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2009年9月21日 (月)

天皇杯のベストメンバー規定は…

天皇杯1回戦 @栃木市陸上競技場
ヴェルフェたかはら那須 4-3 八戸大学

試合の内容に関しては
よく言えばスリリングで面白い試合。
悪く言えば「なにやってんだか…」という試合でした(笑)

Img_3519

で、今日の本題はこちらになります
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

天皇杯のベストメンバー問題が盛り上がる昨今ですが
今日の試合のヴェルフェの監督、選手のコメントを聞く限り
ベストメンバー規定は「あっていいもの」だと強く感じられました。

ヴェルフェの神山監督は次戦となる京都戦について
「思い出作りではない」とまずは切り出して
「ベストメンバーの京都でも特別なことはせず、普段どおりで対戦したい」とコメント。
さらにどの選手からも「自分たちの何が通用して、何が通用しないのかを知る絶好の舞台。さらにプロの実力も肌で感じたい」と語るなど
ベストメンバー規定が出来たことが
選手のモチベーション向上に役立っていることが強く感じられた。

確かにJクラブ側から見れば、主力選手には出来る限り休みを与えたい
さらには出場機会の少ない選手にチャンスを与えてやりたいと思うはず。

だが、普段Jクラブと戦う機会がない学生や、社会人にとっては
夢のような対戦であり、貴重な経験となるのである。

ベストメンバー問題自体はJクラブにとってはやっかいな問題だが
JFLや社会人、学生からみれば、
実はとてもありがたい規定なのかも知れない。

ベストメンバー規定を「けしからん!そんな規定は考え直せ!」というのは
アマチュアチームに「トップレベルを知る大事な機会」を
奪ってしまうことに繋がらないだろうか?

自分たちのチームの都合で天皇杯のベストメンバー問題に
一言文句を付けるのは実は「エゴ」なのではないだろうか?

天皇杯は日本で一番権威のあるカップ戦。
そしてACL出場権が懸かる大事な大会。

しかしそれ以上に、地方のファンにJクラブの試合を見せる貴重な機会であり
社会人や学生に「夢対決」の機会を与えるとても大事な大会でもあるのです。

そのことを、改めて考え直して見てみると
天皇杯のおもしろさはさらに深まると思うのですが…

そう思えるほど、今日のヴェルフェの選手のコメントはピュアなものだった。

そして最後に、今日の勝利と次の京都戦に対して
興味深いコメントを残してくれた選手がいたのでそれをお伝えします。

「自分たちはチーム(栃木SC)から契約を切られ、行くところが無いときに(矢板SC→現ヴェルフェたかはらが)僕たちを受け入れてくれた。しかし、自分たちが加入したことにより、試合に出られなくなった選手、そしてチームを去った選手がいたことが、心苦しいことでもあった。だがこうやって全国の舞台で初勝利をあげ、次にJリーグ(J1/京都)と戦うことで、これまで矢板SCに関わってきたみんなに、やっと恩返しができたと思っています…」

Img_3415

これは3点目を決めた種倉寛選手のコメント。
控えめで、常に人のことを思いやる彼らしいコメントに心を打たれました。

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次の戦いへの興奮だけではなく、これまでの先人たちへの「感謝の気持ち」を忘れない
種倉選手の心遣いはまさに「フェアプレー精神」の鏡なのではないでしょうか?

次の京都戦、ヴェルフェにとって未知への挑戦でもあり
新しいステージへの第一歩となることを願って止みません。

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