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2010年1月22日 (金)

太田康介、町田ゼルビアへ

今更の話ですが、私の期待する選手の一人なので掲載。

1月14日、町田ゼルビアは、完全移籍で横河武蔵野FCの太田康介を獲得したことを発表した…

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先日、杉山琢也の話を軽くしましたが、この太田康介も「佐野門下生」の一人。

中央大学ではキャプテンとしてチームをまとめつつ、プロでプレーすることを目標に努力を重ねていた。しかし、大学卒業までに「進路」は決まらず、結局は関東1部リーグの埼玉SC(現さいたまSC)でプレーすることとなる。背番号「45」という大きな数字だったが、最初からレギュラーに抜擢され、新人でありながらチームの中心として活躍。結果的に2005年関東リーグ・ベストイレブンにも選出された。

さて、この年のシーズン終了後は、再びプロへの道を志すこととなる。Jクラブのテストをいくつか受けたが、最終的に合格内定をもらっていた、ザスパ草津の下部組織である、チャレンジャーズチーム(現ザスパ草津U-23)への入団となる。

1月からチームに合流したが、その時からチーム1の視野の広さと、ロングパスの制度の高さは群を抜いていた。当時、チャレンジャーズチーム監督だった、現Vファーレン長崎監督である佐野さんも、「長いの(ロングパス)蹴っていいのはコースケだけ」と、技術の高さを大いに認めていた。さらに、ボールを奪う読みとタイミングの良さに、ミドルシュートの正確性も高く、トップ昇格候補の選手として、サポーターから注目されるようになる。

しかしこの年途中に、徳島からベテランMF秋葉忠宏が加入(レンタル移籍)したこともあり、シーズン中にトップチームに昇格することは出来なかった。だが、シーズン終了後に大きなチャンスが訪れる。

植木繁晴監督(現GM)も、その能力の高さを認め、シーズン終了後にトップチームに合流させ、契約に関して進展しそうな気配を見せる。しかし、これには裏があった。それはシーズン途中に徳島からレンタルで加入した秋葉の動向が左右されていたのだ。秋葉が徳島を戦力外となり、障害なく草津に加入できればそのままボランチは秋葉。だか、秋葉が徳島に戻る or 移籍金が発生する場合は太田と契約するということだったのだ。

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結果的には、秋葉は徳島を戦力外となり、草津に完全移籍を果たすのだが、それと同時に太田康介の契約話も破談となってしまった。こうして、コースケは草津を去ることとなり、再び新しいチームを探すこととなるが、草津での1年間は決してムダではなかった。

2007年からJFLの横河武蔵野でプレーすることとなるが、1年目は大学院に通い、教員試験に向けた勉強と練習を交互にこなすハードな日程が続いていた。それでも即レギュラーを獲得し、チームに貢献。JFL3年目の09年は、過去最高成績となる2位という大躍進の原動力となり、さらにはJFLベストイレブンも獲得。

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正直、横河でのコースケのプレーを見ていると「なぜ植木さんは、コースケと契約しなかったのか…」といつも疑問に思う。これに関しては、確か2007年1月に行われたサポカンでも、どなたかが話題にしていました。あの正確なミドルシュートとロングパスに、広い視野。中盤だけではなく、攻守の要として複数のポジションをこなせる器用さも持ち合わせている。絶対、将来性のある選手だと思っていたのので、なんとも惜しいことをしたと思います。

さて、太田康介くん本人ですが、かつては「教職を目指すかも…」と言っていましたが、やはりプロは彼の憧れであり、「サッカーに集中できる環境で上を目指したい」ともコメントしていた。

そんなこともあり、新しいシーズンに動きがあるか注目していましたが、今年、Jリーグ昇格を目指す、町田ゼルビアへの移籍が決まり、まずは「よかった」と感じた。決して恵まれた環境とは言えませんが、自分が求めていた「集中できる環境」のチームに入れたのだから…

しかし、ここからがコースケの本当の意味でのスタートラインなのかも知れない。新しいチームでまずはレギュラーを獲得し、そして自身の力でチームをJリーグまで導くこと。この両方を達成することこそ、今年の目標というか「最低限のノルマ」ではないだろうか?

正直、昨年は一度もゼルビアを見る機会はなかったが、今年は必ず会場に足を運ぼうと思います。そして、恩師でもある佐野達の前で、「進化した姿」を是非見せてと欲しいとも願います。

余談ですが、私個人的に「石堂和人」がお気に入りの選手でして、コースケと石堂のコンビに激しく期待してしまったりしています。

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