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2008年10月17日 (金)

まもなく始まる第44回 全国社会人サッカー選手権大会

土曜日から遂に始まる第44回 全国社会人サッカー選手権大会
とりあえず、組み合わせはこんな感じになっております
↓ ↓ ↓ ↓
1

 これまで、一般社会人にとって「罰ゲーム」と言われたこの大会も、優勝(もしくは準優勝)チームに地域決勝大会への出場権が与えられる事になっており、今年も各地域で「出場権」を逃したチームにとっての、ラストチャンス場として熾烈な戦いが予想されるこの大会。
※場合によっては3位チームの出場もある

 昨年の全社は、関西リーグで2位に終わったMi-oびわこKUSATSUが、あれよあれよという間に勝ち上がり、優勝を飾ってこの大会で得た勢い、自信をそのまま地域決勝に持ち込んで、JFL昇格までさらってしまったのだった。5連戦という、常識を越えた「極限の中」で戦うこととなるこの全社。厳しい戦いで、負けてしまえばもう、おしまいという一発勝負の大会故に、勢いさえつけば一気に上昇気流にのれてしまうのかもしれない。

 さて、今大会に出場するチームの中で、すでに地域決勝の出場権を得ているチームを紹介しよう。

ノルブリッツ北海道(北海道1位)
FC町田ゼルビア(関東1位)
AC長野パルセイロ(北信越1位)
静岡FC(東海1位)
バンディオンセ加古川(関西1位)
沖縄かりゆしSC(九州1位)
V・ファーレン長崎(九州2位)

日立栃木ウーヴァ(関東2位)※補充枠1で事実上出場権を獲得
矢崎バレンテ(東海2位)※補充枠2で事実上出場権を獲得

と言う感じになっており、これらのチームは必ずしも、優勝する必要もなく、地域決勝大会に向けての「腕試し」「場ならし」という感じになっていくだろう。特にゼルビアですが、酒井良はチームの柱であるので出場しそうだが、果たして山口貴之は出てくるのやら…

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しかしその反面、この大会で何が何でも出場権を獲得したいのが

ホンダロック(九州3位)
NECトーキン(東北2位)
JAPANサッカーカレッジ(北信越2位)
松本山雅FC(北信越4位)
tonan前橋(関東・群馬1部)
の5クラブであろう。

 正直、毎年あれだけメンツを揃えても全社どころか、関東リーグにあがれていない某ゼブラ軍は、誠に申し訳ありませんが今年も無理では?と思われます。ただ、それ以外の4チームを目に移すと、地域カテゴリーでは知られた名前のチームばかりであり、どれもJFL昇格を明確に目標としているチームであり、本命を予想するのは難しいと言えるだろう。

さて、1回戦の注目カードを挙げるとすると、

バンディオンセ加古川(関西) vs  ホンダロック(九州)
AC長野パルセイロ(北信越) vs  矢崎バレンテ(東海)
V・ファーレン長崎(九州) vs  静岡FC(東海)
tonan前橋(関東) vs  沖縄かりゆしSC(九州)

の4カードが私的にはおすすめ。

ただ、上記でも書いた加古川、静岡、長崎、かりゆしはすでに出場権を得ているため、決して無理にガチンコ勝負をしてこないのでは?とも考えられる。しかし、ロック、tonanは是が非でも勝利が必要であるから、「番狂わせ」も十分に考えられる。また1回戦の中で1番注目というか、不気味なカードがAC長野パルセイロ(北信越) vs  矢崎バレンテ(東海)だろう。ともに出場権を得てはいるが、昨年も出場権がありながらも「空気を読まず」、決勝に進出した矢崎バレンテ。突出した選手こそいないが、静岡のチームらしく「繋ぐ意識」が徹底され、好印象を与えるチームである。

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 対するパルセイロも出場権を得ているものの、監督であるバドゥは「この大会も優勝を狙う」と高らかに宣言している。地域決勝を睨みながらも、「プレ地域決勝」と位置づけ、本気の勝負を挑んでくることが予想される。また、この矢崎に勝てなければ、パルセイロは地域決勝で勝つレベルのチームではない!というレッテルを張られてしまうだろう。

 これは矢崎をけなしているのではなく、その確かな実力があるからこそ、パルセイロは「矢崎越え」を実現することで、北信越のレベルを立証する義務がある。無駄に熱い北信越のレッテルを剥がすことが出来るのか、それとも評判通りの高いパフォーマンスで矢崎がパルセイロを下すのか?地域決勝を睨む中で、今大会一番の注目カードがこの試合であろう。そしてこの試合、「7番対決」にも注目したい。矢崎の萩田、パルセイロの土橋。どちらの「7番」が輝きを見せるだろうか?

 また、上記以外の1回戦注目カードをもう一つあげると、クラブ・ドラゴンズ(関東) vs  滋賀FC(関西)の試合もプッシュしたい。クラブ・ドラゴンズと言えば、ご存じの通り、流通経済大学の3軍である。しかし、3軍といえどもそのレベルの高さは折り紙付き。そしてこの大学生に対するは、「滋賀県からJを目指す」滋賀FCだ。同じ滋賀県にはSAGAWAとMi-oというJFLチームが存在するが、こちらも負けじと高い目標を設定している。正直、滋賀FCの上位進出はまだ厳しいと言えるが、将来のためにこの大会でどこまでやれるか非常に楽しみである。

 最後にこの大会で勝ち抜きそうなチームを予想したい。
こんなことを書くと、いろいろ言われてしまいそうですが、北信越の松本山雅FCを優勝候補に挙げてみたい。

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 今年の北信越リーグでは4位に終わった山雅。しかし、4位という順位が確定したあとの山雅は、もしかすると北信越リーグで一番強いチームに変貌したかもしれない。不安定だった守備もGK原、CBの矢畑、三本菅を中心とした守りは後半のリーグ戦で随一になったと感じる。そして先日の天皇杯で見せた凄まじい気迫。諦めない心。吉澤監督のもと、新チームとして船出した山雅だが、序盤のつまずきで、チームは一度方向性を完全に見失うのだった。

 

最初の信州ダービーはスコアレスドローであったが、内容ではパルセイロに完敗を喫していた。しかし、順位を決まって後がなくなってしまってから、チームはスッキリと気持ちが切り替えることに成功したのだった。後半4節の試合や、天皇杯で見せた試合を見れば、今年の補強は決して間違えではなかったと言えるはず。そして選手自身も、リーグでの不甲斐ない戦いを反省し、全力でこの大会に気持ちを高めている。

 さて、先日の天皇杯では、湘南を破ったことで一躍脚光をあびたが、選手は誰一人浮かれてはいなかった。誰もが「僕たちの目標は来週の全社なんです」とキッパリト発言していた。あのときの選手達の目を見ると、どうしても山雅を優勝候補にあげたくなる。

正直、こんな予想をしてしまった大丈夫か?(笑)と思うのだが、まあ、当たるも八卦、当たらぬも八卦、そして勝負は時の運なので、あまり信用(本気に)しないでくださいね…

とにかく、楽しみなカードが目白押しの全国社会人サッカー大会
興味があるかたは、ぜひ新潟に足を運んでみてください!

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