば、実戦で臆することはないはず。

そしてU-23の攻撃パターンの一つである、後ろからの飛び出しを呼ぶ込むプレーが何度も見られたことは収穫だった。やはりボランチは市川ー古矢コンビであると、非常に安定するし、攻撃の「ひきだし」が増えてくる。さらに天野の突破は大きな武器であることが改めて証明された。

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あとは、ケガのため別メニュー調整のユーゴ(飯山)が、どのタイミングで戻ってこられるかであろう。ユーゴが戻ってくれば、トミケンを右サイドにスライドし、天野を一列前に配置できる。

ーーー高橋ー森川ーーー
ー清水ーーーーー天野ー
ーーー市川ー古矢ーーー
星野ー成田ー飯山ー冨田
ーーーー笠原ーーーーー

リハビリもかなり進んでおり、3週間後の試合に間に合えば…といった感じまで来ている。また、チーム全体の流れ、雰囲気も決勝トーナメントに向けて良い方向に進んでおり、このまま勝ち進んで、まずは第一目標であるtonan前橋戦まで勝ち進んで欲しいところ。

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だが、まずは明日の1回戦・関東学園大学戦を勝たなければ何も始まらない。トップとの練習試合で得たもの、感じたこと、もっと突き詰めなければいけないところをよく思い出し、そしてその試合を無駄にしないように戦って欲しい。決戦に向けての準備は万端のU-23。己の実力を信じ、仲間を信頼して最後までしっかり戦って欲しい。

ということで、明日(7月4日)、10時から前橋商業グラウンドで「天皇杯への道」が再びスタートする。

ちなみに、この日の練習試合後、副島監督は天野を高く評価していたことを、付け加えておきます。

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