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2010年6月10日 (木)

天皇杯予選まであと3週間

練習試合 @尚美学園大学グラウンド
尚美大 1-3 ザスパ草津U-23
[得点者]
32分尚美大
34分高橋、38分藤崎、88分森川(U-23)

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ここ最近の練習試合は、正直なところ勝っても負けても内容はイマイチだった。「内容はイマイチ」とあるが、3月や4月に比べれば断然良くなっている。しかし、天皇杯本戦出場を目指すチームであれば、当然ながら内容も求められることは当たり前。良くなっているだけではなく、内容も進化していかなければいけない中で、ややチームは伸び悩みを見せている状況だった。

だが、日程は待ってはくれない。

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すでに群馬県予選の日程及び組み合わせが発表され、いよいよ本番を迎えるU-23は、悠長に連携を高める時間は残されてはいない。さらに県リーグも始まることもあり、徐々に練習スケジュールも試合用の調整に変えていく必要もある。あとは、組まれた練習試合で、どれだけ良い流れを作れるかに懸かっている。

そんな中で迎えたこの練習試合。スタメンだが、シーズン当初から不動の司令塔であるイチ(市川)はケガのため欠場。そこには「同期生」の高崎が入り、3月のパルセイロとのTMで負傷したユーゴ(飯山)もまだ不在。そんなこともありCBの組み合わせは成田-冨田というセットで試合に臨んだ。

ーーーーーー高橋ーーー
ーーー藤崎ーーーーーー
ー清水ーーーーー宮下ー
ーーー高崎ー古矢ーーー
星野ー成田ー冨田ー天野
ーーーー後藤ーーーーー

さて、相手の尚美大だが、関東大学サッカーリーグ2部で現在9位と、やや苦しい位置にいるものの、創部からの年数(10年目)で考えれば、短い期間で強くなっていったチーム。しかし、この日の相手はトップではなく2軍メンバー。そんなこともあり、序盤からU-23がペースを奪う。

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4-4-1-1というシステムのU-23は高橋がトップで起点となり、トップ下で運動量豊富な藤崎がかき回し、空いた両サイドのスペースを宮下、清水が突いていく。早い時間帯からゴール前に攻め込むシーンが生まれたように、攻撃に関しては上々の立ち上がりだったが、10分を過ぎたころからチグハグな展開が見られるようになる。

マイボールを簡単にパスミスしてしまい、相手に奪われてピンチを招くシーンが続出。セカンドボールを奪うことは出来ても、効果的に繋げられない。さらには、選手間の距離の取り方が微妙でパスが流れてしまうシーンに、前に出すべきところで、呼吸が合わず結局後ろへ下げてしまう場面が続く。パスミス、判断ミス、コントロールミス…このように、自分たちで流れを悪くしてしまうと、流れは相手に移っていくもの。

32分、左サイドに展開した尚美15番から中央へ長めのクロスが入ると、ファーでフリーになっていた22番が頭で合わせて先制点を奪う。

イヤな流れだな…と思っていた矢先の失点だった。なぜか全員が棒立ちというか、ボールウォッチャーになっており、集中していれば、明らかに防げた失点だったことは悔やまれるのだが、この1点でU-23が目を覚ますこととなる。

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直後の34分、左サイドをオーバーラップした星野から中央へクロス。中でコースケ(清水)が頭でそらして、最後は高橋が蹴り込んで同点。さらに38分、右サイドで何度も突破口を作っていた宮下が、またも突破からシュート。ポストに当たって跳ね返ったところを、タケ(藤崎)が詰めて、U-23が逆転。はっきり言えば、最初から集中してやっていれば、序盤で決まっていたような試合だったのだが…

さて、後半に入ると相手は次々とメンバーを替えてくる。おまけに後半開始直後は「28」番が二人いる(笑)。まあ練習試合だからその辺はご愛敬といったところで、前半は4-4-2だった尚美は後半に入って4-2-3-1にシステム変更してくる。で、そのシステム変更が意外にはまり、後半の立ち上がりは尚美ペースで続く。しかし、前半のように「自滅」して相手にペースを握られたわけではないので、ある程度安心して見られる内容だった。

[後半30分以降〜]
ーーーー森川ーーーーー
白井ーーマテーーー西野
ーーー古矢ー田村ーーー
星野ー成田ー冨田ー天野
ーーーー後藤ーーーーー

U-23も後半20分に選手交代を行い、森川、西野、マテウス、田村を投入。システムも4-3-3に変更。しかし、マテウスのポジションどりがイマイチで、バランスが悪くなり30分以降は4-2-3-1へ再度変更。すると、1トップとなった森川が絶妙の飛び出しを見せるようになり、またペースを掴み、試合終了直前に天野が素晴らしい突破を見せ、最後は森川が詰めて3点目を奪って試合は3-1で勝利。

全体的に見て、攻撃の流れ、パターンは悪くはない。しかし、全員が体が重いようで動きがやや鈍い。動きが重いと判断が鈍くなる。そしてミスも増えていく。結果的に勝利したものの、また課題の残る試合でもあった。だが、動きが鈍い事に関しては理由もあった。

本来、試合前日は激しい練習や「追い込み」を行わないのだが、今回は連戦を想定するために、敢えて試合前日に走り込みをしていた。体の疲れが取れず、キレを欠いた状況の中で、どこまで出来るか木村コーチは見定めたかったのだ。コーチの予想どおり、体のキレを欠き、苦戦に繋がっていたが、厳しい状況の中でも結果だけは出せるようになってきている。先月のパルセイロとのTMで大敗したどん底時よりは、かなり復調してきていることだけは間違いない。

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天皇杯予選まで、あと3週間程度となってきたが、選手に求められるのは、技術ではなく「気持ち」であることは、誰もがよくわかっているはず。連携などで、まだまだ不満に思うこともあるかも知れないが、今は連携よりも「気迫」を前面に出して戦えるかがポイント。残りの期間で、どこまで本番に向けて調子を上げていくか楽しみでもある。

とりあえず、U-23ネタに関してはまた別の機会で。

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