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2010年6月24日 (木)

関東大学リーグ、前期終了

先週の日曜で、関東大学サッカーリーグ前期の戦いが閉幕した。

とりあえず、前期の順位は以下の通りです

1位 明治大学 9勝1分1敗 勝ち点28 +18
2位 駒澤大学 6勝3分2敗 勝ち点21 +6
3位 中央大学 6勝3分2敗 勝ち点21 +4
4位 筑波大学 5勝3分3敗 勝ち点18 +3
----------<インカレ出場圏>----------
5位 国士舘大 5勝3分3敗 勝ち点18 +3
6位 順天堂大 5勝2分4敗 勝ち点17 +2
7位 神奈川大 5勝1分5敗 勝ち点16 -1
8位 慶應大学 4勝1分6敗 勝ち点13 -1
9位 早稲田大 3勝3分5敗 勝ち点12 +1
10位 流経大 3勝2分6敗 勝ち点11 -2
----------<2部降格ライン>----------
11位 法政大学 2勝2分7敗 勝ち点8 -10
12位 拓殖大学 1勝0分10敗 勝ち点3 -23

開幕前は、3連覇を狙う流通経済大学が優勝争いの軸となり、中央、明治、筑波がどこまで迫れるか?と思われていた。開幕戦こそ、王者・流経大は拓大に5-0と快勝したが、第2節の順大戦は最後は追いついたものの一時は2点差をつけられる苦しい試合展開となってしまう。そして第3節、何かがおかしいと感じていたチームは、この筑波大戦で初黒星を喫してしまう。

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そこからの流経大の流れは「最悪」としか、いいようの無い状態になっていく。

そんな苦しむライバルを横目に、明大が勝ち点を重ねていくのだが、このチームが上昇気流に乗れたターニングポイントは、第3節の国士舘大学戦にあった。

この試合、明大の動きは前期の戦いの中で最も悪かった。相手の鋭い出足の前に何もやらせてもらえず、試合の主導権は常に国士舘に握られていた。だが、守備陣が最後まで踏ん張ったおかげで、ドローは堅いかと思われた。しかし、強いチームには「運」も味方してくれる。

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終始劣勢だった明大は、ラストワンプレーでカウンターのチャンスを得ると、ここでPKを獲得して、最後の最後で勝利をかっさらっていったのである。内容は本当に悪かった。しかし、負けないだけではなく、「負けゲーム」と思われる試合で勝ちを拾ってしまう「強さ」と「運」が明大にこの瞬間、備わったのであった。

この時に、流経大の中野監督は「よそのチームの試合を批評してはいけないが、内容はホントに悪かったね。ただ、こういう悪い試合を勝てるチームが優勝する『流れ』を持っているんですよ…」と言っていたが、その後のリーグ戦は、この言葉のとおり展開されていく。

さて、明大の他に優勝候補と目されたチームに目を移していこう。

筑波大だが、このチームは「はまる」か「はまらない」かで勝敗は分かれていた。相手のサッカーは関係ない。自分たちのいいプレーをやり続け、そしてプレーでミスをしないことを心がけるのが風間流サッカー論。本当に魅力ある攻撃サッカーをする筑波大だが、リスクとも背中合わせであり、時として「もろさ」を見せてしまうこともあった。

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そして中大だが、昨年は最後の最後で優勝を逃してしまったこともあり、今年に賭ける想いはとても強いものがあった。リーグ中盤戦ではやや調子を落としたものの、最後まで諦めない姿勢、全員がしっかり前からプレスをかけ続けるサッカーを取り戻して、前期はは3位とまずまずの順位でフィニッシュ。

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この他には、駒澤大と国士舘大を高く評価したい。

駒澤大は、いい選手が揃っていながらも、優勝候補とまでは言われていなかった。しかし、大きな期待がかかるルーキー・碓井鉄平(山梨学院大高卒)が開幕戦から「司令塔」のポジションで大活躍。もともと攻撃力は低くはなかったチームだけに、碓井加入により、さらに攻撃のバリエーションが増え、前期は2位と大躍進した。

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また、国士舘大も、非常によく仕上がったチームで好印象を与えた。高校時代に大きな大会で活躍した選手は数少ないが、伝統とも言える、攻守の切り替えの速いサッカーを見せ、上位争いに食い込んできた。順位こそ、総得点差で筑波大を下回って5位となったが、まずまずの出来といえるはずだ。

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さて、前期のリーグ戦を終えたこともあり、ここまでのベストイレブンとベストルーキーを選出してみた。

関東大学サッカーリーグ・前期ベストイレブン

GK:増田卓也(流経大)
DF:大竹隆人(国士舘)
DF:丸山祐市(明大)
DF:金 正也(駒澤大)
DF:原田圭輔(筑波大)
MF:斉藤一行(国士舘)
MF:小林裕紀(明大)
MF:山田大記(明大)
MF:金久保彩(駒澤大)
FW:久保裕一(明大)
FW:赤崎秀平(筑波大)

ーーー久保ー赤崎ーーー
ー山田ーーーー金久保ー
ーーー小林ー斉藤ーーー
原田ー丸山ー金ーー大竹
ーーーー増田ーーーーー

●ベストルーキー
赤崎秀平(筑波大・佐賀東高卒)

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次点:碓井鉄平(駒澤大・山梨学院大高卒)、椎名伸志(流経大・青森山田高卒)

とりあえず、この後は7月4日からスタートする総理大臣杯(大阪)、天皇杯予選と続き、後期リーグ戦へ向かっていく大学サッカー。この先もおもしろい戦いが続くので、今後とも注目してほしいところである。

さて、この次あたりから、各大学ごとの前期の戦いを振り返ろうと思います。

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