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2010年4月21日 (水)

2010地域リーグ展望

北海道、東海を除いて、4月から始まっている地域リーグ。

今年から地域決勝大会への出場レギュレーションが変更となり、各地域の優勝チームにしか出場権を与えられなくなったこともあり、例年以上に厳しい戦いとなることが予想される。また地域決勝大会に出場できるチーム数もこれまでの16から12に減少。各地域の優勝チーム枠9に、全社枠2が加わり、残り1枠はいわゆる「飛び級枠」となるのだが、ここはまだ社会人連盟ならびに日本サッカー協会から正式なアナウンスがまだないので、発表まで待ちたいところ。(ここに神奈川1部の相模原SCが入ってくるかもしれない…)

さて、とりあえず今年の各地域リーグの状況を、簡単にまとめてみた。

●北海道リーグ(5/16日開幕)
[参加チーム]
札大GP、ノルブリッツ北海道、札幌蹴球団、札幌ウィンズ、ブラックペッカー函館、マルセイズ

[展望予想]
今年も札大GPとノルブリッツ北海道の一騎打ちが濃厚だが、昨年からの積み重ねを考えると、今年も札大GPがやや有利か?

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●東北リーグ
[2節終了時点順位]
1:グルージャ盛岡、2:福島ユナイテッド、3:NECトーキン、4:盛岡ゼブラ、5:秋田FCカンビアーレ、6:FCプリメーロ、7:コバルトーレ女川、8:塩釜ヴィーゼ

[展望予想]
北海道同様、こちらも「2強対決」となっている。昨年は得失点差で2位に甘んじた福島だが、今年は監督に元岡山の手塚聡氏を招聘して、万全の体制でリーグ戦に挑んでいる。6月6日に行われる、グルージャ盛岡との直接対決が天王山となることだろう。

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●関東リーグ
[3節終了時点順位]
1:ヴェルフェたかはら那須、2:さいたまSC、3:Y.S.C.C、4:厚木マーカス、5:FCコリア、6:tonan前橋、7:ACアルマレッザ、8:クラブドラゴンズ

[展望予想]
昇格組のヴェルフェが好調だ。経験豊富な本田、種倉、高野などの、元栃木SC組の活躍を見逃せない。優勝争いだが、現在1位のヴェルフェとともに軸となるのは、昨年優勝のY.S.C.Cと地味に強いさいたまSCであろう。さて、JFL昇格を目指しているtonan前橋だが、3戦目こそ勝利したものの、開幕から連敗を喫しておりが、優勝はやや厳しい状況といえる。

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●北信越リーグ
[2節終了時点順位]
1:AC長野パルセイロ、2:上田ジェンシャン、3:JAPANサッカーカレッジ、4:ヴァリエンテ富山、5:サウルコス福井、6:グランセナ新潟、7:テイヘンズ、8:アンテロープ塩尻

[展望予想]
松本、金沢がJFL昇格し、CUPSもややトーンダウンした今、パルセイロの1強と言える今年の北信越。パルセイロにとって「全勝優勝」はもはや「ノルマ」であろう

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●東海リーグ(5/9開幕)
[参加チーム]
FC刈谷、矢崎バレンテ、浜松大学FC、藤枝MYFC.shizuoka、藤枝市役所、中京大学FC、マルヤス工業、FC鈴鹿ランポーレ、芙蓉クラブ

[展望予想]
今年の最激戦区となるのが、この東海リーグだ。JFLからの降格組であるFC刈谷に、JFL昇格を目指して2部から昇格してきたランポーレ、さらには静岡FCと合併して「飛び級」を実現させた藤枝MYFC(登録名は藤枝MYFC.shizuoka)と、どれも個性のあるチームがこのリーグに集結。しかし、現時点ではFC刈谷の力が頭ひとつ出ている状態。退団選手もそれなりに出たが、チームがガラリと変わるまでには広がらなかったことで、アマラオ監督としてはまずは一安心というところか。FC刈谷と藤枝MYFCが特に注目される東海リーグだが、毎年地味に強い矢崎バレンテも侮れず、毎節おもしろい試合が見られそうだ。

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●関西リーグ
[2節終了時点順位]
1:三洋電機洲本、2:アイン食品、3: Laranja KYOTO、4:バンディオンセ加古川、5:阪南大クラブ、6:奈良クラブ、7:S.C.HIRA、8:ルネス学園甲賀

[展望予想]
この中で、最近見たことがあるのはBIWAKO.S.C.HIRAだけ。そのため、参加チームの実力をイマイチ計れないこともあり、予想は難しいのですが、やはり昨年優勝の洲本と、サッカー大好き社長がバックアップするアイン食品の2強が優勝争いの軸となりそうだ。

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●中国リーグ
[2節終了時点順位]
1:NTN岡山、2:新日本石油精製水島、3: Volador松江、4:レノファ山口、5:佐川急便中国、6:宇部ヤーマン、7:日立製作所笠戸、8:ファジアーノ岡山ネクスト、9:JFEスチール西日本、9:デッツォーラ島根

[展望予想]
佐川急便中国は、1位になっても地域決勝に出場しないことが予想されるため、実質9チームで「枠」を争うことなりそうな中国リーグ。国体(来年の山口国体)に向けて、強化指定チームとされているレノファ山口は、これに合わせてJFL昇格を狙いたいところだが、昇格組のVolador松江の勢いも侮れない。突出したチームがないこともあり、最後まで混戦が続きそうだ。

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●四国リーグ
[3節終了時点順位]
1:愛媛FCしまなみ、2:カマタマーレ讃岐、3:ヴォルティス2nd、4:三洋電機徳島、5:南国高知FC、6:黒潮FC、7:南クラブ、8:R.VELHO

[展望予想]
これまではヴォルティス2ndとカマタマーレの一騎打ちが続いていたが、今年はこれに愛媛FCしまなみが割り込み、三つ巴の戦いになりそうだ。カマタマーレは昨年のチャンスを逃してしまったことで、ややチームとしてのトーンダウンが気になるところ。

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●九州(KYU)リーグ
[3節終了時点順位]
1:HOYO Atletico ELAN、2:新日鐵大分、2:九州総合スポーツカレッジ、4:海邦銀行、5:ヴォルカ鹿児島、6:九州INAX、7:川副クラブ、8:三菱重工長崎、9:MSU.FC

[展望予想]
沖縄かりゆしが経営難で解散してしまったが、今年もレベルの高い戦いを展開するKYUリーグ。昇格組のHOYOが暫定首位に立っているが、変則開催の多いリーグなので中国リーグ同様、最後まで行方はわからない。しかし、現時点ではHOYOがややリードか? 対抗には九州総合スポーツカレッジを推したい。

という感じでして、リーグが終了する9月まで、各地域の勝敗の行方を見守りたいと思います。

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